WSTマイス宗谷・稚内紀行

 利尻島→稚内編

今日は稚内へと戻るぞ。

一夜明けて朝。

朝から曇天と言うか雨。

一晩お世話になったこの宿ともお別れだ。

港までは送迎付きで、バスで港まで送ってもらった。
運転手さんに「雨で利尻富士は見えずとも、岬を守るゴリラ岩は立派に海を睨んでおります」
とおっしゃっていた。
ゴリラ岩と言うのはペシ岬のことだ。

ほどなく鴛泊港に到着。


観光バスが数台待機している。


今回お世話になるのはフィルイーズ宗谷。礼文島から乗ってきた船だ。

ゴリラ岩ことペシ岬。

うん、ゴリラに見える。


利尻富士ともこれでお別れだ。


さようなら利尻島。

さあ、今回乗った稚内行きのフェリーだが、昨日の香深-鴛泊間など比較にならないぐらいの混雑だった。
二等船室はともかく、甲板ベンチに至るまで人でいっぱい。もう、座るところなどどこにもない!状態。
まあ、一時間半ぐらいの航路だし、乗客もご年配の方が圧倒的に多いので立っときます。

と、言う訳で雨天で撮影もままならず、ずっと人の少ない部分のデッキで立ってやり過ごしていた。
多分、朝一で稚内に戻る便なのでこんなに混んでいるのだと思う。特にツアーとかは朝一から移動になるだろう。


船は恙なく稚内へと入港。


ただいま稚内。道北は絶賛雨だ。


ただいま北防波堤ドーム。

で、下船の人があまりにも多いのでそのまま甲板でぼんやりとしてやり過ごしていた。

給油の船がやって来た。


給油作業をぼんやりと眺めていた。


そうこうしているうちに船員に退出を促されて出て行った。
この有様なのでマイス撮影はなし。

稚内周遊のバスツアーに申し込もうか昨夜悩んだが、如何せんツアーは滞在時間が短いので、ある程度自分のペースで滞在できる公共交通機関を利用することにした。

まずはバスステーションのある稚内駅へ向かう。

久しぶり、稚内駅。

日本最北端の駅制覇記念に。

「日本の西も東も制覇しておらんがな」
東の東根室駅は車窓から辛うじて制覇。それは制覇と言うのか。

ノシャップ岬編

稚内駅を徘徊しているうちにバスの時間がやって来た。

バスに乗ってやってきたのは、

ノシャップ岬。

お花畑がお出迎え。


「ちなみに管理人はここを東の端っこと勘違いしていた。相変わらず地図は読めない」
東の端っこは納沙布(のさっぷ)岬、ここは野寒布(のしゃっぷ)岬。


「なんだか字面的に納沙布の方がノシャップと読めそうだが違うのだ」
誤解を避けるためのここはノシャップとカタカナ表記をしているのかもしれない。


ここノシャップ岬に来たのはほかでもない。


まずはノシャップ岬で記念撮影。


公園では銀のイルカさんがお出迎え。


この曇天で雨なので、ほかの観光客はほぼいない。

ノシャップ岬も北の端っこ頑張れと思っていたが、

「残念ながら宗谷岬には遠く及ばないし、礼文島のストコン岬よりも緯度が低いのだ」


今のカメラは防水ではないのでちょっと心配しながら撮っていた。


銀のイルカとどや顔。イルカさんもいい迷惑。


オホーツク海と私。


「何を大げさな。今日びのカメラが雨ぐらいで死ぬわけなかろう」
だが、弟のカメラはそれで死んだ。雨侮るべからず。


ところどころに水滴付いてる。

ノシャップ寒流水族館

で、今回ノシャップ岬まで来たのはここが目当て。

ノシャップ寒流水族館のフンボルトペンギンに会いに来たのだが…、


いや、写真のペンギンめっちゃマゼランペンギンやん…。
どっちがおるんや。

そしてフウセンウオ…。

危ない、何だか「たこぶえ」的な危なさを感じる。特に真ん中。
昔の漫画だからばれないだろうと言うことなのか…。
ここの水族館のフウセンウオはたこ焼きを食べたり宙に浮くのか!?


数々の疑問を置き去りにしたままペンギンコーナーへ。


看板はちょっとあれだったがちゃんとフンボルトペンギンはいた。


ほらフンボルト。


換羽寸前なのか羽毛が結構もさもさだ。

望遠レンズでじっくり撮影。

コンデジやスマホだとここまで大きく撮れないんだ。


この子なんか換羽寸前だ。


前の子は終わっているっぽい。後ろの子はこれから?

そして、ペンギンの傍には、

ゴマフアザラシ。

おやつが貰えると思ったのだろうか。

この表情。


おやつくれないので向こう行った。

そしてウミネk…いや、ゴメだ。ゴメがいる。

そして館内展示。

「小ぢんまりとしている上平日雨天で午前中だったので、誰もいなかったのだ」


「中には主に稚内近辺の海の魚が展示されている」

え?これも稚内近海にいるの??

多分、熱帯魚コーナーだったと思う。


館内にはドクターフィッシュも展示されており、お手手の角質取り放題だった。


「誰もいないからとマイスを撮りまくりだ」
ミラーレス一眼でどこまでできるのか試していた。


「まあー、背景もマイスもばっちり撮りたきゃ三脚置いてライト付けてじっくり撮れってことになるけどな」
見つかるではないか。

回遊水槽は一回から二回にかけてスロープでのぼる構造になっていた。

「このあたりに稚内近郊の魚が展示されていたんだよな」


「寒流水族館と言うだけあって寒冷地の魚が主に展示されている感じだ」


なんとも清涼感のある景色。


で、クラーケンマイスの後ろにうっすらと写っているのが、

巨大ワラスボ!

…ではなくオオカミウオだった。


伝説のクラーケンでもちょっとビビる。


「ま、クラーケンの方が遥かにグロいんだけどな」
大体は大蛸かラブクラフト的な描かれ方をされている。

水族館には科学館も併設されていた。


青少年と言うだけあって青少年の年代をとうに過ぎた管理人向けではない展示が多い。
南極展示コーナーは眺めていた。
ただ、イライラ棒懐かしいなあと思っていた。

以上、ノシャップ寒流水族館でした。

次は稚内へ向かうぞ。

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