WSTマイス in 山陰-山陽鉄道の旅

夏休み、兼ねてから中国地方へ行きたかった管理人は山陰・山陽地方を青春18切符を使って電車まで巡る旅を企画した。
最大の骨子は山陰線・山陽を制覇すること。
山陰線は京都の嵯峨野山陰線をから始まり兵庫・鳥取・島根を経て山口県の幡生で山陽線となる。
お盆休みに石川・新潟巡りに二日使用したので後三日分で山陰・山陽線を行けるとことまで巡るというプランでした。

出発/京都・嵯峨野山陰線編

去る8月のお盆明け週、管理人は仕事明けに嵯峨野山陰線を経て福知山へ向かうことにした。
福知山で前泊して翌日鳥取方面に向かう予定を立てた。

旅の始まりは京都駅から…と、思いきや二条駅から。

今回は山陰線を利用するので二条駅からだ!

…が、豪雨の影響で山陰線は運転見合わせが相次いでいた。
電光掲示板に記載されている時刻が過去の段階で気が思いやられる。

待てど暮らせど電車は来ず、来たとしても亀岡止まりになった。

で、嵯峨嵐山で園部行きの快速に連絡するというアナウンスの言葉を信じて嵐山で降りてしまった。

ダイヤが乱れているので亀岡まで向かうべきなのかそれとも嵯峨嵐山で降りて正解なのかさっぱりわからない。
嵯峨嵐山駅のサガ。
『ただわかるのは2駅しか進んでいないということだ』
双六の出だしで躓いた状態だ。

雨はザアザア降っているし、待てど暮らせど電車は来ない。

で、20分ほど待ってやっと園部行きの快速が来た。
掲示板があんまり意味をなしてねえ。

よし!今日は福知山ではなく嵯峨嵐山で野宿だ!と思っていたがやっとここでコマが動き出して一時間かけて電車は園部へ。

園部駅の図。

予定から結構遅れてしまい、一時は終電に間に合うのか危惧したが、動いてくれてありがたい。

が、ここでも乗り継ぎ電車の連絡で予定を20分オーバーして出発した。
一本逃すと30分、雨の影響で何時来るか分からない状態なのだ。連絡する場合は待てるだけ待つ。

で、一時間ほどで福知山到着。

始めまして福知山。
すんません今まで福知山は兵庫県にあると思っていました。


結構な時間になってしまった。


そう、福知山は京都行き・尼崎行き・舞鶴行き・城崎方面行き・天橋立行きの分岐点でもあるハブ駅なのだ。
因みに北近畿タンゴ鉄道は18切符使えません。

ともあれ、予約していたホテルにチェックイン。
何で福知山かと言うとハブ駅なのでビジネスホテルが結構あったからと、京都から2,000円以内で来れる範囲のギリギリだからだ。

WST定番のビジネスホテルです。
『えらい雨やったなー。明日大丈夫やろか』
『…温泉が無いとか…』

せっせと時刻表を捲る工程管理。

『温泉行きてえなら行程組めよ』
明日城崎温泉で過ごした後、何処まで西に行けるか、宿泊地候補を検索する。

城崎編

一夜明けて、朝。

昨日の荒天が嘘のような快晴。


駅前の広場には機関車が展示されていた。


鉄道の街福知山のモニュメント。
昨日の雨に現れたのかピカピカに光っていた。

で、今回は10:10分発の城崎温泉行きに乗ってみる。


城崎温泉が終点みたいだ。

で、電車に揺られること1時間半。

終着駅の城崎温泉に到着。


城崎温泉駅と私。
『路線図ではすぐに見えるけど軽く1時間半かかりましたわー』

温泉駅版ご当地サガ。

これもそろそろシリーズ化できそう。
『城崎温泉と私』

何と言うか山陰地方の特徴なのか雰囲気がゆったりとしていました。
何かラダマイスが似合う。

何の予備知識も無く城崎温泉に来てみたが。

何と駅にこんな素晴らしいガイドが。
ありがとう城崎観光協会。

そうだ、次の電車の時間を覚えておかないと。

14:57分の電車で鳥取方面へと向かうので3時間半滞在できる。
観光案内所で外湯巡りの案内地図を受け取る。

昨日の荒天がうそのようだ。

城崎駅前の図。

城崎は駅前からちょっと歩くと温泉街がある。

何の知識も無く『温泉』の名が付くので降りてみたが…。

何と風情のある景色だ!

『城崎観光協会の努力の賜物だ』


平日の午前中なので閑散としているが、この景色を浴衣でそぞろ歩きって素敵じゃない。


少し裏に入った辺りも良い景色。


午前中なので観光客は疎らで撮りやすい。

お土産物やさん、旅館が集中している。

この日はお昼に立ち去ったが、夜には夜の景色があることも後年知った。


お土産物屋さんも豊富だしカフェや定食屋もある。近場にマリンワールドがあるので家族連れで遊びに行くには最適と聞いたことがある。


温泉街では独壇場の彼。


何と絵になる光景か。

と、撮影もそこそそに、外湯に入るぞ!

で、入った時に受付の人に『外湯巡りパス買ったら2回分の料金で7つの外湯に入れてお得だよ』と言われて迷わず購入。
パスを買えば入り放題というシステムに感動の余り咽び泣く。そう言うシステムは宿泊客のみだと思っていたからだ。私のようにふらりと来た非宿泊客にも親切な温泉街。
元は湯治場なのでそう言う文化が成り立っているのだという。

と、言う訳で温泉巡りだ!

だが、施設によっては午後3時からオープンなので入れないところもあるが、3件入れば元はとれる。

御所の湯の図。

素晴らしい温泉施設でした。
平日とは言えお客さんが結構いるので撮影は勿論無しです。

一の湯、御所の湯、地蔵湯の三件に入ってきました。

『流石は城崎。良い湯であったぞ』

と、次は鳥取へ移動だ!

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