WSTマイス宗谷・稚内紀行

 礼文島観光編

一夜明けて朝。


礼文島は徒歩で回るにはちょっと厳しい島なので、速やかにバス会社が催行するツアーに参加した。
時期が時期なのか参加は予約制で、前日にひっそりとフェリーターミナルで予約をしておいた。


集合場所はここ礼文島のフェリーターミナル。
宿泊していた宿を朝市にチェックアウトして港まで送迎して貰った。気さくな宿のご主人のとても良い宿でした。ウニの土瓶蒸しを思い出すと未だに涎が…。


さて置き、朝の八時に港集合だ。朝が弱い人間にはちと厳しい。何せ、宿の朝食の時間にも合わせなければならない。
因みにバスツアーのお値段ほんの3,300円。3時間でこのお値段。
終日で2,500円ののさっぷ号が以下に破格かわかる。


ツアーバスの良いところはスーツケースなどの大型の荷物の心配をしなくて良いこと。
下のトランクで預かってもらえる。
デメリットは私のような趣味の人間はなかなか撮影が厳しいところ。決められた時間の中で人気のない場所で決めなければならない。

西上泊・澄海岬編

さあ観光に出発だ!

先ずは西上泊と言うところと澄海岬にやってきた。

が、集団から遅れてちんたらやっているとこんなことに。

皆さんどちらへ?
見兼ねたバスの運ちゃんが「上の方へ行ったよ」と教えてくれた。

誰もいないと言うことは、

西上泊と私。


「知っているか。アイヌ語では港はトマリと言う。利尻島の鴛泊などが、それに当たるのだ」
香深がアイヌ語で何を意味するかにについては諸説あるらしい。


誰もいない港を撮る。
凄い防波壁がある。


そしてこのフェローを思わせる絶景。


草原と険しい岩々。


フェロー同様ここ礼文もハイカーに人気の島なのだと言う。

さあ、澄海岬だ。

沖縄顔負けの透明度!が売りらしいのだが、生憎この曇天…。

周期をずらして人の来ないタイミングに撮っている。

「澄海でスカイとは、良い名前ではないか」
公募で決まったとか。


そんでもってここスカイ岬は風が非常に強い。
帽子はバスに置いて来るようバスガイドさんが忠告していた。


ストコン岬を始めとする島の西川は風が強いのだそうだ。反対方向はそうでもないらしい。


「まあ、マイスまで飛ばさんよう精々気を付けろよ」
2008年のあの悲劇が思い起こされる…。


周囲には高山植物が咲き乱れている。


岩の上に弁天様が祭られている。

さあ、港の方へ戻るぞ。

これだけ暴風壁が高いと言うことは、冬場半端ない風が吹きつけるんだと思う。

ここ澄海岬の売店ではトド肉の串を売っていた。

一本250円也。
話のタネに食べてみたくなるじゃない。しかも、撮影用スペースまで準備されているこの親切設計。
味付け肉の串焼きなのでそんなに臭みはなかった。

次は日本最北限の岬だ!

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