何故にギリシャ出身の聖闘士なのにコーカサス?
えーとまあ、マイ設定で…トビリシには温泉があって…
別に、ギリシャ出身だからって必ずギリシャの民族衣装を着なければならないルールもないじゃない、何着せたって、勝手じゃない!





制作編

基本的に私の作る衣装は前の型紙のコピーアンドコピーで、トレース台で新しい衣装のラインを作成していきます。裾の長さや裾周りなどはネットの写真を参考にしながら、マイスにメジャーを当てて測ります。
今回、袖の形が特殊なので割と書き起こしに手間取りました。


試作用にシーチング生地に書き写します。生地に書く線は高温で消えるフリクションライナーを使用しています。
基本、ドール服は裁断部分に線を引くべきなのですが、私はラインどおりにきっちり縫いたいので仕上がり線を引く派です。


ポケットの縫い方と左右のバランスに失敗しています。ポケットは作り方に苦労すると予測していたので、試作して良かったと思いました。


試作品第二弾


前よりポケットの縫い方は改善していますが、均等に布が取れず、バランスの取り方に悩んでいます。
弾丸ポケットは5つ作るのが限界でした。


本制作編
二回試作を重ねてどうにか均等に配分できる寸法を割り出し、ポケットづくりのメソッドはできたので本制作に移行。
薄手の綿とポリエステルの混合素材T/Cブロード生地を使用します。
ドール服のように細かいものは綿100%の方が生地をしつけやすく作りやすいのですが、しつけやすいということはシワも付きやすいので、少々抵抗があってしつけにくいですが、ポリエステル混合生地を使っています。


完成編
上着だけなので比較的早く制作が終わりました。
ベルトはセリアのぬい用ベルトとバックルパーツを使用し、剣の鞘は本皮の生地を縫って作りました。
彩りに襟元と袖に彼らの髪と近い色のリボンを入れてラインを付けています。
また、袖にビーズでボタンを付けてマントモードと袖の形態の2wayにしました。


チョハというものは民族や地域によって微妙にデザインが異なるものなのですが、私にそこまでの知識と造詣はなく、チョハらしい弾丸ポケットを作るので精一杯だったのでここまででご容赦下さい。
その後の24サガとカノンリバイバル
すっかり普段着に定着しました。
戦闘衣なので凛々しさが出ていると自己満足しています。


これを着せて万博のアゼルバイジャン館に行くのが野望だったのですが、何のかんので万博に行くことは未だ叶っておりません。
マイスのアクションを駆使してジョージアダンスを踊らせてみたいです。
以上、マイス衣装の企画・制作風景でした。
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