『横浜・ホテル遊戯編-夜の章-』
人形の家を後にした管理人としぇぱ様。
そこで、重篤な問題が浮上した。
何と、まだ宿泊先を決めておらんかったのだ…。
沖縄編からの悪い慣例で、宿泊先をなかなか決めないのだ。
つうか、泊まる予定があるなら最初っから予約して東京に来いDAWN。
で、宿の相場だが東京近郊は宿泊料が結構高いらしい。
で、横浜でもこの界隈になるとアクセスがやや不便なので結構安くなる。
ここに来た以上、この界隈で探さねば。
で、どうにか決めた後、そのホテルに向かったらば何と人形の家のすぐ近く。
ごめんなさいしぇぱ様、夜勤明けで疲れているところを更に歩かせてしまって…。
飛び込みですがフロントの計らいで何と海側の部屋を用意してもらいました。
しかもダブルのベッドだ!
しかも眺めは良いぞ!
これで素泊まり6000円は安い!得したぜ!
久しぶりのまともな宿に満足するミーノス様。
まあ、首都圏なので酷い宿に泊まることは無いだろうと思うが。
窓からは氷川丸、みなとみらい、レインボーブリッジが一望できる。
これで6000円は…て、しつこい。
夜景に見とれるラダマイスに寄添うも…、
躱して恒例のアメニティーチェックだ。
『お茶、良し!』
『歯ブラシ!良し!』
でもひげ剃りが2セットだ。
うう、臑毛が濃いのがバレてるのかな…。
バスはユニットだ。
『うむ』
で、気持ちの悪いメイドも登場。
『…やっと着きましたわ』
キャラもすっかり気持ち悪くなっている。
今日はあんまり出番の無かったこの人も。
何気にマント着用です。
ネタで出て来た人なのにすっかりレギュラーだよ。
この後、ネタ遊戯と行きたかったのですが、
生憎しぇぱ様のカメラの電池が切れてしまい、
そのままお戻りになることに。
うう、家に戻ってゆっくりお休み下さい…。
その後、パラ銀で買った本を早速読む。
某同人誌に衝撃を受けるサガ。
サガ『まさか…、私がこんな姿で…』
カノン『うはははは!それはズバリお前の正体だ!サガ!』
一方、
パラ銀で貰ったお菓子を幸せそうに抱えるチビ。
眺望絶佳と聞けば必ず出て来るのが彼。
ベランダに出て来たカノン。
カノン『…遂にオレの出番か…』
誰も呼んでません。
氷川丸に向かって叫ぶ。
カノン『神だ!!このカノンが大地と海の神になるのだ!!』
東京湾に向かって叫ぶ。
カノン『アテナとポセイドンとハデスに代わり、世界の全てを支配してやる!』
スケールはもの凄く大きい。
でも意外に現実的。
カノン『将来は六本木ヒルズのマンションを買ってやるぞーッ!!!!!』
そう言えば大阪府知事選落選したなカノン。
元から立候補すらしてないが。
そして、レインボーブリッジに向かって叫ぶ。
カノン『うはははははッー!!!!!!見ておれ、サガよ!
お前など、オレ専属のメイドにしてやるーッ!!!!貴様は生涯ウチの便所掃除をするのだ!』
どんどんスケールが小さくなる。
………。
カノン『…寒!』
写真では全く分からないが、海からあり得ないぐらい冷たい風が吹き付けているのだ。
ダイヤモンドダストぐらいの威力は、ある。
ともあれ、これを聞いていたサガは屋外に閉め出してやりたいと思ったことだろう。
遅ればせながらアイコ、
アイコ『…ん、まあまあ良い部屋じゃん』
この男は部屋のグレードにあんまり関心はない。
夜景とアイコ。
『綺麗だけどさっむいなー』
高いところは好きだが叫ぶ習慣は無い。
早々に引っ込んだ後は、夜景とシスターカノン。
『………』
それは最早カノンの性。
シスターカノン『神だ!!このカノンが大地と海の神となるのだ!!』
シスターカノン『この私が神々に成り代わって宇宙の全てを支配する!
全てのものが私に跪くのだ!!!!!!!』
何気にスケールがでかい。
将来的には六本木ヒルズに住みたいシスターカノン。
シスターカノン『…寒いな』
サガ『お前の行動がか??』
またも出し抜かれたサガ。
しぇぱ様がマイスを置いて行って下さったのでコラボ遊戯です。
西のアイコと東のアイコ。
一体どこが違うのか。それは多分イントネーション。
ベッドを陣取って二人でゴロゴロ。
西アイコ『ええ?新幹線って、大阪止まらないのか?』
一体何の話をしとるんだ。
東アイコ『止まるのは新大阪だ。関西在住なのに知らんのか兄弟』
何故かブラザーで呼び合う二人。
一方、WST専属メイドは、
イベントが終了したので普段着にお着替えだ。
APラダ『こんな気色の悪い服、着てられるか!』
でもとても似合ってましたよ。
脱いだら脱いだで、
アイコ『…??お前、誰??』
APラダ『何だと…?』
既にメイドでアイデンティティが成り立ってしまった悲哀。
APラダ『オレは貴様等と同じ巨頭のラダマンティスだ!』
アイコ『ええー?そんな人いたかなー??』
それは素なのかイジメなのか?
後ろで訝しげな様子の東のアイコも、
東アイコ『構うな兄弟。この辺りは変なのが多いからな』
西アイコ『…いや、大阪の方が断然浮浪者多いよ』
これに怒り爆発。
APラダ『オレは浮浪者かーッ!!!!!』
素でイジメ発言、その属性はドSのアイコ。
それどころか…、
東ラダ『…誰だっけ?お前??』
APラダ『お前までか!』
メイド服やめろと散々言ってただろう。
その上チビにまで。
東ラダ『近付くな、怪しい男だ』
身なりは大して変わらんだろ。
APラダ『チビ、お前まで…』
素でどんどんイジメの構図に追いやられて行くラダ。
その属性は勿論ドM。
これはもしや、東西最強ドM決定戦なのかもしれない。
で、東のラダとチビラダ、感動の対面です。
抱き着くチビ。
東ラダ『暫くだったなチビ、良い子にしてたか?』
お土産は何か無いのか聞いて来るチビ。
東ラダ『…土産だと?そんなものは特にないぞ?』
そう聞いた途端、
興味が失せて去ってしまった。
東ラダ『なッ!?』
こっから先は夜景遊戯だ!
『…全く、呑まずにやってられません』
ホテル遊戯の醍醐味の一つ。
ミーノス、夜景遊戯。
夜景をバックに優雅だ。
こう言う光源も似合う。
夜景と言えばこいつ、
WST切ってのドM、APラダだ。
『何つう紹介だ貴様』
夜景と私。
今回はテーブルが無いのでウイスキーはありません。
良く見ると凛々しい。
『普段良く見てないのか貴様』
角度によっては間抜けさ倍増。
一粒で二度美味しい男。
で、室内の照明を切って夜景に改めて見とれる二人。
今まで泊まった宿で一番絶景なんじゃと思う。
『………』
本当にムード重視だからな。
ラダマイス『もう、好きやな…』
サガ『好きなのだから仕方が無い』
そのまま寄添う二人。
更に夜は更けて行く。