マイス屋外撮影マニュアル

最近屋外撮影ばかりしているので、
折角なので屋外撮影マニュアルと言うものを作ってみた。

マニュアル、とは言っても私自身アマチュアなので、本格的な写真の技法とはかけ離れています。
何せ、機材からライティングの設定まで言い出すとキリが無いし、そもそも私自身がコンパクトデジタルカメラで撮影している時点で、本格的に写真をされている方から見ればある意味問題外です。
私自身、写真を習っていないので、今までの撮影経験から思うところを並べています。
本格的に写真をやりたい方は、写真の専門サイトに行かれることをおすすめします。

心得編

その一 機材

マイス撮影と言えば、必要不可欠なのが被写体となる人形、そして、何と言ってもカメラです。
カメラは基本的に何でもオッケーですが、使い捨てよりカメラよりもデジタルカメラをおすすめします。多分、デジタルカメラ以外を選択する人は殆どいないと思う。
使い捨てカメラだと、直ぐに撮影結果が分からないし特に接写に向いていないので、折角撮って現像に出しても大半がピンぼけ&酷い色かぶりでしたというのがあるからです。
それ以前に人形を撮ったフィルムを写真屋の現像に出せるかと言った話ですが、自分で現像できる環境のある方は別です。
また、ピンホールカメラなど、印画紙に像を直接焼き付ける撮影方法もありますが、ここに書いてある事はデジタルカメラを使った場合なので、そう言った撮影をする方にもここの情報は役に立たないと思います。

また、気軽に撮りたい方は携帯電話のカメラで十分です。

1:カメラ

カメラ自体は、基本的に接写向きであること、そしてブレにくいものをおすすめします。適した機種は各メーカのサイトもしくは電気屋さんで確認して下さい。

ちなみに、私自身はOLYMPUSμの水中用シリーズを使用しています。
10m防水、2mの高さから落としても壊れない最強のタフネスを誇りますが、いかんせん良いレンズを使っていないし、他社と較べてレンズが暗い、像が甘いと言う評判もあります。
ただし、防水なので、スキー場や海などの撮影に向いています。低温に耐えても高温に耐える訳ではなさそうなので、温泉はお勧めしておりません。詳しくは、メーカーのサイトで耐久性について確認して下さい。

デジタルコンパクトの場合は人形を撮影する上では背景と人形のピントの兼ね合い、つまりは被写体深度と言うものにたびたび泣かされることが多々あります。
また、多くのコンパクトデジタルカメラは暗い場所での接写には向いていません。
コンパクトデジタルカメラと言うものは大多数がそれらのピントをオートフォーカスで自動判別してしまいます。人形にピントを合わせることはどのコンパクトカメラでも容易に出来ますが、被写体深度を操作することはほぼ不可能です(機種によっては絞り値を調整できるコンパクトデジタルカメラも存在するかもしれません)。

またデジタルコンパクトの自動ピント判別はメーカーや機種によってクセがあるので注意が必要です。
最近は顔の自動識別など便利なものも数多く出ていますが、通常被写体が動く動物や人間を前提に作られているので人形の場合うまく認識しなかったり、絞りが狭すぎて意図しないところだけにピントが絞られることもあります。
経験からいくと、コンパクトデジタルは高性能なものより、少しピントのしぼりの甘い性能の低いものの方が人形の撮影に適していると思います。


人形と背景との兼ね合い、絞り値や被写体深度の調整など、より高度な撮影を望まれる場合はマニュアル操作可能のデジタルカメラ、デジタル一眼レフカメラの導入をお勧めします。

ただし、この一眼レフと言うものもくせ者で、レンズキットなどを装着した際は手軽に持ち回せなくなります。
マニュアル操作はいかなる撮影条件でもかなり良い撮影結果になりますが、いかんせん撮影結果を出すまでの調整に時間が掛かりすぎることもあります。
私はできるだけ素早く撮るため主な撮影はデジタルコンパクトを使っています。

室内や誰もいない場所でじっくりと腰を据えて撮る場合、一眼レフカメラはおすすめです。しかし、人目につかないようにスピードを要求されるシーンでの撮影にはあまり向いていません。
片手で人形、片手でカメラなので、どうしても腕力が要ります。

2:記憶媒体

カメラの次に重要なのがデータの容量です。
日帰りならばまだしも、遠方への旅行や連泊の場合は当然この容量が要になります。

撮るマイスの数によるので目安はないですが、私は出来るだけ多くの記憶媒体を搭載しています。
私のカメラは容量8Gで1000枚強撮れますが、そんなには要らないと思います。
また、底抜けに多く撮ってしまうと後の編集が大変なので、
現地でこまめに写真の管理をする方が良いと思います。
私のように取り敢えず多く撮りたいと言う方は容量の大きい記憶媒体をおすすめします。

全くアテにならない目安ですが、マイスを6体〜8体持って旅行に出た場合、
一日平均130枚ぐらいが目安でした。場所や日によっては200〜400枚撮ることもあります。
最近はSDカートがコンビニなどでも安価で売っているので、予備を持ち歩くのも手です。

3:バッテリー

これも屋外では重要です。
撮りたい!でもバッテリーが…、と言う泣きを見ないようバッテリーは3つ用意してますが、
後の編集の苦労を考えて、無くなったら止めるのも一つの引き際です。
無人島や登山など、場所によりますが電気の通っていないところは
バッテリーをしこたま持って行くか、多少大きくなりますが、単三電池が使えるタイプのカメラを持つのも一つの手です。

4:三脚

室内撮影の場合、思ったよりも光量が足りない場合もあるので三脚は必需品です。
室内撮影ですし、ものは人形なので卓上タイプの小さな三脚で十分だと思います。また、コップや小箱など、周囲のものを利用するのもありです。
屋外で三脚は、取り回しが利かなさそうなので実践していません。


その二 人目

屋外で撮影しようと思うと、どうしても人目が気になります。
気にせずバシバシ撮れるのであれば、それに越したことは無いですが、見て嬉しい&見られて嬉しいものでもないので、節度とタイミングは重要です。
人目が気になる方は最初とても勇気が要りますし、見られないに越した事はないです。
なので、人形を撮影する痛い自分を屋外で晒す危険を犯すかどうかの決断を迫られます。痛さに耐えられないのであれば、別に撮らなくても良いと思います。
世の中には画像合成ソフトと言う素晴らしいものがあるので、通常の風景に室内撮影の人形を合成するもの手ですし、ジオラマの一種としてそう言うジャンルもあります。
なので、屋外撮影の壁はます、恥をかなぐり捨てられるかどうかだと思います。思い切って捨て過ぎると大変な事になるので、ある程度の恥も残しておく必要があります。
見られても全く平気、恥ずかしくないと言うのであれば、それで良いと思います。

屋外撮影を実行する場合、人が来ないうちに素早くシャッターを切るので、ピンぼけなどで写真の3/5は使い物にならない可能性が出て来るので、撮れるうちに多く撮らねばなりません。

大抵の場合、観光地などは人は多いですが殆どが旅行客で、自分達の撮影や名所を見るのに夢中です。
万が一見られても、痛い奴だが基本的に何処の誰だか判りません。
また、余程の注意力で注目しない限り、一見人形を撮っていると気付きません。
構え方にもよりますが、ぱっと見携帯で撮っているのかと思われます。
ドルフィーは分かりませんが、マイスなんてたかだか20cm未満の人形なので、遠目に見てもそれだと直ぐには判断出来ません。
すぐに気付く人間は、少なからず似たような嗜好を持っている可能性が高いです。

ばっちり気付かれてその上視線を送られたら、何らかの形で同好の志である可能性もあります。
それらの趣味のない人はまず見なかった振りをします。
また、万が一見られても痛いことはしていますが、撮影禁止区域でなければ基本的に犯罪ではないので、涼しい顔をしてそそくさと立ち去りましょう。

これと思える観光名所には必ず人がいますので涙を飲んで諦めましょう。
しかし、社寺仏閣などは境内が広いので、必ず人気の無い場所がある筈なので、大体片隅になりますが、柱や木を利用して死角を作ることもできます。
どうしても諦められない場合は人が引くまで待ち続けると言う方法もあります。
結構時間を食うので、時間に余裕のある方向けで。

被写体が何であれ、撮影する時は勿論マナーが必要です。
人間同士の撮影でもマナーを守らない人はいます。しかしこれが人形の場合、被写体が被写体なので倍以上の痛さがあることも留意して下さい。
また、屋外での人形の撮影はまぎれもなくマイナーな行為なので、マナー違反をすれば人形撮影者全体が誤解を受けることも留意して下さい。


その三 禁止事項

禁止事項と言うのはマイス撮影云々とは余り関係のない、社寺仏閣や温泉施設など、撮影を禁止している施設です。
私がどうこう言う問題ではないので、こればかりは撮影者のモラルに委せます。
もし撮影禁止区域で見付かって咎められた場合は禁止事項を守らなかった+撮影内容の痛さで二重のリスクがあることを留意して下さい。

温泉の場合、撮影禁止と明記してるところは撮らない方が賢明です。
中には更衣室への携帯電話の持ち込みすら禁止している施設もある程で、この場合はきっぱりと撮影を諦めて純粋に温泉を満喫しましょう。
観光地などの温泉は記念撮影としてなら撮影を黙認しているところもあります。ただし、飽くまで黙認なので注意して下さい。

浴室内でカメラを持ち歩いているのを他の利用客が見て良い気分をする訳がないので、もし撮影に臨む場合は、カメラを持っていることを絶対に周囲に知られないように、また、撮影をする時は絶対に周囲に誰もいないことを確認してからにして下さい。
人がどうしてもいなくならない時は、無理に撮影しないできっぱりと諦めましょう。

どうしても撮りたい!でも人がいるので無理だ!と言う方は、人がいなくなる閉館間際を狙うのも一つの手ですが、場所によっては清掃の係員がやって来るのでこれもケースバイケースです。

もし見付かったらおそらく口頭注意だけが主流かと思いますが、撮影禁止の施設の場合はカメラ没収&メモリの消去、最悪の場合警察を呼ばれるかもしれません。
入浴施設へのカメラの持ち込みは、先ず裸体目的の盗撮を疑われます。
撮影している人が女性とは言え、女性の身体を盗撮をして稼いでいる人達がいると言うことを
しっかりと留意しておいて下さい。
また、撮影内容の痛さで二重のリスクがあることを…(ry

以上、温泉撮影に付いて私は否定も推奨もしませんが、もしチャレンジされる方は以上のリスクを留意した上で周囲に迷惑を掛けないよう、細心の注意を払って実行して下さい。

温泉撮影には泉質によるリスクがありますが、それはまた別項で説明します。

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