三巨頭+α in東京-京都放浪紀行
去る2009年2月の第一週末、管理人は行くとか行かないとかごねていたイベントに、結局参加しに行っていました。休みが取れない取れないと言いつつ土曜日に休みまでとって。
しかも今回は仕事で使用するのでノートパソコン持参でした。
出発編
旅の始まりはローカル線の駅から。今回はJR奈良線を利用。
一時間に3本の鈍行で京都を目指す。
ローカル駅の図。
あまりに早い時間に行くのもアレだが、遅くてもアレなので昼下がりに出発。
ついでに京都駅構内で明日会う人のためにお土産を買う。
…が、何買おう…。前回のお茶飴はマンネリだし。
インパクトがあり且つネタになってボリュームがありかつ京都特産でリーズナブルで鞄の中で嵩張らないなもの…。
そのようなものは無い!…でもどっかに無いかな…??
散々ショッピングモールをうろついた後、予算オーバーだが生八つ橋にさせていただきました。
嫌いな人は嫌いだよなあ。これ。
現に私は好きではない。
そんなもの人に渡すだなんて、どういう神経してるんだDAWN!
で、その八つ橋をいくつか買ったのだがここで大きな間違いを犯してしまった。
…奴ら、一個一個はそこそこだが、徒党を組むとえらく重いのだ…。まるでコンクリブロック並みの重さ。
…おかしいな。私は八つ橋を買った筈だが…。間違えてコンクリートを買ってしまったのか…。
更に重量を増したキャリーを引いて駅へ。
またお世話になるぜ東海道新幹線。
飛行機の方が安い気もしたのだが、空港まで向かう時間と距離を考えたら新幹線の方が断然得。
何より飛行機はセキュリティーチェックがあるだろう!
あんなもの、まともに受けると寿命が三年縮む。
…今回僅かな金をケチったので自由席に。
土曜日の夕方は地味に混んでいるので失敗でした。
オマケに通路側なので外を見る余裕も無く爆睡。
アレだよアレ、のぞみのシートってヤバくないか??
で、マイス遊び皆無で新幹線は二時間強で東京に到着。
とは言っても降りたのは品川。
その二時間中一時間半以上は爆睡していたのはここだけの話。
蒲田 ホテル遊戯編
その後、品川からのこのこと京浜線に乗って蒲田まで上陸。
蒲田…。鶴橋かはたまた天満、京橋かと思ったよ…。うわ、関西人にしか判らない譬え…。
要するに、結構柄が悪いのだ。でも好きだぜ、この熱気!
で、お上りさん丸出しで寒風吹きすさぶ中地図を片手に蒲田駅周辺を右往左往してやっとの思いでホテルに付きました。
楽天トラベルで予約した時点で名前からしてアレだと思っていました。そんでもって、蒲田と言う時点でアレだと思っていました。
ええ、予測通りの昭和の典型的ビジネスホテルでしたよ。
チェックインする時の他の宿泊客のおっさんの視線の痛いこと…。
『てめえみたいな若い姉ちゃんが一人で来るところじゃねえ(とは言っても三十路前だが)』と言わんばかり。
つうか、こんなところに一人で泊りにくる女なんて、オタクと相場が決まっているのでは…。
何はともあれ渋い宿でした。
このご時世に、カードキーじゃないだなんて!
で、早速お宿に到着です。
『シンプルな部屋なのだ!』
シンプルも何も、トイレ・バス共同です。
カーテンじゃなく、雨戸なのだ…。
掃除がしやすいんだろうね。きっと。
なんか、アメニティーチェックをする余地もありません。
室内はこう。
至ってシンプル。
ミーノスさんおかんむり。
『なんですかここは!まるでビジネスホテルではないですか!』
そのまんまビジネスホテルですが、何か?
『東京と言えば品川プリンスホテルと相場が決まっているでしょう!品川駅下車でなんであそこにしないんですか!?』
どういう相場だと突っ込みたくもあるし、プリンスホテルは朗らかに予算オーバー。
しっかし、WSTトラベルに予算などあるのかと突っ込まれたら…。
散々怒って、虚脱。
アイコ『…良いじゃん。屋根と寝るところさえあれば』
多分、こいつは無人駅でも喜んで一夜を明かす。
アイコ(…寧ろ、高い宿の方が逆に肩凝って嫌なんだけど)
顔半分だけのミーノスに言い知れぬ怒りが。
更にこのお方も。
サガ『今回この宿を選んだのは他でもない!』
WSTトラベル実行委員健在。
サガ『この宿には蒲田温泉があるからだ!』
温泉・朝食・産業会館への送迎付きで6000円台だったのだ。
そりゃ即決するだろう。
ミーノス(首謀者はお前か…)
この男も寝るところにこだわりはなさそうだ。
『確か6階だったなここは』
寝るところより一番気にしているのは眺望。
その窓からの眺めはこうだ。
まず眼に飛び込むのは『がんこ』。以上。
後は中華料理店の看板か。
『むうぅ〜…』
眼下の屋根と言い、何とも言えない景観だ。
閉じた!
『これではご当地シャウトが出来んではないか!』
そんなもの別に泊る先々でやってくれなくても良いです。
一方のラダマイス。
『エアコンがボタン式なのだ!』
何かもう、ガチャンポンと押せそうな感じ。
こいつだったらワイルドに拳でがんがん押しそうだ。
エアコン作動後は、
早速ノーパソを起動させて仕事の準備。
…何でこんなところまで来て…。
『せんのは自由やけど週明け絶対に後悔するで自分』
部下が仕事に励んでいる間に。
上司のタナトス専務登場。
で、相棒のヒュプノス常務は、
爆睡。
700系のぞみマジックにしてやられたようだ。
ヒュプノス『…のぞみ…のぞみのシートはいかん…アレは危険だ…』
足蹴りかよ。
タナトス『惰弱な奴め。そんな心構えではスーパーカムイには乗れんぞ!』
-カムイ-それは、オリンポスの神々にだけ乗ることを許された特急。
とは言っても、北海道上陸の予定は今のところ無し。
勿論、尻を蹴られても反応無し。
『ZZZ…』
旅行初参加だが爆睡担当を遺憾なく発揮している。
眠り神が寝ていては世話無い。
タナトス『…仕方の無い奴め…』
あらゆる場所で爆睡するのは神話の頃からのお約束。
一方、
お仕事も一段落付いたところで、お弁当だ!
何と、車内で食べようと思っていたのだが眠っていたために食べる間が無く東京まで持って来てしまったのだ。
『元はと言えば昼ご飯やで。これ』
その名も、
『嵯峨野弁当。』
通勤がてら京都駅のキオスクでずっと買いたいと思っていたのだ。
新幹線の友の筈が腐れ縁で東京まで。
更に、旅のお供は勿論これ。
『ラダ茶なのだ』
組み合わせでサガ&ラダ。骨の髄までオタク魂。
嵯峨野弁当だと!?
何気に反応するサガ。
サガ系食品は去年の嵯峨御前以来久しい。
どうでも良いが、なんて格好してるんだ。
ともあれ、嵯峨野弁当ご開帳。
一足早い春を意識させるような桜柄。
桜。
『お花見弁当みたいなのだ』
中身も。
『ちょっと寄っているのだ!』
…ほっとけ。
ちなみに中身はこんなのです。
お味の方は?
ラダマイス『…うん旨い。サガの味がするのだ』
何気に横に寄り添っているサガマイス。
最早定番。
サガ『…して、私の味とはどんな味なのだ?』
どんな味って…。
ラダマイス『おにぎりの味…』
定番なのに素でボケてしまう。この朴念仁。
サガ『………』
身成からして怪しいと思ったがこいつ、
サガ『…そうか。では、そのおにぎりと私とどちらが旨いか、心行くまで私を味わうが良い!』
ラダマイス『…ギャッ』
ここへ来て突然煩悩爆発。
味わうと言って、手はがっつり股間に入っている。
ラダマイス『こら!サガ!やめ!』
勿論、やめろと言ってやめる奴はいない。
勿論止める奴も。
カノン『♪』
こんなところに旨そうな寿司があるではないか。
止めない上に、
すっかり平らげた。
『…ふう。食った食った』
で、弁当箱撤去。
ご満悦のカノマイス氏。
背後では地味に修羅場だ。
………。
『…お盛んだな、あいつら』
助けてやれよ。
そこに、
『やっと付いたぜ、東京!』
登場時刻が皆ずれているのはさて置きとして、破滅的に間の悪い男登場。
『やはり新幹線だな。前回の夜行バスは死ぬかと思ったぞ!』
全くだ。
で、登場早々、
………。
いきなり目つきのおかしい男に目をつけられる。
APラダ『…何だこの男は??蒲田は治安が悪いところだとウメさんがおっしゃっていたがやはり…』
で、いきなり後ろを取られた!
APラダ『…のおッ!』
前から襲いかかってくるように見せかけて突然後ろを取るのがカノンマジック。
更に間の悪いことに、背後にはクッション代わりのタオル…。
最早、何も言うまい。
食欲の後は性欲。本当に判りやすい男である。
登場早々襲われたAPラダ、飛んだ受難だ。
着いて早々繰り広げられるホテル遊戯。
当然2ページ目に突入だ!