他の島にも行ってみる

黒島編

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黒島5日目

鳩間島編

鳩間島上陸・1日目

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西表島上陸・1日目

西表島2日目(2ページ)

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新城島編

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黒島2日目

石垣島到着・帰還編・編集後記

特別編

ラダマイス『八重山の花と私』特集

八重山編ベストショット特集

冥界三巨頭+α八重山紀行

『鳩間島4日目』

延々続くマイス南国遊戯。
さあ今日は鳩間4日目だ。

☆編集疲れでそのままお眠したラダマイス。
一夜明けた現在、こんな状態に。


…抱き着いたままです。

困惑気味のAPラダ。

APラダ『ちょvvvおまvv、オレは抱き枕ちゃうぞ』
ラダマイス『ZZZ…』
一向に起きる気配無し。


『おい、こら、いい加減起きろ』
が、寝覚めの悪いこいつが起きる気配は無い。

そこに、

そろそろ起きろとチビラダのモーニングコール。
APラダ『…ちょ、ちょっと待て…!』

どんな寝覚めの悪い人もこれ一発でバッチリ、
黒島ボンバー。

APラダ『待てチビ、早まるな、オレはもう起きてる』
ラダマイス『ZZZ…』
APラダ、絶体絶命の危機。

そして、

連中には付き合い切れないと朝のお散歩に出るチビ。


朝日が清々しいぞ。
ミーノスは即退去したが。


通りをてくてくと歩いていると、


鳩間名物ペイント浮き球が。
折角なのでミルク様浮き球と記念撮影。
ちなみにミルク様とは内地で言うところの弥勒様。
波照間島のミルク神を初めとして、
八重山には独特の弥勒信仰があるのだ。

蘊蓄はさておき、宿に残った大ラダ共は…、

黒島ボンバーの直撃を受けて死んでいる。
『………』
APラダ、飛んだとばっちりだ。

朝から散々な目に遭ったラダマイス。

朝は天気が良いが最近雨ばかり続くので
このまま出かけようか大人しくここで編集していようか
悩んでいる。
『………』

一方、とばっちりを食ったAPラダだが、

『浜で貝殻を拾って来てやったぞ』
黒島袋を叩き付けられてもチビ思い。

が、

可愛い巻貝が無いと速攻クレーム。
似たような貝ばかりだと訴える。
APラダ『良い貝は大体ヤドカリの住処なんだ。我慢しろ』
先住民を追い出す容赦のなさはこいつには無いようだ。

何とか納得したようだが、

APラダ『おい、鳩間島の貝殻を黒島の袋に入れるんじゃねえ』
つうか、もう入らないぞ。

一方ミ様ですが、

『どうせ雨が降るのだし私は一日こうしておきますよ』
ゴロゴロ宣言。

ゴロゴロついでにこんなものを並べてみた。

『まあ』
沖縄南国フルーツ大集合。

さて、出かけるかどうか悩んでいたラダマイスだが…、

天気が良いのだし出かけることにした。
妙な脱力感を覚えさせる歩き方だ。でも可愛い。


港脇をどんどん歩くと…、

こんなものが、

記念碑のようだ。


『戦死者、マラリア死亡者慰霊碑』


太平洋戦争末期、鳩間島の住人は西表島に強制的に疎開させられたが、
疎開先では食料の欠乏やマラリアも流行し、
結果多くの人が命を落とした、と記されていた。
同様に西表島の南風見田の浜にも
波照間からの疎開者の多くがマラリアに罹患して
命を落としたことを悼む石碑がある。


今や南国のパラダイスとして持てはやされる沖縄だが、
太平洋戦争中は米軍本土上陸の最前線で戦場であったこと、
そして今なお米軍の軍事施設の大半が沖縄にあることを
留意しておいて欲しい。


しんみりして港を去る。

島一周道路を行くアイコさん。


ガジュマル遊戯はもう良いや。
それで良いのかキジムナー。


今日も島仲の浜へ。


海を見るアイコさん。
カノンのようにそうそうはしゃいだりしない。


その視線は、何かを探している。

そして、

『ここで良いやー』
適当なアダンの木に腰掛ける。

で、

ゴロゴロ。
海を臨むアダンの木はアイコ格好の昼寝場所なのだ。

…が、

『………』
何か風の匂いと雲の行方が気になるようだ。


『ちぇ、雨雲が近付いて来た。帰ろ』
黒島にいた時は雨雲は西表に集中していたのだが、
ここ鳩間ではその西表の雨雲が度々やって来るのだ。


予測通り雲行きはどんどんあやしくなる。

で、


アイコの予測通り正午前から雨。

結局宿に缶詰だ。

仕方が無い、編集でもするか。
これの他にやることも無い。

小腹が空いたので、

貰い物の黒糖クッキーを齧るチビ。

それにしてもひたすら雨だ。

実は管理人、取り敢えずは泳ごうと思って水着を着ていたのだが、
浜でアイコを撮影した後、雲行きが怪しくなって宿へ引き返したのだ。


何と、泳がない日がやって来るとは。
『むうう…』

仕方が無いので、

飲んだくれる。

ミ様、

『ほーら、私の言った通りでしょう?』

毎日編集ばかりじゃやってられない。

疲れたのでチビとお昼寝だ。

そう言えばAPラダですが…、

何と、チビにこんなものを買って来てました。

『ほらチビ、鳩間島土産だぞ』
星砂入りの小さなボトル。


貝殻を拾って来てやったり土産を買ってやったり、
本当にチビ思いだ。

…が、

瓶なので拾って来た貝殻が入らないとごねる。
APラダ『………』
折角買って来てやったのに、ナメた野郎だ。

それはそうとサガマイス、

『………』

一人次の行き先と宿探し。

『皆、次の宿は一体どうする気なのだ…?』
『安宿沖縄』の冊子が涙を誘う。

そうこうしている内に、

雨が止みました。
それにしても昼の泳ぎたい時間に降られるのは苦痛。

漸く晴れ間も見えた辺りでサガマイス、
安栄観光の代理店へ帰りの船のチケットを買いに繰り出す。


これがバンガローから結構あるのよ。

実行委員、おかんむり。

『黒島の時からそうだが、皆呑気すぎるぞ』
いいえ、旅行開始前からです。

それにしても…、

代理店のある売店は、何処だ?
しかも嫌と言う程蚊に刺されるし。


赤煉瓦に見とれるサガマイス。
こいつも鳩間時間と言うか鳩間島の空気に飲まれている。

で、安栄の代理店に辿り着いたのですが、
明日発なら貨客船は八重観も出していると言われ、
そうかそうかと尻尾を巻いて宿に戻る。
無駄足。


正直、この段階で鳩間を去るかどうか悩んでいたわけですよ。
次は与那国へ行きたいのだが、船が週二日しかないので
スケジュールを合わせるのが大変なのだ。
次の与那国行きが出るまでここに滞在し続けるのもあれだし…。

そして弟の衝撃告白、

カノン『はははサガよ、チケットは乗船時でも買えるのだぞ?』
サガ『カノン貴様、何故それを先言わん!?』
無駄足だし、蚊にも沢山刺されちゃったじゃないか。

悶々としている内に日が暮れて来た。

日没の図。


お昼寝から目覚めて夕日を眺めるラダマイス。


晴れている日の日没も良いけど、
雲の多い日没も良いです。
港の波が静かでとても幻想的でした。


きれいな景色に遭遇すると…(以下略)


綺麗な風景は誰にでも撮れるけど、
やはりそこに自分しか撮れないものを配置したくなるんですよね。
それがWSTトラベルの意義でしょうか。


以上、日没と私遊戯でした。

一方、

小腹の減ったAPラダ。
『ああ〜、なんか腹減ったな』

で、貰い物の黒糖クッキーにありつこうと思ったら、

『のおッ!空じゃねえか!』

犯人は…、

げっぷ。
『こら!チビ!全部喰いやがって!!!!』
何か踏んだり蹴ったりだ、APラダ。

さてお宿の方ですが、
昨日はたった3人だった筈の宿泊客が、今日は何と20人以上の大所帯に。
恐らくバーゲンフェアの時期だからこんなに人が増えたのではないかとのこと。

連泊していると様々なお客さん達が出入りして、様々な人と知り合えます。

で、構成メンバーがそうであるのか話は結構恐い話に転んでしまい、
2005年に起きた西表-新城間のシーカヤックでの遭難事故の話、
そして与那国島の恐い話に…。

与那国島は伝説や神話が多く、いずれの話もオチが暗いらしい。
また、行方不明者も多く絶対に入ってはならない領域があるとか。
で、与那国に渡航する予定の私はそれが何処か突っ込んで聞いてみたのですが、
その人も又聞きらしく詳細は覚えていないとのこと。
無駄にビビらせおって…。
ともあれ、ビビっていたってしょうがない。
この目で実際どうなのかを確かめなくては。

で、夜中は皆でヤシガニを見に島の縦断道を繰り出しました。
鳩間にはハブがいないので夜中草むらをうろうろしても大丈夫なのです。
ヤシガニの図。
ちなみにヤシガニは夜中アダンの熟した実を食べているようで、
夜中アダンの木の下でガサガサ聞こえたら、
そこにはヤシガニがいるようです。


去年はわんさといた筈なのに、今年はあまり見ないとのこと。
なので、一匹目が現れた時は皆大歓声でした。


赤っぽいヤシガニ発見。


何と卵を抱えていました。

ここにも。

結構小さい。

ヤシガニは珍味として食されていますが、
乱獲の為か数が激減して絶滅を危惧されているようで、
未成熟のヤシガニは捕獲が禁止されているようです。

ヤシガニツアーの後はもうお眠の時間だ。

今日も一日ご苦労様でした。

泳げる日は来るのか?次は鳩間生活5日目だ。