WSTマイス釧路・根室紀行

根室観光編

一夜明けて朝。

「良い朝であるな!眺望は最低であるが!」
一晩寝るだけなので近年そんなに景色に拘りはない。静かであればそれで良い。

今回は朝食なしのプランだったので早々にチェックアウト、そして根室駅へと向かった。

さてここで、一日どう過ごすかを悩んだ。
午前中のうちに釧路を目指すか、それとも午前中観光バスツアーに参加して午後から釧路のノロッコ号に乗るか…。
だが、ノロッコ号は夏休み中だと自由席の確保は非常に厳しいだろう。ならば、指定席料金を払って確保するかとみどりの窓口で聞いてみた。
「4人掛けコンパートメントの通路側なら空いています」とのことだった。行きも帰りも。
昔乗った指宿のたまてばこ号のような奇跡はまあ起こらないだろう。
片道ならまだしも往復はきっついなと思い辞退した。

ともあれ、午前中は根室観光だ!

観光バスのさっぷ号が8:15分に出るのだ。

近年、北海道のスポット巡りはこのような現地催行のバスツアーに頼っている。ペーパードライバーの強い味方なのだ。また、スーツケースを預かってくれるので物凄くありがたい。
そんなのさっぷ号だが、料金体系で悩んだ。午前中コース1,850円午後のコース1,700円。だが午前午後通してだと何故か2,500円と破格なのだ。

ノロッコ号は諦めて、午前午後も参加するか!


人はちらほらと集まっていた。大体10人ぐらい。

週間天気予報では雨の筈だったが、今日も快晴。

乗り場でバスを待つ。
見つからんぐらい人が少ないのだ。

ちなみに、昨日の夕方見たカモメの雛は何処にもいなかった。

バスが到着。

と、言う訳で根室観光に出発だ!

明治の塔

バスツアーで最初に訪れたのはここ。
旧国営牧場のサイロ達が佇む公園だ。


この存在感。この手入れされた芝生。


「北海道来たやん俺、な写真が撮れます」


レンガ造りのたたずまいが何とも言えない。

散策時間は10分。

「人が引いてから慌てて撮るので俺しか撮られていません」

なんか牧歌的なものはラダマイスと相場が決まっている。

以上、明治公園でした。

納沙布岬

さあ、次のスポットは言わずと知れたここだ。
午前中のツアーの時間はほぼここの滞在に割り振られていると言っても良い。

マイスは昨日訪れて好きなだけ撮ったので今回は撮ってない。
滞在時間は昨日の路線バスと同じ45分。

グーグルマップで見る限り、東の端っこはあの灯台の先だ。
昨日はバスの時間が気になって灯台の向こうまで行けなかったのだ。

リベンジを兼ねて向かうことにした。

何せ宗谷岬のように明確に端っこ!となっていないのだ。
撮影用の標識も駐車場の標識もフェイクで、実は灯台の先が本当の端っこだと思っていた。

灯台の先の野鳥の小屋辺りが怪しいんだよなあ。

だが、

まさかの通行止め。


まじか…。


昨日写真を撮ったのはあのでっぱりらへん。


「昨日近づいた時もなんか重機あるなと思ってたんだ」


これは2010年に東尋坊の雄島に訪れた時以来の衝撃だ…。

法面崩落って、地味に日本の国土の一番東側が削られてないか??

「国土を維持するためには必要な工事なのだ。致し方ない」

日本最東端の工事現場。

入ろうにも平日で絶賛作業中なので追い出されること間違いなしだ。

別方向からアプローチするにも、まさかの昆布干し場。

左側の家屋の向こう辺りが東の端っぽいんだよ…。


「仕方あるまい。神聖なる昆布干し場に立ち入ることは万死に値す。無断で立ち入る者は以後、昆布の恩恵に授かることはできん運命なのだ」
何とも手厳しい。
つまり、昆布茶や昆布だしが以後食べられなくなるようだ。


工事中とあらば仕方が無いので立ち去る。
「諸行無常だ」
何か意味違う。


もう一度オーロラタワーと私。

さあ、時間も余っているので北方館に入ることにした。

昨日は閉館だったところだ。

中には勿論、日露関係や北方領土の歴史が展示されている。

「ざくっと説明すると、太平洋戦争終了直後、ロシアが不可侵条約を破って侵攻し、そのまま北方四島を陣取り返還してくれない状態が続いているのだな」
一説によると日露親和条約の際、千島列島が一体どこからどこまでを差していたかの齟齬から発生しているとも言う。

こちらでは北方領土が模型で再現されていた。


こちらは千島列島。
日本政府は千島列島も日本の領土であるとしているが、今のところロシアが支配している。

凄く個人的な意見だと、ロシアだって広大な領土を持つのだから北方四島ぐらい返してくれよと思う。本当に個人的な意見。

昔何かの番組で見たが、択捉島だったか温泉があるのでロシア人の保養地になっているとあった。
おまけに豊かな漁場があるのでロシア側も手放したくはないのだろう。

北方海域の魚たちが模型で展示されていた。


なかなかの力作だ。

しかし、北海道ですら人口減少で徐々に衰退しているのだ。
北方四島が返還されたところで、そこに住んで管理維持できる人はいるのだろうか。住んでいた方々もお年を召して亡くなられた方も少なくないだろう。

とは言え、国土が減ると言うことは経済水域も減ると言うことで、漁場事情も踏まえて北方領土返還希望の署名に記入しておいた。

オーロラタワーは結局上っている時間が無かった。

近くのお土産物屋さんでカニの鉄砲汁をいただいた。

この辺は人が疎ら。

「鉄砲汁は上手かったが、管理人昆布の煮付けはよう食べなかった」

オーロラタワーと私。

ボレアリスバージョン。

オーロラタワーと私。

エクスキューションバージョン。
サンダーアタックは?


「すまんな氷河」


「そんでもってもうそろそろバスの時間だ」

他のスポットにも回ってみよう。

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