WSTマイス in 山陰-山陽鉄道の旅

長門から下関へ移動。
しかし、運賃が2,000円以下だったので18切符は使わず、切符を購入して乗車することにした。

山陰線-下関編

すっかり昼下がり。

電車はひたすら西へと走る。

考えていることは皆一緒なのか、乗客達の間で日本海側は争奪戦となり、競り負けた私は暫くの間反対側のシートで涙を飲んだ。

そして、某駅に付いた時に、駅の広告から何時か見た大橋の海の奇麗な写真が載っていた。
『角島へ行こう』と言った案内広告だったと思う。
その広告を見てちょっと絶句した。
青海島と思い込んでいたが、角島だったのか…。
じゃあふらっと降りて角島見に行こうと思っても駅からほんの数km、おいそれと行ける距離じゃない。


小串駅で乗り換えだが、乗り継ぎの電車が12分ばかり遅れてきた。

電車に揺られること2時間、

やっと着きました下関。


一応、下関が山陰線の終着点。
路線では一駅前の幡生が山陰線の西の果てなのだと言う。

祝、山陰線制覇記念。

『……取りあえず尻いったいわ…』
このやる気の無い顔が心境を表している。
山陰本線は日本最長の営業キロを誇るらしいので無理も無い。

尻と腰の痛みがひいたのか、やっと祝ムード。
祝、山陰線制覇!
上の写真と比較すると無理矢理館が否めない。

下関と私。

西日が眩しい。

例によって移動中に今日のお宿を探しておいた。移動中でもスマホで楽々予約。便利な世の中になったものだ。
だが、あんまりにも予約がいきなりだったのか、確認の電話が掛かって来た。
おおよそ駅に着く時刻を伝えて電話を切る。
しかし、これがちょっとしたトラブルの始まりだった。

折角の下関なので周囲をうろうろしてみる。


下関タワー。

ご当地なめこを買おうかと思ったが、お土産物屋さんは軒並み閉店。駅周辺のコンビニの何処にも売っていなかった。
兵庫・鳥取・島根・山口と巡っておきながら収穫0。翌2013年はなめこ人気が落ち着いたのか行く先々で敵を討つように買っている。

下関港と私。

港と言えば海龍だ。


お向かいはもちろん門司港。

関門海峡を望む海龍。

『門司港は去年(2011年)も行ったな』
2014年も訪れる予定。


数年後、この近辺に水族館が存在する事実を知る。
『この時間はとうに閉まっておるわ』


太陽が山の向こうに沈むと当たりは急に暗くなる。


関門海峡の夕暮れ。

下関の『関』と門司の『門』を合わせて『関門』ってなかなかのネーミングだと思う。
フェリーターミナル。門司港行きの連絡船もある。

で、そろそろ電車の時間なので下関駅に戻る。

だいたい一時間周辺を周遊して駅に戻れば良いなと思っていたのですよその時は。

下関の駅に着くと周囲は大混乱。
実は、山陰線から降りた時点で電車がトラブルでダイヤが乱れているとアナウンスは流れていたが、一時間ぐらい経てば解消していると高を括っていたのだ。
だが、戻ってみたら完全に運転見合わせになって再開の目処も立たない。
どうも、貨物列車の連結が外れたとか言うトラブルで、山陽線のかなりの区間が不通になっていた。

これは困ったと思って宿に連絡するも、『迎えのものが既に出ているのでそれは困る』と言われた。そう、駅から自力で来れる範囲ならフロントも『そうですか』の一言で済むが、送迎が必要な距離なのでこうなってしまったのだ。

しかし、電車が無ければバスがあるだろうと思ってバスターミナルをうろついたら行き先の駅行きのバスがあった。発車間際なのでそれに飛び乗って『バスがあったのでバスで向かいます』と連絡したら『いつ頃着くか、JRの駅まで行くのか教えて欲しい』と言われた。
運ちゃんに聞くも、臨時便なので具体的な時間は言えないと。大体7時半と言われて電話するも今度は電波の入りが悪いのか、声が届かない。
それどころか、向こうの対応が思いっきり怪しい。
さっきから散々連絡をしているのにフロントからは『アンタ誰?』な対応。
何でやねんと思いながら説明するも的を射ないし、バスの運ちゃんからは再三『車内で携帯電話の使用は止めて下さい』を繰り返される。
私だって掛けたくはないが、大事なことなので伝えねばならない。

で、最後には満員の車内で運転手に『いい加減にしろ!』と思いっきり怒鳴られた。
当たり前だ。車内は携帯電話の使用は禁止だ。その上、優先座席に座ってしまっている。
見兼ねて運転手が怒鳴った形になるが、周りの人もさぞ不快だろう。そんなに掛けたきゃ降りて話しろよと。
結局観念して電源を切って終着駅まで乗った。連絡がつかなくて送迎の人もさぞかし迷惑しているだろう。

結局バスは予定の時間より20分ほど遅れて駅に着いた。
そこで送迎の人と合流したが、実際待ったのは10分ぐらいですと告げてくれた。
とても気さくな良い人だったし。ホテルのフロントもアトホームで支配人の方は心底心配しておられた。

では、あの電話での対応の悪さと的の射なさは一体何だったのか。
スマホマジックで、昨日泊まった旅館に電話を掛けてしまっていたのだ。確かに道に迷って掛けたので発信履歴は残る。そして、市外局番が同じなので誤ってタップしていたことに気付かなかったのだ。
取りあえず昨日宿泊したホテルにはご迷惑をお掛けしましたと謝罪。

で、問題のお宿なのだが車で駅からほんの40分。1名様可能でリーズナブルな温泉宿だったので即決したのだ。
しかも、昨日泊った長門湯本とは山二つを隔てた距離だと言う。
山二つの距離がどんなものか分からんが…ちょっと待て、山口県をのの字で回っていないか?

色々あったがチェックイン。

『電話番号ぐらいちゃんと確認してから掛けさらせ阿呆!』
人間焦るとろくなことが無い。

今思い出してもうあああ…ってなる。

トラブルを起こしたJR山陽は悪くない、状況を知っておればもっと早く対応できたからだ。
怒鳴った運転手も悪くない、乗客にマナーを遵守してもらうためには厳しい対応も当然だ。
『アンタ誰?』なホテルの対応も至極真っ当だ。
ただちょっと運が悪いのと、DAWNの手際が色々と鈍臭いからいかんのだ。

今日もふすまが二つある…。

悩んでるのはそこかい!

何か足下を見れば答えは解るようなものだが、

『…うーん、こっち?』
やっぱり左を開けるのか。

やっぱり外れ。

『残念だったな!ここはは布団部屋だ!』

思えばこの人妖怪ロードと押し入れしか登場していない。
とんだ妖怪ポジションだ。

『………あっそ…』

代わりに海龍が閉めた。

『ええーい!毎度鬱陶しいわサガもどきが!』

閉じ込めても平然と部屋にいる。それがサガ。

『過ぎたことをウジウジ悔やんでどうする!!!!!!』
『…まあ、小さな不運が重なったと思えば』

自分がマナー違反を許せないタイプなので、何よりも堪えた。

悄気て凹んで潰れて寝た。


『旅行の語源はトラブルだろ。非日常の空間では何が起るかわからんものだ。だからこそ日頃から柔軟さと臨機応変さが要るのだが』
日々之精進です。

とか言いつつ、

サガに慰められているのがちょっと羨ましい。

お部屋の雰囲気はとても良いです。

素泊まりだけど、温泉付きの旅館でビジネスホテル並みの値段で泊れました。
お盆が明けて閑散期に入ったそうです。


『さてそろそろ風呂に入るか…』

遅い時間だったので、

お風呂は貸し切り状態。

貸し切り状態で世界征服気分。

『つまり、このすべてが私のものになる訳であるな!』
閉館時間までは。


早速湯を満喫。


露天風呂も。


星を見ながら湯を堪能できるが勿論カメラでは写せない。


玉造、長門で温泉に入りまくりじゃないですか。

この寛ぎっぷり。

星を眺める。
『………双子座は見えんな』
今の季節は絶対無理。真冬の12月頃なら頭上にあるけど。

見えて精々射手座・山羊座・水瓶座です。

『射手座か…何だつまらん………』
一番見えるのは白鳥座。


逆光効果を利用してみる。


さてそろそろ上がるか。

戻って来た双子座。

『良い湯であったぞ』

そのままお布団に移動。

『…固いところで寝ると疲れが取れんぞ』


電気を消すとこんなに良い感じ。

寝てる翼竜に寄り添う双子座。

今日も一日色々とお疲れさまでした。

明日は山陽の旅だ。

ページの先頭へ戻る
前のページへ戻る次のページへ行く
メインのページへ戻る