WSTマイス宗谷・稚内紀行

 ストコン岬編

さあ、次はストコン岬だ。

ここも風が強くて飛ばされるので帽子は厳禁だ。


目の前には海驢島が見える。


「海驢島は現在無人島で名の如くトドが主な住人らしいな」


今回ここ礼文島へ来たのもこのバスツアーに参加したのも、この最北端ストコン岬へ来るため。
日本の最北端を制覇したいからだ。

だが、

「一見日本の北の端っこに見えて、緯度では僅かに宗谷岬が勝っているのだな」
地図をよく見ていなかった上に、端っこ=離島にあると思い込んでいた故の痛恨のミス。


何と、バスツアー中にバスガイドさんに言われるまで全く気付かなかったんだよね。


「最北端を名乗るわけにはいかんので、あくまで『最北限』と表記しているらしいな」

教訓:地図はよく見よう。

「まあ、宗谷岬にも行く予定なのでそれはそれでいいのではないか?」
いや、この段階で急遽予定に組んだ。


(地図を読むとか言っている割に、翌年根室最寄りの空港を釧路と間違えてチケットを取っていたりするんだな。しかも往復で)
根室最寄りは中標津空港なのだ。


岬へと続く道。


ストコン岬の碑。


端っこではないが撮影だ!


字面だけ見ると北のギリ端っこ感はする。


「北の端っことかちまちまやらないで北極点極めようぜ」
さりっと無茶を言う。


本当の北の端っこではないので宗谷岬ほどの難易度はない。


「この程度の認識やから納沙布岬でもフェイントに引っかかるねん」


ラダマは2006年に日本の南の端っこである波照間島に持って行かれたことがあるが、記念撮影はされていない。


「あの時はそんなことする度胸なかってん」
ああ見えて人も疎らにいたし。


「2007年に波照間島に訪れなんだからこの様になるのよ」
人気がありすぎて当時は船の予約が何かと厳しかったのだ。

それはさておき、見晴らし良い喫茶店があるぞ。

で、昆布ソフトがあると言うので食べてみた。

話のタネに食べてみたくなるじゃない?
暢気に写真を撮っている内に溶ける…。
で、昆布臭がしたとか昆布だしが聞いていたかとかあんまり記憶にない。
食べているシリから溶けて落ちるので、クリームが服や靴に落ちないよう苦心して食べていた。

桃台・猫台

さあここで、礼文島を一周しながらバスガイドさんの地元のお話を聞いていた。
礼文・利尻の主力産業はコンブ漁であること、一見駐車場に見える砂利の敷かれた広場は実はコンブ干し場であり、関係者以外が土足で踏み入るのは万死に値すと言われること、カモメとウミネコの見分け方について…などなど。


桃台と猫台に到着だ。


迫りくる奇岩。曇天と相まって荘厳な風景だ。


この秘境感。

このドヤ顔。

「フェローだって、レンタカー借りるかツアーに参加すればこのぐらいの景色あったのになあ」
地味に心に痛いことを言う。


で、何が桃台で、何が猫台なのか??

既に見えている気もするが、

「まあ、順に見て行こう」


強い海風がそうさせるのか、荘厳で神秘的な奇岩の数々。

で、桃岩は?

何と、桃の形の岩があるのだ。
桃とはなかなか縁起の良い植物である。


「まあ、そう言う形の岩があるってだけだけどな」
身も蓋もないことを言う。


更に小径を行ってみようと思う。


「では次の猫台を確認するとしよう」


目の前にはオホーツク海が拡がる。


荘厳な風景…の一部に猫台はいるのだ。

おわかりいただけただろうか…。

まあ、猫に見えないこともないような…。


「心の眼で見たら猫だ猫。きっと」


猫…。


「心の眼で見れば毛繕いをしている猫に見えんこともない」


天気は晴れたり曇ったりを繰り返している。

北のカナリアパーク


草原に仲良く佇むお墓。

さあ、今度は礼文島南端の北のカナリヤパークだ。

残念ながら利尻は雲に隠れて見えない。
どこの名所も利尻富士がセットでついて来るので、見えないと言うことは結構痛手だったりする。


ご存知、映画のロケのために作られた架空の小学校だ。
館内は撮影禁止なので、中の様子をお伝えすることはできない。


周辺は撮って良いのでその辺をぱちぱち撮る。


小学校の周囲は他の観光客の方がたくさんいるので、この先の奮部灯台まで向かう。


「晴れたり曇ったりだな」


見渡す限りの草原。


「草原の果てに灯台が見えているのだ」


こちらが奮部灯台。礼文島の最南端に位置する。


奮部灯台と海龍。


このどや顔。
「赤と白の縞々がキュートであろう」


もちろん中には入れません。


「さあ皆さん、そろそろバスの時間ですよっと」


以上、奮部灯台でした。

と、言う訳で以上で礼文島巡りツアーは終了、次は利尻島へと向かうぞ。

 フィルイーズ宗谷編

礼文島周遊ツアーを終えた管理人。
今度は船で利尻へと渡るが、利尻島のツアーが船が到着して間に合うかどうかのぎりぎりだった。
予約制なので、一応礼文島の港から急遽予約した。

船の時間まで港で過ごすが、港はもう物凄い人・人・人…。
こんな大人数船に乗るんかいと思ったが、フェリーの搭乗人数を侮ってはならない。

取り敢えず、軽くご飯にした。

ウニの軍艦巻きだ!これで1,200円…。
ミョウバンの味がしないとろりとした甘いウニだが、クセが無さ過ぎて今一つ食べた気がしなかった。
やっぱり土瓶で蒸さないと…。

で、ようやく乗船の時間となったが、物凄い人…。
どうやら、ツアーの団体客が何組もいる模様だ。

今回お世話になるのはフィルイーズ宗谷号。


「ようこそ礼文島へ」の看板に見守られながら礼文島を後にする。
さようなら礼文島、いつの日かきっと来るよ。

で、ふと見たら海鳥がただ乗りしていた。

わかる、わかるぞ。鳥類たるもの飛ばずに済むのならばそうしたいものだ。飛ぶのは非常にエネルギーを使う。

カモメとウミネコの違いについて

ネットで調べるとザクザク出てくる。やれカモメは渡り鳥だのウミネコは留鳥だの、カモメの足は黄色だのピンクだの、ウミネコの方が目が邪悪だの鳴き声が違うだの。
だが、どれだけスマホで調べて知識を得ても、いざ海辺でずらっと並んだり飛び回る奴らを見ると、一体どっちがどっちなのかわからない。足の色ではまず見分けがつかない。
そこで、礼文島バスツアーのバスガイドさんは素晴らしい解決策を提案してくれた。
ガイドさん独自ではなくどちらかと言うと道民的解決でもある。

カモメだろうがウミネコだろうがまとめて「ゴメ」と呼べばいいのである。
もう、海岸にいる海鳥はみんなゴメ。はい、これで解決。

で、写真の鳥は…うん、ゴメ、ゴメでいい。ウミネコにしか見えないが、ゴメ。間違えてはいない。

このゴメども、浅瀬にいるウニをたらふく食っているので丸々と太っているのだと言う…。なんとも羨ましい。


利尻まではほんの30分。


「目と鼻の先だからな。直ぐに着くわけよ」


「しかも、船から降りたらツアー開始なので降りたらダッシュだ」


船内と海龍。

いつも最後まで居残ってだらだら下船派だが、この時ばかりは出口の先頭に並ぶ勢いで構え、そして下船開始とともにダッシュ!
所見の利尻港だが、事前に建物内の見取り図をスマホで予習してカウンターまで走った。

何せ、下船してからバスが出発するまで5分ほどしかないので、急がないと乗り遅れるとすら思っていた。
…が、時間を勘違いしていたようでバスは10分ぐらい待ってくれていた。
そりゃそうだ、客の皆が皆ダッシュしてくるわけがない。

バスは二階建てで海側の席はほぼ塞がっていたが、何とか窓側席を確保できた。ダッシュした甲斐があったと言うもの。


バスの車窓から。


目の前には澄んだ海が広がる。

先ずはペシ岬が見える野塚展望台を見学。


だけど車窓からだけで、バスから降りることはできない。

さあ、利尻島を巡るぞ!

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