WSTマイス釧路・根室紀行

阿寒湖畔散策編

今回はちょっと湖畔をうろうろしたかったので幸運の森桟橋で降りた。
何か気になるまりものソフトとか売っている。きっと抹茶ソフトだと思うが。

阿寒湖と私。
「これあかん…あかん湖や…」
関西人なら必ずこう反応する。

そして、

「べたなダジャレやけど吸い殻入れもやっとるやん」

ともあれ、

「晴れて来てよかったでー」
晴れてる方が絵になりやすい。


そして、雄阿寒岳と私。

まりもの小径

そして船の上からでも何となく気になっていたまりもの小径。


アイヌ柄の行燈や民芸品が展示されている。


そして阿寒湖畔を一望できる。

道自体は100mちょっとなのですぐにまりもの里港に到着する。
そのままホテルに向かうのもあれなのでもう少し散策する。

ボッケ遊歩道


遊歩道があるようなので道なりに歩いてみた。

西日が出て来た。

何ともインスタ映えしそうな景色。


遊歩道近くに芝生があった。

芝生と私…、

…にしても西日きっつーい。


だが逆光で撮ると神秘的で良い感じ。

ロス兄さんが挑戦するも、

逆光は計算をしてやらねばならない。
これでも現地では「よし、良い絵が撮れた!」と思ったのに。

阿寒湖は温泉地。そこかしこに足湯が。

でも今日の私、スニーカーなんだ…。

涙を呑んで湖畔の道を行く。


切り株があるのでロス兄さん乗っけてみた。


うん、どこにあるのか一見わからん。


大体ピントを全体に当てたいので絞って撮るが、光量が少ないとオートフォーカスで撮る。

とかマイスを撮りながらだらだらと歩いているが、

頑張れボッケまで630m。


「…何か硫黄臭えな…」
それよりも唐突なカレー臭の方がびっくりした。近隣にレストランはないので謎のままだ。

阿寒湖を望む。

観光船が滝口に向かっている。

阿寒湖と私。

「知っているか。阿寒湖とはアイヌ語のアカム・トーから来ているのだ」

まりもの伝説について。

「まりもの成り立ちは悲恋伝説が有名だが、私は椎の木伝説を推したい」
かつて、阿寒湖湖畔には椎の木があったが、椎の実が落ちて湖が汚れるので、湖の神様が椎の木に強制退去を命じたそうな。
それで、椎の木は泣く泣く塘路湖へと移動したが、その際に腹いせで千切った藻を湖に投げ込んだものがまりもの始まりと言われている。
…一説には湖に落ちた椎の実がまりもになったとも言われる。どっちにせよ腹いせに湖に投げ込んだものらしい。そんでもって、まりもの発生によって魚が少なくなったとか。
一見分けわからんシュールな展開が以下にも民話らしくて好きだ。

阿寒湖と和菓子はさておき、

結構根っこから倒れている樹を見た。

そして阿寒湖の鬼。

「悪い子はいねが~、アテナ暗殺を目論む不届き者はいねが~」
こいつが出てくると言うことは、結構硫黄臭が強くなっている。

まりもの唄碑

道中、まりもの唄の石碑があった。…まりもの唄なんてあったのか…。

「歌ってみよう、さん、はい!」


何とも心に染みる歌詞だ。

ここテストに出ます。


「そんな真似する不届き者は俺が許さん」
とは言え密漁は横行しているのだと言う。

ボッケ(泥火山)

そして着きました。

「はーい、こちら、泥地獄になりまーす」
泥火山であって地獄ではない。


「写真で見ればだたの泥池だが、90度ぐらいあるらしいな」
ザリガニでも獲ろうかと入ろうものなら大やけどをする。その上、ザリガニなどいない。


「まりもを密漁して小銭を稼ごうとか言う不届き者はボッケに叩き落としてやる」


「名の如く煮え立つ沼よ。どうだ愚兄、惑星の我も侮ったものではないだろう」


ちょっとだけ別府の坊主地獄を思い出している。


すぐそばに砂浜があるが、ここにうっかり入ると砂が陥没して地熱で大やけどをする可能性があるので立ち入り禁止となっている。

泥火山の鬼。

「悪い子はいねが~?海の神を誑かして簒奪を目論む不届き者はいねが~?」
ほぼ名指しじゃないか。


こうしてみると表面がふつふつと湧き上がっているのがわかる。


日は少しづつ傾いていく。

ここにも阿寒湖の看板があったので記念撮影。

我が師のお供蠍座…ではなくクラーケンが登場だ。
2016年の網走行きから度々お供している。
「当たり前だ。蠍座など一緒に来られてたまるか」

最後に、

「俺の出番がないではないか!」

そろそろホテルに戻ろうと思う。

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