家に帰るのがかったるくて結局連泊している管理人。
一体何時帰る気なんですか??

京都編三日目

定番の朝の遊技から始まるWSTホテル遊技。

がっつり抱きつかれている。
ラダマイス『…重いのだ』


ラダマイス(でもまあ、良いか…)


ラダマイス『そろそろ朝ご飯を食べに行かないと間に合わないのだ』
サガ『…良いではないか…』
その、良いではないかで朝ご飯を食べ損ねたのだ。

………。

ラダマイス『…参ったのだ』

一方、

『良い朝であるな!』
窓際で寝たのに寝起きは快調。流石にバカは風邪を引かない。

さすが、バカは強し。

早速早朝(とは言っても9時前だが…)シャウト。
『神だ!このカノンが大地と海の神になるのだーッ!!!!』
良く眠ったのか朝から快調。

…が、

ヒュプノス『朝から五月蝿いぞお前は』

またやられた。

ヒュプノス『人の寝覚めを邪魔しおって。そこで一生寝ているが良い』
眠り神、恐るべし。

で、

何と二度寝だ。

一方この人も、

起きたらラダマイスがいなくなっている。

シーツでうだうだサガマイス。

頭に冠ったシーツが可愛いぞ。

そのラダマイスは、

一足先に朝ご飯を食べていた。
『もうそろそろ出勤の時間やで』

紅茶で一服して、

そろそろ出勤もといチェックアウトの時間だ。

『こんどこそ家に帰れるかなあ…』
残業続きが当たり前なのでそれもわからなくなってきました。

ともあれ、

何かといろいろ忘れている気もするがチェックアウトだ。

一方、

タナトス『まーた寝てるよこいつは…』

仕方の無い奴だな!

昨日はまんまと見捨てられたに関わらず、何と相棒を背負って運ぶ死に神。
今ので君のお株は3ポイント上がった!

もう一つ大変なのがこいつだ。

双子座カノン『ぐああ重い、こんちくしょーッ!』
他の爆睡中の双子座類の尻拭い。

ちなみに悪サガは既にスーツケースの中です。

しかし、何故だか彼のお株は上がらない。

で、

またしても荷物をフロントに預けてチェックアウト。
歩いて30秒、走って15秒の職場を目指して出勤…。

その日のお昼は、

何をとちくるってか、少し贅沢なランチを頂きました。
気分が悪くなるまでフォカッチャを食べてみたり。

で、その夜、

家路に向かうのかと思いきや、

何と私は三条蹴上にいます。

蹴上、それは英語で言うとジャンピングストーン。
…真っ赤な嘘です。

三条蹴上に何があるか、それは知る人ぞ知る。

『………』
ともかく、自宅ではないのはわかる。

まだ家に帰れない。

『なんじゃ、こりゃーっ!』
お昼ご飯が妙に豪華な時点で予測はしていたのだが。

やる気の無い驚愕、怒りの表情。

『一体何時家に帰れるねん!』

そして、

『一体ここは何やねん!』
自宅ではないのはわかる。

ラダマイスが驚くのも無理は無い。

何と、この部屋なのだ…。
休前日だし、暇期だから良いやと思い切って部屋を借りたのだ。
それも、たった昨日宿泊先からネットで予約。

一泊1万8000円なり。それも一人で。

『そんなアホなことあるかい!』
即決で突然一泊2万円近くの宿に。
流石はWSTトラベル。八重山紀行と言い、予算はあってないものだ。

将来性は無いが、いわゆる独身貴族と言う奴だしな。

(何時しかそんな暮らしなど出来なくなるぞ)
30代後半からぽろっとな…。

何せ、フロントからしてこれだ。

何と、ドアマンが鞄を預かってくれるのだ。

しかし、スーツケースを持っていなかったら飯を食いに来た客だろうと相手されなかった可能性があるのも事実。
それだけそこに似つかわしくない汚い格好してたんだい!


フロントでチェックインしている間、あまりの設備の豪華さにすっかり縮み上がっていました。
こう言う時、一人だと余計に心細くなる…。
返して言えば、よくぞ一人で泊ったなあとも思う。

それはそうと、海竜カノンのことも考えてチェックイン時にフロントで景観は良いかと問い合わせたところ、景観はあまり無いが一つ上のグレードのデラックスダブルの部屋を用意してくれました。

ホテルに着くと脇目も振らず窓に直行。
『フン!良い部屋であるな!』
一泊1万8000円が『フン!』だと!?

山沿いなので景観はいまいちだとフロントで聞かされていましたが、

カノン『良いなかなか良い眺めであるな!』

カットはあんまり変わらんが名物ご当地シャウト

『神だ!このカノンが大地と海の神になるのだーッ!!!!』


『アテナとポセイドンとハデスに代わって、世界の全てを支配してやるぞーッ!!!!!』
夢は大きく。
神になりそびれた上に眠り神に倒されたりもしたが、そんなことは細かいことは気にしない。

でも野望は小さい。

『今に見えてろよアテナ!受け取り拒否をして送料&手数料負担のダメージをバン●イに与えてやるわ!!!!』
出荷の個数が圧倒的に多いからそんなにダメージは無いぞ。

東山と私。

『来月発売の冥闘士サガも同様に受け取り拒否の目に遭わせてやるわー!』
いえ、そっちは既にクレジット決済です。

夜景が奇麗なのか寒風に負けず上機嫌。

『…覚悟しておれ、うわーはははは!!!!!!』
覚悟って、一体何?

受け取り拒否だか何だか知らんが、

双子座カノン『邪魔だバカノン!』
突如革ジャン男にはり倒される。

やっぱり、同じカノン科なので夜景を見ると血が騒ぐのか。

『神だ!このカノンが大地と海の冥界と天界、全てに君臨する神となるのだーッ!!!!』
スケールは双子座の方が二周りぐらい大きい。

革ジャン男、シャウト。

『そして、冥王ハデスを倒して新たな冥王となってラダマンティスをものにしてやる!!!!』
…結局そっちかよ。

夢は大きいが次第にスケールダウンして行くのがカノンシャウト。

『その上で性感極秘テクニックでマスターした絶技を披露して身も心もオレのものにしてやるのだーッ!!!!!!』
一体何時のビデオ見ているんだよ!

その足下では…。

昨日に引き続き、ぶっ倒された海竜カノン。
『………』
ちなみに、これの撮影を終えて部屋に戻ろうとした瞬間、思いっきりガラスに激突しました。
磨き上げられてて気付かなかったんだよ…。

強打した膝をさすりつつ撮影続行。
何か外から下品な叫びとか聞こえるけど、

『…何だこの部屋は…』

良い部屋に泊まると悪寒が走る厄介な体質。

だからと言って、霊感体質でもない。
『間違っている…そもそも貧乏なオレ達がこんな部屋に泊まること自体間違っている…』
それは正解。

でも、間違った場所にいるのは事実。

見事な悄気っぷりだ。

で、二人で混乱。

『間違いだ!これは何かの間違いだ!!!!』
庶民生活が身に染みているもんな。管理人も含めて。

散々混乱するラダマイス。

『…〜!!!!』

現実主義者なのでやっと気を取り戻す。

『…いつまでも混乱している場合ではないのだ…』

そう、気を取り直してアメニティーチェックだ。

『…ではアメニティーチェックを始めるのだ…』

困惑するラダ共を差し置いて容赦なく続くホテル遊技。
まずはアメニティーチェックからだ。

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