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ラダマイス『八重山の花と私』特集

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『新城島3日目』

翌日、私以外の観光客の方は全員帰ることに。
ところがこの日、近海で突然台風12号が発生。
船が来る来ないの騒ぎになったようですが、
どうにか来てくれました。

一方の私は世間は三連休に入っており他の宿で弾かれるのもイヤなので、
連休の間はここでやり過ごそうと決意。
それが後々エラいこととなるのだが…。

取り敢えず、お見送りです。

こんなん持って見送り出来る訳ないので当然見送り後だが。
それにしても安栄の船員さん、接岸がもの凄く上手かった。
昨日はもっと手こずっていたぞ。


台風が発生したため、徐々に風は強くなる。
今日だってやっとなのだ。
明日船が来る保証は無い。


『…で、管理人はどないするねん』
いや、連休の間はここでやり過ごそうかと。
最悪、台風もここでやり過ごそうかと…。


『ふーん…』
後々この判断がエラい結果を招くこととなる。


取り敢えず港を後にする。


風も強いので宿へと戻る。

…とそこに、

お、郵便ポスト。
人が殆どいない離島からでも思いを乗せて行くのだ。
民営化した後も是非とも残っていてもらいたいものである。

で、宿に戻る。

宿には現在私一人。
しかし、夜からまた一人女性の方が来られると。
こんなに風が強くなっているのになあ。
折しもオジイは買い出しで石垣に出ているので、宿には私とオバアの二人。

で、オバアも話し相手に退屈していたのか、
私にエラいことを聞かせてくれました。
何故南のジャングルに一人で入ってはならないのかについて…。
台風が近付いて不安になっている時にこの話は怖すぎる。
恐い話大好きの管理人だが、シャレにならんかったとです。
若い女をビビらせるのが好きなようだ、オバア。

気を取り直し、昨日拾った貝でシャコ貝遊戯。

シャコシャコ。
確かにエロスだ。

ご満悦。


デタラメに拾った貝だが、何とマイスのベッドにぴったり。
しかし、むちゃくちゃ重い…。
自然の造形物なんでね。


それと無しに羨ましがるAPラダ。

そして、

『チビラダ貝殻遊戯』
宿に自分一人なのでやりたい放題。
ただ、貝殻と言うのもあまり無く、どちらかと言えば削れた石やガラスの破片が主流。


『これなんか踵の角質取るのに良いんじゃないのか?』
最早軽石状態の珊瑚の骨を指し示すAPラダ。
しかしチビは興味が無いのでノーサンキュー。

で、宿でゴロゴロも退屈なので、海へ行くことに。

台風が接近しているので風はかなり強くなっている。


チビラダと木の実。

早速拾おうにも、

強風で飛ばされた。


お、チビチビヤドカリ発見!

捕まえようにも、

また飛ばされた。

それどころか、

余りの風の強さに、何処までも延々転がり続ける。

親ラダ、大笑い。

ラダマイス『お前、笑ってないで助けろよ』

なので、

親ラダキャーッチ。


『…風も強いしもう帰るか』
泳ぐどころじゃありません。
つうか、あんな話怖い聞いたらもう泳げんし!

写真では全く判りませんが、

空を見上げたらば雲がもの凄い早さで流れている。

で、

また宿に戻って貝殻遊び。
イボイボの貝は気に喰わないのか避けてある。
チビだけにチビ貝好き。
一方のラダマイスはベッドで酒を飲んでまったり。


『チッ!こうも風が強いと泳げんな…』
カノマイスも枕でゴロゴロ。


『………』
今後の台風の進路が気になるサガマイス。


情報を知る手立ては殆ど無いので、
夜のNHKニュース以外殆ど判らないのが実情だ。

悩んでいても仕方が無いので、

港脇の展望台に行ってみる。


風はむちゃくちゃ強いが、見晴らしは最高だ。


『上地港と私』


愚弟も一緒。
『フ、あんな愚かな兄と一緒にされては困る』


台風の直前の夕日と言うのは予感がそうさせるのか、
結構荘厳です。


髪の流れが風を表している。


異様な早さで雲は流れる。

色々不安もありますが…、

取り敢えずツーショット。

………、

ラダ『もしかしたら、これが人生最後の夕日になるかもしれんな』
サガ『冗談はよせ…』
やっぱり不安だ。

アイコマイス、

(こいつら、いちいち考えることが暗いよなー)
だから気が合うのか?
それをブラックユーモアと受け止めるかどうか。

高見台からの帰り道、

山羊が繋がれていました。


親子で繋がれていたらしく、
父、母、子とそれぞれの木に縛られていました。


『シュラ…、お前達親子揃って…』


このシュラ一家ですが、台風が過ぎた後、子山羊が姿を消していました。
一体何処に…。

そうして就寝の時間だ。

『明日はどうなることやら』
全くです。

いよいよ強くなる風。
どうなる!?WSTトラベル?