宿泊マイス遊戯

去る6月の中頃、管理人はまたも週末神戸市内の某ホテルで週末を過ごして来た。
泊まると言えば民宿、ビジネスホテル以外経験の無かった管理人。
今回は奮発?して神戸市内のちょっと高いめホテルにお泊まりだ。

ホテルの図。

知る人ぞ知る、と言ったところか。


吹き抜けに位置するエントランス。

 

管理人には縁のないオッシャレーな空間である。

 
お部屋はスタンダードなツインベッドルーム。


ご到着後早速寛ぐミノマイス。

窓の外からは六甲アイランドを望めます。

すぐお隣は病院だ。

 

眼下には神戸ファッションミュージアム、
斜め向かいには商売敵が林立する


ともあれ、絶景を堪能するミノマイス。


最上階とはまで行かないが、結構高い。
『フフフ、人がチリのようですね』
とか言って、本当はもっと高いフロアでこれを言いたかった。


着いて早々ごろ寝を決め込むアイコ。
『…だり』


『…靴を履いたままベッドに寝るんじゃありません』
しかし、アイコは聞く耳持たず。
『っせー』
これにはミーノスも呆れるより他無い。
『…たく』

同僚の二巨頭を差し置いて室内を探索するラダマイス。

先ずは水回りのチェックだ!

アメニティーは充実している。

一方のAPラダは、

引出しのお菓子が有料コンテンツであることに困惑を隠せない。

その上、


冷蔵庫の中まで有料コンテンツでぎっしりだ。
『これでは冷蔵庫に持って来た飲み物が入らんではないか』


残されたスペースは僅かこれだけ。
こんなところに一体何を入れろと言うのだ。

そして、

ラダ『丁度良い機会だ。お前も有料コンテンツの仲間入りしろ』
APラダ『のおッ!何さらす!』
戻って来た相棒に冷蔵庫に閉じ込められかける。

這々の体で出て来たAPラダ。
そこで得た教訓は。

APラダ『ともあれ…、冷蔵庫のものには手を出さない』
ラダ『そう言うこっちゃ』
そうして冷蔵庫は開かずの扉と化した。

早い時間にチェックインしてしまったが故、
少し退屈なのでホテル周辺をうろうろしてみた。

晴れているので空が清々しい。


マリンパークに行ったが、週末なので人大杉。
マイス撮影もできないまま取り敢えず海だけを撮って埠頭を去る。

マリンパーク内ぶらぶら。



人はいなさそうでちらほらいる。

眼下にはコンテナ埠頭。

ぶらぶらにも飽きてアイランドセンター方面へと帰還。
銀色の球体の車止め。
最初見た時は一体何かと思った。

ガラスのオブジェが涼しげ。
ショッピングセンターのあちこちでやたら小川と噴水が目立つ。
神戸人って、本当に水が好きだなあ。

雑貨屋でニャンコのドアストッパーを発見。

いや…ウチの猫に激似だったのでつい…。

で、収穫は公園で摘んで来たサクランボでした。


『喰えるんか?』
『無理無理』

そうこうしている内に日が暮れて来た。

そこに珍客が。

言わずと知れたスニオン兄弟だ。
当たり前のように上がり込んでくるスニオン兄弟。
カノン『おう、遅くなったな』


『遅くなっただと?お前らを呼んだ覚えは無いぞ』
帰れ帰れをするがそんなことで引き下がらないのがスニオン兄弟。
『まあまあそう固いことは言うな』

気が付けば我が物顔で上がり込んでいる。
そして、眼下の景色を一望しながらお約束の、

『神だ!このカノンが大地と海の神となるのだ!!!!
ウワーッハハハハハ!!!!』
ところ構わずこれを繰り返すところを見ると、
その野望はいっかな叶えられていないのだろう。


『………』
弟の精神の安否を気遣いつつ、実は自分もやってみたい兄。

馬鹿と煙…と言うか、高いところに立って気が大きくなったカノン。
気が大きくなり序でに、

『退けい、冥闘士!その寝床は全てオレのものだ!!!!!』

ジャイアニズム全開で先住民の追い出しにかかるも、


『じゃかあしい!』
更に上を行くジャイアニストによって一蹴される。

しかし、それしきでは全くめげていないのがカノマイス。
どうやら異次元までは飛ばされなかったようだ。

何とコンビニ弁当を持参。
『さあ、飯だ飯だ』

これにドン引きするAPラダ。

『…お前なあ、ホテル内にレストランがあるのに何やってんだ』
『馬鹿野郎!ホテルの飯何ざ高くて喰えっか!』

『高いだと?ほんの4000円だぞ?』
『ふざけんな!』
の、遣り取りを見ながら、ミノマイス。

(失せろ、貧乏人風情めが…)
その拳には怒りが込められている。

『………』
怒りに震えるミーノスを尻目に、自分もこっそり夕食持参の兄。

 
露知らず暮れなずむ六甲アイランドを眺めるラダマイス。
本当、皆好き勝手やっている。