WSTマイス台湾紀行

台南周遊編

一夜明けて朝。
何だか鼻水が止まらない。

「実は管理人、風邪引きましてん」

何処のガイドブックにも旅行サイトにも書かれていることだが、台湾の建物は結構冷房がきつい。
スイカミルクで身体冷えたなあと思っていたが、入浴後下着姿で過ごしたのが決定打となったようだ。

そうそう、海外のホテルって浴衣とか寝巻とかないんだよ。

「あほやわあ。全くもう」

で、折角追加料金を払ったのだからしこたま朝食を食べた。
お金払っただけあって物凄くおいしい。途中、知らずにおでんをとってしまったが、出汁が効いていて物凄くおいしい!

腹いっぱいになった後はホテルに荷物を預けて台南観光。

エホ〇の勧誘に遭い、二度と来ないと言っている割にまた来ている。
ともあれ、また勧誘の連中はいないか警戒はしていた。

昨日台南市内を徘徊している時に幾度か見かけた。

世界のこれという観光名所にあるsightseeingバス。
スペインはバルセロナでお世話になった。

sightseeing(サイトシーイング)バスとは?

知っているので良いです(クリックで次項へ移動)。

これは観光客のためのバスで、二階建てになっておりデッキから眺望が見渡せるほか、各国語でアナウンスが流れる。
金額は4時間300元と、台湾では結構いいお値段。ヨーロッパでも25ユーロぐらいしていた気がする。
ヨーロッパはともかく、バスの初乗りが12元の台湾において、4時間だけで300元もするのだ。一日券は500元だったと思うが、地元の人間ならばまず乗らない。
地元のバスを上手く使えば全ヵ所周ってもおつりがくるだろう。そう、バス網に精通していれば。

12時発のバスに乗ろうと係員のおっちゃんに「4時間チケット大人一人ください」と拙い英語で言うも、おっちゃん「あー、こいつ駄目だわ。何言ってんだか訳わからん」のジェスチャーをして他のお客さんとの世間話に没頭していた。何かムカついた。できなくてもできないなりにコミュニケーションとるか他の係員に振れよ。
だが、海外で日本並みの接客を期待しても意味がない。再度奥のお姉さんに頼んでみたら今度はこっちが聞き取れないほどの流暢な英語で返して来た。
こう言う時、「え?英語もできないで何しに海外来てるの?」な気分になる。

出発は12時だが現在11時15分。私の他の家族連れも乗る気配はない。
何で乗らないんだろうとバスに乗り込んだら、先のお姉さんに「もうバス乗るの?」と言われ、チケットに乗車時刻を打たれた。
4時間チケットなので時間にシビアなのだ。だから家族連れもギリギリまで乗らなかったのか。

このsightseeingバス、大体の場合ここと思える名所を循環してくれるので、ボケっとしていても名所を一周できる。

時刻表を見たところ、大体1~2時間に一本の割合らしく、その上緑ラインと赤ラインの接続も悪かった。
バルセロナなんざ20分おきに来ていたぞもっと努力せえと言いたくもなるが、そのやる気のなさゆえに車内はガラガラなのだ。
客は私の他に家族連れのみ。家族連れあるあるで、私が最前席を陣取ったらおかあちゃん、娘がもう一つの前席を陣取りお父ちゃんが座れなくなる。

…が、あまりの冷房が効いているのでくしゃみと鼻水が止まらず、結局屋外へと退避した。
お外温かーい。暖房きいてる…。

そうこうしている内にバスは出発。ガイドのお姉さんは中の親子連れ相手に中国語で解説。私は、日本語放送。とは言えあんまり聞き取れない。
中国語はもちろん英語もダメ、日本語も聞き取れないで一体どうすれば良いのか…。

二階からビジョンで台南の街を行く。


そして、皆さんご存知の名所を回っていく。
ここでは解説しないよ。解説しているサイトは山ほどあるので。

降りないのでバスの二階から見てるだけ。


真夏日なのでミストが出ている。
湯気ではありません念のため。

結局、出発まで私と親子連れ以外乗客はいなかった。

だからこんなん出てくる。

ある意味、sightseeingバスの高価格とやる気のなさに救われている。

車窓から台南の景色を幾つか。


この辺りになると高層建築が増えてくる。
それにしてもスクーターだらけ。ぱっと見バイク屋かと思う。


見ての通りのガラガラ。
親子連れは室内から出てこない。一方の私は寒いので屋外が丁度良い。


そしてバスは沿岸方向へ。


観光地でおなじみ天后宮も、外から見てるだけ。

その近くのお墓が何だか気になった。

古墓のフォントが怖すぎはさて置いて。

ここ一帯お墓ゾーン。

沖縄とお墓が似ている。
何だかもうちょっと整列せえよとむずむずする。「隙間あらば墓!」の構図に「ああああ!」となる。


恐らくこの辺りは安平区。


長閑な景色が広がる。

沿岸を一周したらまた市街地方面へと戻っていく。

世間では土曜日だけど道ガラガラ。


土曜日でこの観光バスの乗車率って結構拙くないか?


だからこそ暢気に人形撮れるんだけど。


市議会があるとおり、この区画は比較的小奇麗。


再開発エリアなのかもしれない。


中国語相手に何ともいわんけど…。
日本人にしてはド直球なネーミング。

駅に近付くにつれ、こういった下町風に。

個人的にはこう言う景色好きだ。


日本とは道交法の法規が異なるので、台湾のスクーターって、二人乗りも結構いる。
あと、タラップに犬を乗っけている人も結構見た。
皆大人しく乗ってるけど何かに驚いて飛び出したりしないのかな。


観光名所ではなく街中の景色ばかり撮っている。


そうこうしている内に終着点が近づく。

これは国立台湾文学館。

何か車よりもスクーターの方が多い。
ちなみにスクーターの数も去ることながら、結構空気が悪い。
台湾に行く前に会社の人に「すっごく空気が悪いよ」と言われたが、納得の悪さ。鼻毛が伸びてしまう。
後で鼻を噛んだら鼻水になんか黒いのが混じっていた。

空気の悪さ故道行く人の三割がマスク着用。
私も着けようか悩んだがマスクの持ち合わせがない上、帽子・サングラス・マスクになってしまうと不審人物全開になってしまう。
因みに、目の茶色い東洋人は日差しに強いのでサングラスはさして必要ないと言われている。台湾でもおっちゃんぐらいしか付けていない。メジャーではないが紫外線対策にサングラスは着けていたい。
そして日差しの割に帽子率も何だか低かった。おっちゃんぐらいしか被っていない。メジャーではないが、日射対策もあるので帽子は外したくない。

さあ、何のかんので一周回って台南駅に到着だ。

先に触れた通り、このバスは沿岸行きの緑ラインと内陸行きの赤ラインがある。
が、緑と赤で旨く乗り継ぎできるのは一日に一回だけ。
また、1~2時間に一本なので、途中でふらりと降りたら下手すれば2時間そこで待たねばならない。
その為にこのチケットは台南市内のバスのフリーパスも兼ねているが、初見殺しの台湾の市バスに、何も知らない観光客がおいそれと乗れるわけないだろう。わからんからsightseeingバスを利用していると言うのに。

マーケティングの方向がややアレな台南sightseeingバス。
価格帯がヨーロッパ基準なので地元の人間はまず乗らない。
それ故か土曜日でもかなり空いていたので結構穴場です。

次は周辺街歩きだ!

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