2012年バレンタイン遊戯大会
バレンタインマイス発売記念なのかバレンタインデー遊戯なのかさっぱりわからない体裁の2012年バレンタイン遊技大会。
きっと、今後もこう言う体裁になるんだと思う。
星の守人編
今年のバレンタインは冗談抜きでチョコを買い込みすぎた。
この中で果たしてどれだけ使われることか。
その中でひときわ目を引くのがこれ。
去年あたりからデパ地下で見かけてなんじゃこりゃと思っていた。
ギャラクシー。
断じてギャラクティカではない。
何とも星座オタク心をくすぐるパッケージング。
星矢ファンなら買ってしまうんじゃないかと思う。
…とは言え、去年はなんじゃこりゃとスルーしてしまったが。
恐らく、何処か他所のサイトでも取り上げていそうだが、
中身はこうだ。
そう、太陽系の惑星チョコシリーズ。
水星に始まって金星・地球、
火星、木星、土星のあれだ。
意味深長なチョコの配列に騒然とするWST冥闘士勢。
これが意味するものとは?
言うまでもなく星の守人だろ。
ラダ『…じゃあオレ土星』
輝火『オレは地球だな』
アイコ『!』
その内、火星と木星も涌いて来た。
アスプロス『言うまでもなく火星であるな!』
APラダ『お前は木星だなバレンタイン』
お隣同士だ。
アイアコス『ちょ、お前ら待てよ!』
アイアコスとミーノスには惑星は割り当てられないのだ。
アイアコス『お前等、何当たり前にチョコ取ってんだよ!そんなもん割り当てられていないオレ達はどうすりゃ良いんだよ!』
アスプロス『お前は豪華な船が与えられたので別に良いではないか。これ以上我が侭言うな』
どうでも良いけど当たり前に黒いガウン着ているこのオッサンに誰か突っ込めよ。
輝火『杳馬なんてマイス化の目処もないから、水星貰っとけよ』
アスプロス『あんな性悪オヤジ、してもらいたくもないわ』
…ではミーノスは…、
『本来ならばルネがここにいる筈ですが、私が貰いましょう』
そうするとうまく割り当たる。
だがそこでラダマン、
ラダ『…お前、ここで金星を取ると言うことは、ルネのマイス化を諦めることになるぞ』
ミーノス『!』
そもそも、これだけ守人の頭数が揃わないと買われない太陽系チョコであるが、
ラダ『オレだってこの数年間、バレンタイン発売を祈願しまくってやっと今日それが叶ったんだ。そのチョコを取ってしまうと言うことはルネがいないこと、ルネのマイス化を自ら諦めることになりはしないか?』
特に、ラダマに至っては三度の食事の度に祈願していた。
バレンタインが側にいるともの凄い説得力だ。
チョコを取っただけで諦める意味にはなり得ないと思うが、
バレンタイン『…正直、バジリスク達はどうでも良いですが、自分もバルロンは欲しくあります』
ラダ(…なんだと…!)
さりげなくシルフィードを切り捨てている。
苦悶のミーノス。
アイコ『取りあえず、ルネの発売でも祈願しながら喰っとけよ』
チョコレートなんて取っておいても油脂が分離してぱりぱりになるだけだからな。
で、チョコの前で一同整列…
…の筈が輝火だけ妙にやる気がない。
それにしても、もの凄い髪の毛のボリュームだバレンタイン。
アスプロス『…ところで、木星の守人は本当に天哭星だったのか?最後まで言明されていなかった気がするのだけどな』
LC作中では誰か他にいるとも取れる描写がされていたと思う。
ラダ『…馬鹿を言え、ルネだって金星なのだ。こいつが木星に決まっておるだろう!』
輝火(だったら、貴重な木星のメンバーをこいつが葬ったことになるんだよな…)
全てはすれ違いが生んだ悲劇です。
守人がある程度揃ったところで冥王登場。
『何と言うことだ…』
当たり前と言えば当たり前だが…、
『冥王星が…ない…』
海王星、天王星もないので当たり前と言えば当たりまえ。
以上、ネタ満載の太陽系チョコレートでした。
ラダマ編
注意:ここから先はカップリング遊戯を含みます。
何かとアレな内容なので、興味のない方は次項へスキップして下さい→
ここからは例年道理のバレンタイン遊戯…の筈。
その頃、ラダマは一人仕事をしていた。
『確定申告の時期やねん』
そこに守人談義から早々に引き上げたバレンタインがやって来た。
『ラダマンティス様。私にもお手伝いできることはありますか』
『ああええよ。すぐに片付くし』
どうしてもうちで描写すると接客業みたいなバレンタインになる。
『何かあったら遠慮なくお申し付け下さい。お夜食をお持ちしましょうか?』
『ええってええって。夜食ぐらい自分で作るよってに』
何気に関西弁バリバリのラダマ。
関西弁バリバリだろうが、ラダマンはラダマン。
『そんな、遠慮なさらずに。よろしければスウィート・ショコラーテ仕様のホットチョコレートをお持ちしますよ。一緒に飲みませんか?』
そんなもん密かに開発していたのか。
どんな仕様なのか少し気になるが、
『…ええよ、オレこれから用事あるし…』
遠慮し続けているのには訳がある。
つまりは人払いだ。
『…オレよりも、トウチャンのところに持って行ってくれや…』
何かと恐ろしすぎる構図だ。
『…側近だか秘書だか知らんが、こんな時間までラダのプライベートにつきまとうのは感心せんな…』
そこでバレンタインも立ち上がった。
『敵である聖闘士がいる方がもっと由々しいわ。忌々しい双子座め、尚もラダマンティス様につきまとうか!』
『ええからええから、トウチャンのところに行ってくれ…』
犬猿と言うか、火種が多すぎる。
『冥闘士風情がこの私に叶うと思うてか。銀河の砕け散る様を拝ませてやるぞ…!』
『黄金だからと貴様相手に不覚を取るか、双子座め今日こそ決着を付けてくれる…!』
実に恐ろしきカップリング闘争であったが、
あっさり回収された。
APラダ『こんなところにいたかバレンタイン。さあ、スイートなチョコレートでも一緒に飲もうか』
バレンタイン『!』
KYと呼ばれていた頃が懐かしいぐらいの空気の読みっぷり。
バレンタイン『ちょ、ラダマンティス様、放して下さい!この忌々しい双子座を排除せねば!』
APラダ『あんまり双子座に関わるとろくなことにならんぞ。さあ行こうか』
一時はどうなるかと思ったが、ラダマンの頭数が多くて助かった。
(…トウチャンナイス…)
(…また頭が痛くなるのが殖えたな…)
最近、やっとカノンが冥サガにとっ捕まったと言うのに。
-中略-
二人きりになれたので、お約束通り戯れまくる。
相変わらずのベタベタっぷり。
ラダマ『今日はチョコレート買ってあるねん』
毎年アソートチョコとかで誤摩化していたが、
『今年はG○DIVAやねん』
コンビニだけどな…。
流石はG○DIVA、三個で500円。
サガ『ホワイトデーのお返しが大変であるなv』
ラダマ『白濁液以外なら何でもええよ』
何だかすっかり受け臭いサガ、
『チョコレートのように甘美な私か、私のように甘美なチョコレート、どっちが欲しい?』
こんなこと臆面も無くさらりと言えるのが双子座の仕様。
チョコレートのように甘美なチョコレートと答えたいが、
『チョコレートのように甘美なサガ!』
何ともう一人現れた。
『ハッピーバレンタイン!チョコをくれサガ!』
堂々とチョコを貰いにくるのも射手座の仕様。
チョコだと?
サガ『たわけ!命が惜しければ失せんか。私のラダは誰にも渡さんぞ!』
ラダマ『だから、お前が目当てやっちゅうねん』
アイオロス『いい加減気付よサガ、ツンデレも度が過ぎるぞ』
それって、ツンデレなのか…?
怒り方が頑固爺さんのそれによく似ている。
サガ『お前にチョコなどやるか!大方、ホワイトデーに白濁液などをお返しにくれるのであろう!言語道断だ!』
アイオロス『よくわかっているじゃないかサガ』
白濁液って…。
ラダマ(黄金聖闘士って、みんなこんな奴ばっかりなのか…?)
そんなことはない、こいつらだけだ。
カフェ・ワイバーン編
降臨遊戯早々いつの間にか姿を消したラダマイス3号だったが、
何とバレンタインをちゃっかり一個貰ってカフェ・ワイバーン仕様にしていた。
バレンタイン・カフェ仕様。
ズボンがスリムすぎて上半身集中型になったのでエプロンを付けてバランスを取った。
上のシャツとベストは以前スミさんに貰ったものです。
平手があったので付けてみた。ついでにお盆も乗せてみた。
スウィート・ショコラーテの影響か、同人世界に於けるバレンタインって、パティシエの印象が強い。
故にスィーツが似合う。
格好が格好なので、もしかしたらワインの方が似合うかもしれない。
ソムリエバレンタイン登場。やべえお盆の持たせ方間違えた。
執事カフェだったが、普通にダイニング・バーみたいな体裁になって来た。
専攻分野はスィーツだが、
『ラダマンティス様にはスィーツ以上に甘美な私を差し上げます』
春だなあ。
…だが通じなかったみたいだ。
『…は?』
『…ぁ、いえ、何でもありません…』
何せ、ラダマンの中では最強の朴念仁だ。
何だかAPラダとは立場が逆だ。
(どうせシルフィード達もこの先マイス化の目処がないのだから、基本私がラダマンティス様と常に一緒にいられる訳だ)
『ああそうそう、お前の他にもう一人、専属のウェイターがいるんだよ』
メイド姿のサガかと思いきや、
何とタキシード姿の星矢だ。
『よう、仲良くやろうぜバレンタイン』
頭はアイオロスに同梱されていたイケメン星矢ヘッドだ。
ラダマンと二人きりだと思ったのに、これはショックだ。
しかも、よりによって星矢。アニメ版ではそこそこだが、原作ではいつの間にかやられていた。
『誰が貴様のような青銅の小僧と一緒に働くか!!!!こんな奴が同僚とは認めん!』
『…お前、性格の地が出てるぞ』
以上、バレンタインカフェバージョンでした。
未だに星矢は納得行っていない。
以上、バレンタインマイス降臨遊戯兼2012バレンタインデー遊戯でした。
最後のオマケにブログで公開したカットを、
『これは私からの気持ちだ。まあ受け取りたまえ』
それでは皆様、良いバレンタインを。
お粗末様でした。