WSTマイス北海道紀行-夏の陣-

鰊御殿編

おたる水族館を後にしたのち、その周辺をちょっと散策する。

周辺に鰊御殿と言うものがあるらしい。
言うまでもなく鰊漁で大儲けした漁師たちや村民たちが建てた御殿だろう。

で、そちらに向かってみたらば…。

これか…。

北のツアーには近年必ずついてくる水瓶座。

「これまたえらく荒れ果てているな」
つか、入るところないじゃん!


下部分は廃墟状態だが、屋根の青々しさが泣けてくる。
「栄枯盛衰、諸行無常を見ている気分だが…」


「本物の鰊御殿は実は上にあるのだ」
こっちが本物かよ。
ちなみに、鰊御殿は現在では鰊漁で財産を気付いたお大尽が贅を尽くして立てた別荘らしく、現在は資料館となっている。


御殿の隣には断崖がある。


「ではあれをやるか」

あれとは言わずと知れたあれ。

「神だ!この俺が大地と海の神となるのだ!!!!」

曇天に向かって叫ぶ。

「台風など怖くもないぞ!来るなら来てみるがいい!」
9年前の昔にものすごく怖い思いをしたじゃないですか。


「全てのものがこの俺に跪くのだ!」
何回読んでも躓くにしか見えない。


「そんでもって海鮮丼を食らってやるぞ!腹減った!」
本音はそれか。

腹減った…。


「今日のところはこの辺で勘弁しておいてやるか」
吉本の漫才にも通じるお約束。


それにしても見事な断崖。


その断崖を背景にドヤ顔。


「さっさとせんと雨降るぞ」
全くだ。


雨雲が徐々に近づいている。


「まあそう急かすな」

日和山灯台編

向かった先は赤白の縞がおしゃれな日和山灯台だ。

「俺もしましまだ」
そう言えば、どうしてマリンルックって縞が多いのだろう。


「海に転落したときに直ぐ見つけられるよう、目立ちやすくしてあるからだ」
同じ理由で囚人服もしましまです。


同じ理由で灯台にもしましまがある。


最後に、しましまとしましまのツーショット。


さて、そろそろ港へ戻るか。

港へ戻る道すがら、おたる水族館が見えた。

で、そろそろ小樽港に戻ろうかと思っていたら何と台風接近により帰りの船が運休。
だが、地続きなのでバスがある。これで孤島だったら絶望しかない。
しかも帰りのバスは満員だった。

小樽市内観光編


と、言うわけで小樽駅前一歩手前の商店街へとやって来た。

で、商店街をあっさり通過した。


「観光地図によるとここは『寿司屋通り』と呼ばれるそうだな」
そのぐらい寿司屋が多い。


だが、どの寿司屋も値段がはっきりしなかったりお昼まで営業で閉まっていたりする。
「旅先で値段のわからない回らない寿司屋に飛び込む勇気はない」

悶々としている内に観光の目抜き通りへと出てきた。

小樽名物、

託児所ならぬ託父所ってどんな風景なのだろう。ただの喫煙室しか浮かばないが。
その隣の「七日食べたら鏡を見てごらん」もなかなか気になる。


このあたりの建物は全力で小樽レトロを推して来る。


お菓子屋さんだって。

雨もぱらついてきたので近くのガラス工芸館へと避難した。

「…具体的な施設名は忘れた」


名画が展示されていたりもする。


ちなみに喫茶店もあったが既に閉店していた。

そして小雨が降ったり降らなかったりする中、海鮮丼屋探しをすることになった。
なんですぐに入らないかと言うとなかなか高いのだ。
よし、ここだと思って入った店も閉店。閉店ですよが聞き取れずに中国人と間違われる。

で、いよいよ腹も減って来たので大衆居酒屋っぽい店に意を決して入った。

これで2700円也。
海鮮丼が有名でも決して安いわけではないのだ。

その後また小樽運河に辿り着いた。

やはり夜のほうが絵になるのか皆写真を撮っている。


確かに夜のほうが雰囲気がある。

夜の小樽運河とサガ。

「…この構成も実に8年ぶりであるな…」

そしてここ、

平常営業。


「前も気になっていたがいったいどんなカラオケ屋だ?」
ホラーをコンセプトにしていることはそとから見た感じわかる。


赤レンガ倉庫と夜景。


「…ところでそろそろ札幌へ戻らんか。私はあそこへ行きたい」

と、言うわけで高速バスで札幌まで向かう。
知床行きのバスは夜の11時15分発なので小樽で夜までゆっくりと観光できたのだ。

で、行きたいあそこと言うのは…、

18歳未満お断りのホテル日航併設の大人のスパだ。

ここでバスの時間までゆっくりお風呂に入ればいいと思っていた。
その時、私は知床行きのバスはこのJR札幌駅併設のバスターミナルから出ると思っていた。

スパに行く前に地下のバスターミナルで乗り場を確認しようと思い、まずは地下へと向かってみた。
確かに、道東へ行くバスもあるが知床行きのバスが明記されていない…。
何だかおかしいなと思った私は確認ととるためにインフォメーションセンターへと向かったが、何と18時で閉まっている。

何処のインフォメーションを回ってもすでに営業終了。旅行会社の窓口に飛び込むもこちらも営業終了。
夜行バスあるある。乗り場を聞きたいが聞くところがない。
予約サイトをスマホで確認するも、地図が小さくていったいどこか確認できない上に拡大もできない。出先で見る奴もいるからスマホフレンドリーなサイトにしてくれよ。

で、途方に暮れてみどりの窓口で聞くことにした。が、その前にダメもとでバス会社の営業所に電話を掛けてみた。
暫く鳴らしたらおっちゃんが出てくれた。今JR札幌駅の地下にいるが乗り場がわからないと告げたら、JR札幌駅ではなく北1条の方だと言われた。わからなかったらタクシーで来てくれと懇切丁寧に教えられた。
現在午後21時前、調べたら地下鉄で行ける場所なので頑張って移動することにした。


営業所のおっちゃんに電話で聞いた位置とサイトに乗っている営業所の住所で再度場所を確認。
札幌テレビ塔の近くじゃないですか。
札幌中央バスターミナル=JR札幌駅と勘違いした故の悲劇。
JR札幌駅地下にもバスターミナルがあったので混同してしまった。ほら、レイキャビーク国際空港だってレイキャビーク市内ではなくケブラヴィークにあったじゃないか。東京ディズニーランドだって千葉にあるじゃないか。
ちなみに、北1条の方も北海道電力のビルを挟んでバスセンターもあるのでなかなか油断がならない。


と、言うわけで地下鉄を乗り継いでテレビ塔の前まで来た。
この辺はグーグルマップとナビタイムの連携で何とかやっている。
ほぼ初めてでも効率よく行けるのだからすごい。

あのままJR札幌駅に乗り場があると信じ込んでスパに入っていたらどうなっていたかと思うとぞっとする。

で、中央バスターミナルに向かってみたところ、

台風の影響なのか網走行きのバスは運休となっていた…。

ちなみに私が乗るのは知床斜里・ウトロ行きのバスだ。

札幌から見て同じ方向なのに何故斜里がOKで網走はだめなのか…。
前の台風で北見の方が水害に遭ったようなので北見ルートは大事をとって運休したと思われる。


乗り場を確認。
「よしこれだ!ここから乗ればいいんだな!」と言う確証が得られない限り、安心してはならないというわけです。


と、言うわけでターミナルで待機するも…。あと一時間半以上ある…。
とりあえず会社へ生きてますと言って提示報告をしていたように思う。途中、腹が減ってはならんとコンビニへ軽食を買いに走っていた。

それにしてもやることがない…。
途中、近くの席の一人旅のお姉さんが突然出ていくと、発車15分前ぐらいにお風呂入ってきましたと言った様子で戻って来た。
確かに歩いて行ける距離に日帰り入浴できる施設はあるみたいだ。私は土地勘がなく時間までに戻ってこれる自信がないので断念していた。
風呂なら明日の朝には入れるのだ。

何のかんのでバスの時間がやって来た。

回送と書いてある気がするが、細かいことは気にしない。

折角予約時に窓際の席をとったのだから高速道路から北海道の景色を堪能しようと思っていたが、見事爆睡してしまった。
近眼の悲劇。眼鏡をとったら何も見えないのだ。
それに、台風が近づいているのできっと雨だろうと思っていたからだ。

明日には台風直撃ですが、大丈夫ですか?

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