WSTマイス スペイン紀行

アンドラ・ラ・ベリャ街歩き-山編

今度は住宅街をウロチョロ。

今度は住宅街をウロチョロ。

石造りの階段が続く。
地味にバリアフリー?何それ構造。

更に裏路地。

ここでオロス兄さん登場。

「いやー、こう見えても追っての山羊座に見つからんよう逃げとるんですわー」
何故に関西弁。

そう言いつつも危機感0。
どっから見てもオロス兄さん休日の街歩き。

きっと、赤ちゃん人形抱えさすと必死さが増すと思う。


石造りの道と建物が続いていたが、

フォトジェニックでない裏道も。

うん、典型的な裏路地だ。個人的にはこんな生活感のある空間が好き。


そうしてまたメインストリートへ出て来た。

バス停で刺激の強い萌えキャラ発見。

なんで正面から撮らないかって?他の人もいるし、 そんなことしたら私が反射して映り込むからさ!
もしかしたら闘病生活の奥さんを励ますために一肌脱いだ伝説の男、「ピンクのチュチュおじさん」がここピレネーに特別出演したのか?でも、別人のような気がする。


先のショッピング街。

ショッピング街は人がいるので人気のない山の方へと足を運んだ。


ちょっとした散歩道があるのだ。

ここアンドラは世界遺産で有名な「マドリウ・ペラフィタ・クラロ渓谷」へのトレッキングツアーなどもあるのだが、まだ4月からなのか真面目にコンベンションビューローへ行かなかったからかツアーの案内は見なかった。


ここからも街並みを見渡せる。

因みに、ここは地元の人の散歩道なので、犬を連れている人、ジョギングしている人とすれ違う。
南欧では必ずすれ違うと挨拶をする。
こちらも、挨拶をすることで相手の存在を把握することと、「私は怪しいものではありません」と意思表示をする。だって、アジア人がこんなところに一人だなんて、怪しすぎるじゃないか。
北欧、アジアでは基本的に挨拶をせず目も合わせない。文化の差か。

………。

「俺さー、スペインとは何の縁もゆかりもないけど、エンサイマダ気になるから来ちゃったー」
エンサイマダはバレアレス諸島のお菓子なので、ここアンドラにはない。


服装で見てわかる通り、標高1,000メートルなので気温はさして高くない。
「天気が良いと小春日和ぐらいだよ」
故に、Tシャツの人もいた。

目の前にあるのはアンドラ・ラ・ベリャの街並みとピレネーの山々。


「ここまでこれば追っ手は来ないかな?」
そう言う割に危機感のないオロス兄さん。


「いやこれがね、来るんですよ。追っ手。別に半殺しにする気ないけど」
何ともやる気のない鬼ごっこ。


(なんか双子座からは半殺しにしておくよう言われているのだが…。めんどくさ、自分でやれよ)

険しい岩山と山羊座。

もう私、こんな場所で修業してましたと言わんばかり。


「ピレネーは俺のホームグラウンドだからな」


雄大な山々を眺める山羊座。


ちょっと雲が出て来た。

道の下はアパートメントが建っていた。

つまり、住民から丸見え。


日照もヘチマもなさそうだが洗濯物は干されていた。

日照もヘチマもない言うけどさ、

「いやさー、朝の内か夕方ぐらいは日が当たるんじゃない?」
それこそ管理人のマンションのベランダのように。


「よーし、じゃあ追っ手が来ないうちに次行くか」

と、いう訳で元のメインストリートへと戻った。

こんな道路標識が。

左スペイン、右フランス。

「フランス側から来ようとすると、ほぼ修行だな…」
バルセロナからの後半一時間でも大概なのに。
だが、免税目的のショッピング客はピレネー山脈横断など屁でもないだろう。

またうろうろ。

山頂の辺りはまだ雪がある。

サン・エステバ教会

こちら、サン・エステバ教会。


入り口は開いていたが、中でお祈りをしている人たちがいたので写真は撮らなかった。
周囲に人がいるので勿論マイス撮影もなし。

旧国会議事堂


この辺り石造りの建物が多くてどこからどこまでが旧議事堂かわからない。


「正面から撮らんからだ」

旧国会議事堂とは知らなかったので正面から撮っていない…。

お洒落な民家だと思っていたよ。
全容が見たい方は画像検索などで保管してください。

正面でないからこんなのが出てくる。

「そんでもってサンタ・コロマ教会も存在を知らんかったので撮らずじまいだ」
うろうろが目的なので往々にして観光名所は省かれる。それがWSTトラベル。

議事堂を離れて裏道ウロチョロ。

だってほら、こんな石造りの建物が多いんだもん。


「では、石造りの建物はもともと政府関連の建物かもしれんな」
何と言うやけくそ解釈。

裏路地と言えば、

ラダマ。
「なんか下町似合うみたいやねん俺」


今気づいたけど道綺麗。
こういう裏の小道が綺麗なのは治安が良い証拠。

デパートメントストアピレネー

さあここで、アンドラ・ラ・ベリャが誇るデパートメントストアー「ピレネー」へと言ってみた。

正面撮れよ!
何故か突き当りの断崖絶壁が気になる。
そしてデパートの看板にはあの萌えキャラが。

正面…。

アップすぎ。
きっと、程よい位置から撮ろうとすると道路のど真ん中かどこかだからだ。クラクション不可避。
下手をすれば轢き殺される。

店内は典型的な百貨店。
あの萌えキャラのポップが売り場の至るところにあった。あのタイプの萌えキャラを、デパートで起用するだなんて日本ではまず考えられないのだが。
欧米のスタンダートなのか、それとも実験的位置づけなのか未だにわからない。もしくは免税国家アンドラのフリーダムさの象徴であるのか。

ワゴンセールに皮の小銭入れが8ユーロほどで売られており、買わなかったことを今日に至るまで後悔している。

アパレル部門は店員がいるので撮れないが、食料品売り場なら撮れるぞ!
まずは生ハムコーナーだ!
買ったら旅行中持ち歩きに困り、税関で質問受けること間違いなしだ!…多分、豚は牛ほどに厳しくはないと思うが。
何より、どうやって切るのかそれが悩みどころだ。

自炊しているのでどうしても食料品に関心を持ってしまう。

日本のお酒が売っていた。結構良いお値段。

そして、

寿司!フェローでも見かけた寿司。イタリアでもあまり見なかった。
スペインではどこのスーパーの総菜売り場でも寿司が並んでいた。ただし、結構良いお値段。

どんだけ寿司好きやねんスペイン人…おっと、アンドラか。
日本にもないわこんなもん。たしか、寿司用のお米も同梱されていた。
日本には楽して握れるおにぎりキットならある。

そして、あのお菓子も海外進出。

ミカド!確かに外国に受けの良い日本語だけどさ!帝でキングって何なんだよ!?
ポッキーで良いじゃんと思うが、国によってポッキーとは男性器を差す隠語に当たるので、海外版ポッキーはみかどを名乗らざるを得ないのだ。
多分、日本に来た外国人もポッキーを見て大笑いしていると思う。沖縄のパロディお菓子ちんこすこう並みだもの。

さあ、そんなポッキー事情を語ったところで、

スパカルデアに向かうため、ホテルに一旦戻るぞ。

明日朝出発するのでお土産になるものを探していたが、土産物にはご当地ショットグラスとか、絵葉書とか、地名の書いたマグネットとか、やる気のないいやげモノしかなかった。
ここは観光地ではなく、ショッピングやスキーを楽しむ土地なのだ。仕方が無いと言えば仕方が無い。

ページの先頭へ戻る
前のページへ戻る次のページへ行く
メインのページへ戻る