WST マイス in ギリシャ

と、言う訳で本日は火山島ツアーに参加です。

オルード・ポート編

一夜明けて朝。

相変わらずの景色。
変わった事と言えば、風がない。

写真には全く現れていないが、

あれだけ昨日唸っていた風がない。


つまりは、絶好の火山島ツアー日和だ。


ありがとうお天気の神様。


『この俺が向かうのだ!当然であるわ!』
結構天候に愚弄されているくせによく言う。


『待っておれネア・カメニよ!!!!必ずこのカノンが手中に収めてくれるわ!!!!』


『ウワーッハハハハハ!!!!!』
手中に収めると言う事は、管理維持運営をしていくと言う事なのか?率直に気になる。

カノンの馬鹿笑いもそこそこに、

11時集合なので、朝ご飯を早々に食べてオールド・ポートへと向かう。

朝のフィラタウン。

あっちこっちで「カリメーラ」の挨拶が聞こえる。
ギリシャ語の「おはよう」だ。

で、一応リコンファーム代わりに代理店に出向いて予約状況を聞いてみたのだが、思いっきり入る店を間違えた…
私が予約したのはカマリ・ツアー、間違えて入ったのはペリカン・ツアー…。
商売敵の店だった…スマン…。

で、何かよう分からんし、もう直接オールド・ポートの集合場所に向かう事にした。

昨日降りるのを断念した階段を使うのだ。
ガイドブックに降りるには30分かかるとあったので、大体集合時間の10分前には港に着ける。

朝なので風が気持ちいい。

時々吹き溜まりでロバの落とし物の臭いが強烈なところもある。


延々下っているが、景色は単調。


清々しいカノン。

この階段。

これがつづら折りで延々続くのだ。

登りは恐ろしくて想像もできない。

『毎日10往復以上駆け上がるとそのうち聖闘士になれそうな階段だがな』
多分なれる。雑兵ぐらいに。

上を見上げるとこう。

多分、これを毎日駆け上がればそのうち聖闘士になれる。青銅候補生ぐらいに。


ちょっとずつ水平線が高くなる。


延々続く下り階段。

階段の茶色いのは枯れ葉のなれの果ててはなく…

まあ適当に想像してくれ。

途中、こんな落書きが。

言うまでもなくオリンピック記念だが、こんなところに書くんじゃない。

『こんなところにアテナの封印が…!?』
アテネ市内の遺跡にもこの手の落書きがあった。

途中、ステーションのロバに遭遇した。

皆、瞳が哀しげなのは何故だ!?
大人しいのは結構だが、柱や壁をじっと見ているロバもいた。
…まさか…、観光の荷物運びって、ロバ界ではブラックなのではあるまいな??

ドンキーステーションがあると言う事は、オールド・ポートはすぐそこです。

流石は下りで30分。
これが登りだったら…。


石垣がいい感じ。


城塞って感じがする。

で、港に出ました。

右手に面白そうな建物があったが…、

『LOW PRICES』って言う事は金取るのか…。


金を払わねばならないのならとっとと退散。

オールド・ポートと私。


やっぱり港はカノンだ。
…と、言うかカノンしか持って来ていない。

目前にはネア・カメニ。

今気付いたが、海の色と瞳の色が同じだ。

…て、瞳が小さいから写真じゃ分からねえ!

当たり前と言えば当たり前なのだが、

地中海なんだよなあここ。


『そしてエーゲ海でもあるわ!』

ともあれ、集合まで少し時間があるのでその辺をうろうろしてみた。

我が物顔で闊歩、縞縞シャツは伊達じゃない。

オールド・ポートからフィラを見上げ…

て、岩に隠れて見えねえ!


何か風情があっていい。こう言う小屋は好きだ。


我が物顔。


港になると急に生き生きとして見えるのは気のせいか?

気のせいだよな…。


うろうろ撮影しがてら明日乗る船の船会社HellenicSeawayのカウンターを探していたのだが、ついぞ見当たらなかった。
この時点でおかしいと気付くべきだった。つまり、ここの港にHellenicSeawayの船は来ないと。


似合うなあ、港。縞縞シャツは…。


空は一点の雲もない。

自分一人しかいないのでいきなりはっちゃけ。

他に誰かいてもはっちゃけ。
『神だ!このカノンが大地と海の神となるのだ!!!!』


『火山島も今すぐにでも出向いてやる!首を洗って待っておれ!!!!』
そうそう、その火山島ツアーの集合時間です。

今度こそ火山島だ。

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