WSTマイス釧路・根室紀行

帰還編

最終日。午前のバスで空港に向かい関空で帰るだけなのでマイスの写真はありません。

翌朝、ホテルでしこたま朝食を食べてバスターミナルへと向かった。
ホテルの最上階が朝食会場で、海鮮丼を作ったりとかしてしこたま食べていた。

ここフィッシャーマンズワーフには釧路空港行きのバスが出るのだ。

バスの時間まで10分ほどあるので何となく待っていた。
昨夜の件で疲れていたので釧路川の景色を撮ろうとかそう言うことは考えていなかった。
程なくしてバス到着。
当初、五人ぐらい並んでいて私が五人目だったのだが、私の前で入口の扉が開いた。何故なのか。

連絡バスは走る。空港へ向けてひた走る。


この日の釧路市内は昼から雨だった。


釧路市内のこれで見納めだ。

そして、バスは一時間ほどで空港に到着。

今回はフクロウがお出迎え。


12:30分の関空行き。

ささっと検査を受け、ささっとお土産物を買って、待合所でボケっとしていた。


我らがLCCピーチには基本優先登場と言うシステムが無く、窓際席からの搭乗案内となる。
今回私は後ろから二番目の窓際席だったので、これは並んでおくかと構えていた。

そして搭乗。

ささっと荷物棚に鞄を入れてささっと窓際席に座った。
飛行機は満席らしく、周囲を親子連れに囲まれた。想像してみよう、家族に囲まれる独り者。
一人旅あるある。

教訓:赤ちゃんが泣いたり自分達が飛行機を降りる時に手間取る傾向があるので、小さなお子さんのいる家族連れは飛行機後部に固まる可能性が高い。しかも今は夏休み。

好奇心旺盛な低学年ぐらいのお子さんなので、このおばさん何?何で私窓際席は座れないの?私、窓際席座りたいなあーな視線を一身に浴びる。
お嬢ちゃん、ピーチはね、窓際席と通路側で料金が違うんだよ。


そして、滑走路へと向かう飛行機。

そしてテイクオフ。

さようなら釧路の大地。


靄が掛かって下はよく見えなかった。


曇りのち雨なので雲も多い。


ちょこっと地上が見えた。


台湾旅行然り、小さな子供にとって飛行機の旅は退屈極まりないものだ。
隣のお嬢ちゃんも退屈そうだったが、ここで何とお父さん、機内で夏休みの宿題をやらせた。
これは絶対に大人しくなる。やるなお父さん。


小さな子供のやることとは言え、結構蹴られる。靴を履いたまま胡坐をかく。活発に動くので、結構靴のままで蹴られるのだ。子供だからじっとしてられないし、自分の脚が隣に当たるだなんて当然配慮できないので仕方が無いと思うが、あんまり気分はよくない。
頼むしせめて靴は脱いで…。


ご両親も見兼ねたのか、気が付いたらお母さんが席を代わっていたが、乳幼児を抱えており、結構な頻度で泣いていた。
こっちはヘッドフォンをしているので無問題。赤ちゃんだって機内は不快だろうから泣くのは仕方が無い。


飛行機は見る見る北海道を離れていく。
さようなら北海道、次は帯広か函館に行ってみようと思うよ。


そして青森の上空を通過。

飛行機は行きと同じで本州を縦断、
そして、着陸へ向けて大阪湾上空・瀬戸内海を旋回し始めた。


旋回を繰り返しながら徐々に高度を下げていく。


関西空港が徐々に近付いて来た。
半月後には台風21号によって冠水する運命にある。

高度が下がるので海もだんだん近づいて来る。

南海フェリーかな?


そして着陸。

飛行機は恙なく駐機場へと向かっていく。

おお、行きにも見たよフェデックス。

着陸後、飛行機から出るまでどうしても時間が掛かるだろうと思っていたのでぼんやりと荷物が運び出されるのを見ていた。

日本の空港はスーツケースの扱いが丁寧だなと思う。


今回も、タラップを降りて建物まで直接歩く。


ありがとうピーチ。またいつかお世話になるよ。


ただいま関空。

到着ゲートはこっち。

のんびり出て来て最後尾なのに、回転寿司はまだ始まっていなかった。

で、ちょうどお昼だし京都アクセス切符で帰ろうかなと思ったが、そのためにはターミナル1へ戻らねばならない。

ターミナル2からもリムジンバスが出ているので利用することにした。


ターミナル2はこんな感じ。神戸空港に似ていないこともない小ぢんまりさ。

バスに乗るため建物から出てびっくりした。

物凄い熱気と湿気。思わず熱帯の国に来てしまったのかと錯覚した。
出発前のあの爽やかさはいったいどこへ行ったんだよ!

ムシムシしても仕方が無い。

バスに乗って梅田まで向かう。

臨海工業地帯編

何故京都までではなく梅田なのか。それは阪神高速湾岸線を通るので、工業地帯の工場たちを車窓から眺めることができるからだ。
あとは、阪急沿線に住んでいるので阪急で帰る方が何かと楽。
京都駅は市バスがハードル高い。私と同じスーツケース持ちがわんさといるからだ。

バスは連絡橋を渡る。

この連絡橋も半月後には…。


ヨットハーバー。

こっから先、工業地帯の景色をご堪能下さい。

この、スチームパンク的と言うか、生き物のような複雑な構造の配管が何とも言えない。


これが夜景になるとまた格別に美しいのだ。

そしてバスは恙なく梅田に…と言いたいところだが、大阪市内で夕方のラッシュの交通渋滞に巻き込まれたのか、ノロノロ運転で到着した。

後は通勤特急で西院へ降りて終了。
やあ、一本で最寄り駅まで向かえるのは嬉しいよ。

と、いう訳で、お家に着いたら片付けと洗濯だ!

お土産編

空港で更にお土産を買ってしまった。

レッキスファーのボンボンを緑に染めたもの。買わずにおれなかった。
「知ってるか、まりもはアイヌ語でトーラサンぺ(湖の御霊)と言うのだ」


このフカフカ感に病み付きなのだ。
ちょっと呆れている弟子。


下に敷いてあるのはアイヌパターンのコースター。
そのまま座布団になっている。

また、空港でも生きているまりもを買ったが、このところずっと暑い日が続くため容器に移し替えて冷蔵庫に閉まっている。涼しくなってきたら出そうと思う。

以上、三泊四日に亘る北海道道東釧路・根室紀行でした。
最後までお読みいただき、心よりお礼申し上げます。

ページの先頭へ戻る
前のページへ戻る次のページへ行く
メインのページへ戻る