2014年バレンタイン遊戯大会-a面-

ほぼ毎年恒例の天哭星誕&バレンタイン遊戯。
近年ホワイトデーはすっかり忘れ去られている。

カイーナ編

バレンタインマイスが到来して早二年、今年はミューマイスも参戦だ。
中堅冥闘士発売でメンバー充実のカイーナ軍。
シルフィード達やギガントはと思うが、少なくともトロメアやアンティノーラよりはずっと充実している。

不敵なラダマンティス氏。

そして翼竜の忠実なる側近バレンタイン。

密かに四月発売のラダマンEXを待ちわびている。

去年のように砂を吐きそうな甘々の構図になるのかと思いきや、

出オチ感漂うコタツだ。
二月の企画は全部このコタツで片付けている。
『…だって、あったら入っちまうっつうか』
恐るべきコタツ引力。

絶賛寒波到来中。

(…ムードがない…)
何だか不服そうなバレンタイン。

お誕生日ケーキの代わりに出て来たのは何と鍋。

最早バレンタインとは何の関係も無い。

今日はバレンタインデーだってわかってやっているのか。
何かこの朴念仁だと忘れていそうだ。

『…やっぱり鍋が一番温まるよな』

コタツは団欒の象徴でもあるが、刻一刻と殺気立っている。

(…バレンタインに鍋かよ…!)
主よりも寧ろ管理人の怠慢に腹を立てている。

一方のミューは、

(僕なんか誕生日あっさりスルーされてるんだけどなー)
思惑は人それぞれ。

ケーキ遊技編


『こう言う企画には大体ケーキが付き物であるが…』

今回のケーキはこれ。

お馴染みのデパ地下で発見。
春らしいデザインのケーキ。
ケーキが偏ってしまったのでトレーから少しずれている。

ケーと言えば…。

『今年こそ、あれをするか…』

あれと言うのは、

そう、ケーキ遊技である。

後始末が大変&編集時の精神的苦痛が大きいために近年では滅多に行われなくなったケーキ遊技であるが、

『ケーキと共に肉体を捧げると言う尊い行為である』
まるで自ら食料となるため焚き火に身を投じた兎の逸話のように解釈しているが、勿論そんなことはない。

尊い解釈のまま主に披露。

『ラダマンティス様、私の思いをこの身体と共に受け取って下さい』
『………』

ラダマン、感無量。

(…生きてて良かった…)
近年超絶リア充だこの人。

が、さあケーキごと戴くかと言う時にここで定番の闖入者発生、

『何か楽しそうだから、僕も乗っちゃえ☆』
『…地妖星貴様、ムードをぶち壊すな!!!!』

怒り狂うバレンタインにミューは全く動じない。

『神聖な儀式に勝手に割り込むな!乗って良いのはラダマンティス様だけだ!失せろ!!!!』
『…えー、ケーキの上に寝るってちょっとやってみたいしー。けちけちするなよバレンタイン』
『神聖な儀式なのかそれ…』
動機から何から大いに邪だ。

このぐらいの排斥で引き下がっては三段変態冥闘士は務まらない。

『…だから僕もさ、この食べ物の上で寝るっているアンビバレントなフィーリングを体感してみたい訳。…何かあるじゃない?葉っぱを食べる芋虫的な何か』
まるでアーティストかぶれしたタレントのような物言い。
『わかるかそんなもん!!!そんなに芋虫になりたきゃ幼虫形態に戻ってろ!!』
この一言に尽きる。

更に、

『何か楽しそうだなお前ら。私も参加させろ』
『ほうあ!パンドラ様あああぁぁぁ…!!!!!』

禁断の全裸姿であるが、

全く動じず『ふーん』と言わんばかりの地妖星。
三段変態冥闘士は伊達じゃない。

以上、バレンタインデーケーキ遊技でした。

『…パンドラ様の素体はトップシークレットなので、これ以上はお見せできないのv』
(…そう言うお前もとっとと失せろ…)

最期に、ドヤ顔ラダマンティス。

以上、バレンタイン遊戯でした。
b面は双子座類だ。

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