WSTマイス in 山陰-山陽鉄道の旅

鳥取をほぼ横断する形ではるばる米子まで来た管理人、何で米子かと言うと境港の妖怪ロードへ行きたいからだ。

境港編

本日も快晴なり。

ホタテ貝みたいな謎のモニュメント。


米子駅の図。


境港戦は何と0番線だ。


デザインが妖怪尽くし。


で、私の乗った列車は『猫娘』。

観光列車というだけあって結構混み合っていました。
席に座るものやっとと言った感じ。
で、電車は北上して境港まで向かう。途中の駅名が全て妖怪の名前になっていました。
小豆とぎとかドロタボウとか。

そうして揺られること45分、

列車は境港に到着。


境港の図。


この先は日本海、お隣の韓国だ。


対岸は長閑な漁港。

港と言えば、

昨日からっきし出番の無かった海龍だ。
『本日も快晴であるな!』

ご当地シャウトバンザイ版。

『神だ!このカノンが神になっちゃうのだ♪』
たまの出番なのかはっちゃけている。


『アテナとポセイドンに代わり全てを支配してやるぞ!!!!日本海も俺のものだ!』


『そんでもって妖怪の総大将になってやる。全ての妖怪がこの俺の傘下となるのだ♪』
多分ぬらりひょんに返り討ちに遭う。

妖怪ロード編

おふざけも程々に、時間が押しているので妖怪ロードへ急ごうと思う。

皆さんご存知水木しげるロード。

この未知の目玉は、妖怪達のブロンズ像がそこかしこにあるのだ。

スイカ大好き死に神。


キジムナー!


バレンタインが似ていると言われた妖怪網キリ。

悪魔君でお馴染みの百目。

すねこすり(多分)。


???


獏か…。
DAWNの妖怪知識、ここで尽きる。

妖怪ロードだからか何しかこいつが登場。

『私は妖怪というかゾンビの方だ』

かのような妖怪の銅像が未知の両脇に数メートル間隔で置いてあるのだ。

撮影フルコンプしていたら時間が足りない。

空を見上げたらば、

何とも前衛的な目玉。
背景の青空が何ともシュール。

目玉と言えば、ここの妖怪神社、

右端でお子さんが何かを転がしている。

それは何と、

目玉!
何か目にご利益ありそうだ。

皆大好きねずみ男。

何か下半身が人魚に見える。
コペンハーゲンの港に置いてあっても何の違和感も無い。

そして猫娘。


そして御大。


そして最後はゾンビを〆に境港駅へと戻る。
『実はこの後玉造温泉へと向かうのだ』

ただいま、境港駅。

滞在時間1時間、商店にも寄らずお土産も買わず戻って来てしまった。

で、玉造温泉に向かうのだが鈍行では夕方着になってしまうので、ここは特急やくもを使うという技を使った。前の日に決めた行き当たりばったり。
米子から玉造までの乗車券・特急券を買うのだ。
が、まずカウンターの前の人が数人分手配しているのか手続きがややこしく結構長引いていた。
早い目に並んでいるが結構やきもきする。手続きが終わったのが発車5分前で、切符を慌てて買ったが乗車券の区間が境港から玉造温泉になっている。
米子から玉造までですと訂正をお願いして結構ギリギリに。

帰りは目玉のオヤジトレイン。

これに乗ったら米子に着くのが13時過ぎ…と思っていた。
だが、途中の駅で大量の女子中学生が乗って来た時点で何となく嫌な予感がして来た。
何かあったのかというぐらい一杯乗って来る。

下校時間に当たったかと思うがまだ夏休みだと思う。

JC塗れになりながら南へ。

観光列車としてラッピングされているが、地元の人も使うもんねと思っていた。
で、ある駅で彼女らは一斉に降りて行ったのだが、予感は的中した。
何となく通学範囲以外から来てるんじゃと思ったら車掌さんに乗車料金を現金で払い始めた。
一人や二人ならまだしも30人。車掌さんは一人。車掌さんが乗車料金を回収するタイプの無人駅。
当然、出発が5分遅れた。
きっと大会かなんかがあって遠征に来ていたのだと思う。誰も悪くない。ただ、タイミングが悪かっただけだ。

で、米子に着いたのは本当にギリギリで走って特急やくもに乗った。
ここで乗り過ごすと次の特急は一時間後となりかなり痛い。
ギリギリっつっても4分あるじゃん。案内板撮る余裕あるじゃん。


しかも今来たじゃん特急やくも。

で、気になる乗車料金は…。

お値段〆て1,380円也。在来線と移動時間はあまり変わらないが、適切な時間が特急しかなかったので敢えて利用してみた。
途中駅員が検札に来たが、何故かスルーされてしまった。指定席ならチェックが入るけど自由席は席移動が自由なので車掌さんもそんなに把握していないのかもしれない。

で、電車に揺られること小一時間。

玉造温泉駅に到着した。

降りたのは私一人。

誰もいないしひたすら蝉の声が響く。

温泉版ご当地サガ。

『玉造温泉と私』

で、温泉の名を冠しているので駅前に温泉郷があるのだろうと思っていたが、そのようなものは無い。城崎温泉のノリで来てしまった。
何と玉造温泉郷と駅は1kmぐらい離れているのだ。予備知識なしで来るからこうなる。
凄まじいガッカリ感に襲われて途方に暮れた。スーツケースを引いておいそれと移動できる距離じゃない。

しかも、下車時に一眼レフのレンズケースを特急の中に落っことした。慣れない贅沢をするからだ。
付属品なのでなんとか回収できないかなとJRに電話して事情を話す。受け付けて下さった方は探してみますと丁寧に返答してくれた。ただし、折り返しや他の車両との連結、切り離しがあるので2-3日後にならないとわからないという。その日はそうですかと受話器を置いた。
で、後日見つかりませんでしたという連絡が来たのでそれっきりで捜索を終了した。
後日電気屋さんでレンズカバーを買ったが、たかだか500円未満のものであった。付属品でOLYMPUSロゴが付いているから替えが利かないと思い込んでいたが、バラ売りされてんじゃん!
そんなもののためにJRの人に手間をかけさせてしまい、申し訳ないことをしたと暫く悶えた。

更にガッカリ感を増す工事中。

レンズカバーの件も相俟って途方に暮れすぎて暫く何をするでも無くうろうろしていた。
が、次の電車の時間まで1時間半もここでじっとしている訳にもいかんだろうと気を取り直し、腹を括って温泉郷へ向かうこととした。

しかし折角行っても日帰り温泉が営業していなかったら話にならないので駅構内に貼ってあった観光協会にかけて日帰り温泉入浴可能で今の時間営業中の宿を確認し、タクシーで温泉郷まで向かった。

折角玉造まで来たのだ。
温泉に入らず尻尾巻いて去れるか!

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