WSTマイス台湾紀行

出国編

高雄行きの飛行機は午後11時15分発だったが、国際線に乗ろうと思うと原則二時間前集合になる。
逆算すると午前7時には家を出ないといけないのだが、朝の通勤ラッシュをスーツケース持ちで移動するのは少しよろしくないと思った。
昔、旅行カバン持ちで御堂筋線のラッシュに乗ったことがあるが、あまりの混雑に解消するまで30分ぐらいベンチでやり過ごしたことがある。

ともあれ、、少し高いが高速バスを利用することにした。
高速バスは朝7時台ならば二条駅発で四条大宮経由の便がある。

今の住処は西院なので嵐電で四条大宮まで向かう。
四条大宮に住んでいた時代はリムジンバス使わなかったなとしみじみ。

リムジンバスは全席予約制だった

で、マクド前のロータリーに着いたは良いがここで衝撃の事実を知る。
リムジンバスは全席指定の要予約。
念のため昨夜リムジンバスのサイトを探したが、予約なんて記述なかったぞ。
そこのファミマへ走ってサクッと予約してくれば良いのだが、そんなことをしている内に乗り過ごすような気がする。
最悪、京都から関空特急に乗れば良いやと構えていたので、そのまま待ち続けた。
程なくしてバスがやって来たが、やはり予約優先。私とサラリーマン思しきオッサンが予約なしだったが、指定のエリアに座れと言われて事なきを得た。
満席の場合乗れない場合もあるので予約はあるに越したことはない。

その後、京都駅でインド人が大勢乗って来た。そして、チケットなしはここで現金払い。
京都駅を出た後は関空まで爆睡できるかと思っていたが、近くに座っていた女の子の甲高い笑い声でたびたび起こされていた。


寝ぼけ頭で関空に到着。

国際線カウンターが込み合って、チェックインカウンターが見つけられない

ああそう、どうでも良いわ(クリックで次項へ移動)

バスから降りればすぐ国際線チェックインカウンターだが、物凄い人だかり。
ボケっとしているとカートに轢かれかける。
そして、今回搭乗するタイガー・エアのカウンターがどこかわからない。
そう言うものは大体入ってすぐの電光掲示板にあるのだが、その前にできた人だかりが嫌で避けてしまったのだ。
インフォメーションカウンターで聞けば良いものの、それすら考えられずすぐ見つかるだろうとそのまま人だかりの4Fを彷徨った。

辺りはコミケ並の人だかりで、その全てがスーツケース持ちなのであちこちで人の流れの詰まりが発生していた。
あっちこっちにぶつけ、そしてぶつけられ、這う這うの体で保安検査場近くの係員に聞いた。
最初っからそうしろよ。これで10分はロスしている。

やっと見つけたタイガー・エアのカウンターは結構な人の列。
そう、タイガー・エアはwebチェックインと言うものが存在しないので、新規予約だろうが何だろうがみんな仲良く並ぶのだ。
その上カウンターは二つしか空いておらず、その一つが手間取ると結構な時間になった。
やっと順番が来たと思ったら、今度はうっかりiPadを入れっぱなしにしていて、「如何なるリチウム電池もスーツケースに入れるな」と抜き出しを命ぜられた。この混雑に何やってんだ。

隣の兄ちゃんも重量オーバーなのか一生懸命中身を抜いていた。どっこいどっこい。

スーツケースから解放された後は保安検査場に向かうまで、朝食とお買い物だ。
朝の五時起きなので胃に何も入らんだろうと牛乳しか飲んでこなかった。

ダイソーで足りないものを買い足し、日差しが強かろうとサングラスを新たに買い、海外用のwi-fiを借りに行ったらまあ結構な時間。

出国審査編

どうでも良いっす(クリックで次項へ移動)

保安検査を受けてから食べればいいやと保安検査場に入った。
そして次は出国審査。日本人ゲートとその他ゲートに分かれている。日本人ゲートの有人カウンターの脇に、無人ゲートが設置されていた。
おお、これはオーストラリアで見た、パスポートをスキャンして顔写真撮るやつかと喜んでやったが、「指紋認証しろ」だの「登録されていない」だの機械に言われ、敢え無く有人カウンター送りとなった。
後で知ったが、登録しないと使えないのだそうな。見たところ使っている人間は皆無だった。

出国審査が終了したところでモーニングにすれば良いのだが、ボーディングの時間が近づいていたのでゲート近くで買えば良いやと搭乗ゲートへと向かった。
思えばこれが間違いだった。最初からマクドかローソンで買っておけばよかった。

今回の搭乗口もトラムを利用する場所だったが、ゲート近くの売店はえげつない混雑で長蛇の列だった。考えていることは皆同じ。
選択肢がなくなると言うことは込み合うと言うことも想定せねばならない。その上、これと思うものはすべて売り切れ。
今回は機内食なしのプランだったので適当なものを持って覚悟して並んだ。勿論、機内で買うと言う選択肢はない。三列シート窓際、通じるかわからない英語でしゃべる気力はない。
どんなに待たされても最悪、ファイナルコールまでに間に合えば良いと思っていたが、向かってみたら優先登場が終わった直後ぐらいで、一般搭乗開始だった。

ともあれ、そのまま恙なく搭乗して恙なく離陸。

しばらくの間さようなら日本の地。

そして、サンドイッチを食べて水を飲んだらそのまま爆睡。
途中、飛行機が揺れた気もするがまた爆睡。途中、自分のいびきで目が覚める始末。

えらい揺れるなと思ったら着陸態勢。

こんにちは高雄の地。はじめまして。

………
いや、えらい市街地と民家近いやん。
これは伊丹空港以来の衝撃だ。

ともあれ無事着陸。

ナイスランディング。

回転寿司おっとその前に入国審査だ。

入国の方はこちら。
だが、入国審査その前にトイレで用を足し、気温が高いのでババシャツを脱ぎ、暢気に化粧直しをしていた。

入国審査編

大変でしたね。読んでないけど(クリックで次項へ移動)。

そんな感じでダラダラ過ごした結果、入国審査カウンターはほぼ終い掛けに。
慌ててカウンターへ向かうも、入国カードがないので追い返される。
多分、機内で配られていた筈だが爆睡していたので省かれたのだろう。

カウンターで書くも、オーストラリアみたいに書き方の手引きはない。
大体、住所と名前とパスポート番号を書く。そして、宿泊する宿とその所在地を書けとあった。
地球の歩き方を引っ張り出して何とか書いたけど、毎日宿を転々とするのに全部書かねばらないのだろうか…。面倒くさいので一泊目しか書いていない。
流石に宿の住所は…と思ったら、横で見ていた入国審査官の兄ちゃんが、「それは良いから」と言ってくれた。

書き終えた頃には全ての入国カウンターが閉まり、一番端のみとなっていた。
そこには、何やら入国審査官と遣り取りしている親子連れと、同じくだらだらと過ごしてやって来た白人&東洋人のカップル、そして私の順番だった。

親子連れ、えらい長い間話し込んでいる。まるで、知り合いみたいだが相手はレジや店員のおばちゃんではなく入国審査官だ。中国語なので何を言っているのかわからない。
埒が明かないようなので先のカップルの番になった。女性の方はすんなり抜けたが、白人男の方は偉い戸惑っている。
どうやら、指紋認証が上手くいかないみたいで、指を変えて幾度もリトライしていた。
これでみんな手間取っているのか。

そしてようやく私の番になったが、入国審査官の女性、私の顔を見て開口一番、日本語で「どうかしましたか?」。
どうかも何も、入国したいからここに並んでいるのだろう!何のために並んでいると思ったのか。それとも、入国カードを置いて黙って素通りすれば良かったのか。

だがここは異国の地。これは入国管理局の知りうる日本語だったのかもしれない。
これが日本人だったらキレているが、海外の役人相手に日本並みのサービスを期待しても仕方がない。

「Immigration please」と拙い英語で入国カードとパスポートを提出、問題の指紋認証だが、先の白人男ほど手間取ることなく通った。

教訓、中小規模の空港でダラダラしていると入国審査カウンターが閉まり、予想外に時間が掛かることがある。


漸くスーツケースを取りに行くことができたが、既に回転寿司は終了し、所在なさげにコンベアの隣に置いてあった。
ごめんよ寂しい思いをさせて。
それよりも、後二個置いてあった他のお客さんのスーツケースも気になった。忘れられたのか捨てられたのかいまだ入国審査を突破できないでいるのか…。

入国したらまずやるべきミッション編

長文読むのだるい。(クリックで次項へ移動)

漸く台湾への入国を許可された管理人だが、睡眠不足もあってかロビーで暫く放心していた。
これからまず、5つのミッションをこなさねばならない。

ミッション1:鞄の中身とスーツケースを詰め替える。
ミッション2:借りて来たwi-fiの電源を入れて携帯とタブレットに繋ぐ。
ミッション3;日本円を外貨と交換する。
ミッション4:旅行者用のICカードを購入する。
ミッション5:ホテルに向かい、荷物を預ける。

とりあえず、一個ずつ順にこなしてみた。

ミッション1:これって地味に時間が掛かるよね。そんでもってスーツケースしまらない。大型の97Lを持って来ても仕方がないので小旅行用にしたところ、本当のキチキチ状態だった。
ミッション2:携帯のローミング設定は日本でしておかねばならなかったことをここで知る。
ミッション3:幾ら変えるべきか結構悶々とした。多く換金しすぎた場合、日本円への換金のレートが悪いらしい。結局、足りない分はクレジットカード払いにすることにした。
ミッション4:これも幾らチャージして良いかわからず悶々とした。その上、頭が真っ白になって英語喋れない。とりあえず200元と言ったら、「400元からですよ」と言われた。
カートはお洒落なスヌーピー柄と、公共デザインとも言えるダサいイラスト柄と二つ提示されたが、ダサい方を選んだ。

ここまでで空港ミッション終わり。
今度は最終ミッションの美麗島駅にあるホテルに荷物を預けに行くだが、これは高雄MRTで一本なので楽勝だと思った。

が、美麗島駅のアナウンスを聞き過ごし、見事に乗り過ごした。
で、流されたのが新幹線もある左營。

左營と言えば蓮池潭があるので、駅構内のコインロッカーに荷物を預ければ良いかとそのまま蓮池潭行きを結構。
だが、コインロッカーに預けたくとも10元足りない…。
MRTの窓口で100元を換金してもらった。

さあ蓮池潭に行くぞ…。

熱帯なのか高雄は真夏日。そして新左營名物謎の踏切モニュメント。

…おかしいなあ、旅行前に台湾の天気を調べたら、高雄・台南・台北全域で連日雨、高雄に至っては気温19度とか聞いていたのに。
そもそも台湾は雨が多く、4月からは雨期と聞いて鞄と靴と帽子にしこたま防水スプレーを振って来たのに話が違うじゃないか。
ちなみに、防水の方は後日泥濘に足を嵌めた時に見事防水・防汚を任を果たしてくれた。

高雄徘徊編

と、いう訳で蓮池潭に向かうわけだが、地球の歩き方には「左營駅裏のバス停のから赤の51を乗って行けばすぐ着くよ」と書いてあったので件のバス停に向かったところ、「ここから蓮池潭行きが出るよ」と言わんばかりのバス停があった。
すると、それっぽいバスが来たではないか。


慌ててシャッターを切ったので思いっきり斜め。
いいえ違います。カメラがモニターでシャッターを切れるタイプなので、電源入れっぱなしにてお腹でシャッターを切ることがあるのだ。

それで系統もよう確認せんままバスに乗ったが、何だかおかしい。一向に蓮池潭に着く気配がない。バスの路線図も、赤系統全て載っていて自分のバスがどこへ行くのかもわからない。
そんでもって通過するバスの停留所には赤の53と書かれている…。51と53間違えた…。
漸くここで運転手に地球の歩き方を見せて「ここ行きますか?」と聞いたわけだが、苦笑いされた。

そして、「このバスは行かないから次の停留所で道路の反対側に渡って反対方向のバスに乗りな」と中国語で捲し立てられた。何で中国語がわかるのか。ニュアンスとジェスチャーで何となく意味を把握している。言葉は通じなくとも勢いと雰囲気でで通じる類のあれだ。

とりあえず、中国語で対角は「トイメン」と言うことだけは覚えた。
そう言うわけでトイメンに渡ってバスを待つ。
すると、程なくバスはやって来たが何とワゴン車。


またしてもお腹シャッター。

それで大人しく左營駅まで戻れば良いものの、途中赤の51が停まるバス停を発見して降りてしまった。
そしてしばらく51を待ったが、今度はしこたま高校生が乗って来る。
ともあれ、前の方に乗ってから念のため運転手に「蓮池潭へは行くか?」と聞いたが、苦笑いされてしまった。
そして、「次の停留所でトイメンに渡ってそこから乗って」と言われた。
…ああ、反対方向だったのか…。

またしても反対方向に渡り、ベンチもあったのでそこでバスを待った。

ベンチからの景色。

それっぽいバスが来たが、通過していった。ベンチに座っているのに。
次のバスは何時かと調べてみたらなんと17:20分とか書いてある。
蓮池潭は17時で営業終了のようなのだが…。

だが、そうこうしているまたバスがやって来た。
ポールの下に立っているに拘わらず素通り。

そして、三台目のバスはワゴン車でやって来た。私の他にカップルが乗るようで、乗る前にこれであっているかいなと地球の歩き方を見直している内にカップルだけを乗せて走り去った。

三台スルーされて漸く覚えた。日本とは違いバスは停留所に突っ立ってるだけでは停まらないことを。他で乗った時は私以外に客がいたので停まったのだ。
それこそ、タクシーを止める勢いで車道に出て止めねばならない。スクーターに轢かれる覚悟で。

漸く四代目で乗ることができたが、さっきと同じ運転手さんだ…。
くどいようだが聞いてみたら「ああ行くよ」と言う返事。
路線図を見たところ、米国学校の次辺りらしいが、その様な停留所もないまま通過した。
あれ?路線図には書いてあるのに省かれた…???

蓮池潭編-龍虎の塔-

場所は少し違うが、蓮池会館というバス停があったので蓮池は蓮池だろうと下車した。
おかしい…。赤の51であっているのに…。路線図にも書いてあるのに…。何で停まらないというか、停留所が存在しないんだ…。

後はグーグルマップ様にお願いして蓮池潭まで向かった。
グーグルマップ様曰く「ここから8分かかるよ、もうすぐ営業終了だよ」と仰せだが、ここまで来たら行くしかない。

ところでグーグルマップの道路図って、実際歩いてみると歩道がないとこととかままあるんだよな…。
陸橋を使いたいけど何処へ向かうかわからんし…。

そんなこんなで漸く蓮池到着。

見ての通り、こんな広い道路で歩行者用信号機などという気の利いたものはない。
車の流れを見て来ないと判断して渡るしかない。
また、台湾には歩行者優先の概念もない。

そんなこんなで池に到着。
池は広いので沿岸沿いに龍虎の塔へ向かう。

そしてようやく到着。

中に入ってみると中国の神話と思しきレリーフ群があった。

閻魔様のお裁きや牛頭も見えるので地獄絵図なのかもしれない。


よく見たら金髪にジーンズの兄ちゃんがいるではないか。これはもしや「ヤンキー迫害を受ける」の図か?さりげなく西洋文化を駆逐。

ちなみに、営業終了なのは塔内部の方みたいだった。

入れなくもなさそうだが、係員の兄ちゃんがばたばたと閉めて回っている。下手をすれば閉じ込められる可能性大。

そして、ガラガラだからこそ出てくる。

WST童虎、台湾進出。

何故に童虎?中華圏だから。

「じゃったら何で紫龍ももって来んのじゃ」
全くだ。アッペンとか私服もあるのに。こういうことは編集中に気付く。

折角なので虎の前で構える童虎とか撮りたかったが、龍虎の塔の前は写真には写っていないが観光客がたくさんいた。
そして皆熱心龍虎の前で自撮りをしていた。

自撮りだけならまだしも、何とドローンまで飛んでいた。
最初はハエかハチでも集団で飛んでいるのかなと思ったがよく見たらドローンだった。飛ばしているだけだったら良いのだけど空撮だったら何処から撮られるのかわかったものではない。

なので、虎の尻とピンボケ童虎しか撮れない。

「何ともしょぼくれた構図よのう」
大体、自分の撮りたいものは皆の撮りたいものだからだ。これは致し方ない。

そして虎の内部に。

ここならドローンも入っては来れまい。


中には中国の神様と思しきレリーフ軍がいた。


そして祭壇が。
お賽銭コーナーもあったのでお布施をしてきました。日本円で。


通常、龍の口から入り虎の口から出てくると良いとされる。



何ともゆるさのある虎だ。


いや、人いないじゃん今撮れよ!と言われそうだが、実は背後に自撮り待ちが何人か控えているのだ。
私だって自撮りしている人をわざわざ取りたくないので順番に並ぶかタイミングを見ている。

他のスポットにも回ってみよう。

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