2016年節分遊戯
今年の節分もやっていました。
いい加減ネタ尽きるやんと思うが、毎年白銀マイスがぼつぼつ出るのでついやってしまう。
食いしん坊編
さあ、今年も節分がやって来た。
「………。」
鬼と言うだけで豆をぶつけられる理不尽な日だ。
今年も準備は万端。
豆と恵方巻きとイワシを完備。
毎年恵方巻きはキャラクターもの。
「…良い歳をした大人がと思われそうだが、一番値引きが早いんだ」
去年は妖怪ウォッチだった。
鬼を追い払う為にぶつける豆も、
食ってやる!
臭いで鬼を追い払うと言われるイワシも、
食ってやる!
なかなか美味かった。
あっという間に骨と頭と内臓だけに。鬼最強。
「馬鹿め、柊の葉を忘れるからよ」
そんでもって恵方巻きもいただき。
まるで害虫だ。
今年もiphoneのコンパスで恵方をチェック!
鬼退治編
節分の当日、白銀三人で会談。
三人よればもんじゃ焼き。
「…さて、我々白銀聖闘士も着実に数を増やしているわけで、いよいよ鬼退治を本格化していきたい所存である」
本当に忘れた頃に発売される。
今年初参加のサジッタのトレミー氏。
「魔矢じゃないぞ念のため」
古参二人で絶賛会談中だが白銀と言えばあいつがいない。
「…時にペルセウス、ライラも我らと同じ白銀聖闘士ではないか。彼が私達と鬼退治に参加したことは一度もないのだが。私達よりも発売時期が早いのにおかしくないか?」
そう、当たり前のようにオルフェは不参加だ。
「…ああー、あいつ冥界に片足突っ込んで冥闘士気取りだろ、声かけても下半身を石にされたユリティースがどうたらとか抜かして断るし」
「ああー、わかる。あいつの付き合い悪いし彼女至上主義のリア充アピールウザいよねー」
「そんなに彼女が心配ならこの俺がゴルゴンの盾で上半身も石にしたるぞ思ったわ」
世間話and愚痴にウンザリしたサジッタ。
「…付き合っておれん。とりあえず鬼をサクッと退治すれば良いのだな」
「おお行ってくれるか。後で骨は拾っておくぞ」
一方鬼さんは、
「悪い子はいねがー?泣く子はいねが?ポセイドンを誑かして世界征服を企むヤツはいねがー?」
ボード片手にナマハゲモードになって謎の読み合わせをしている。
「…そんでもって、ハデスに寝返りアテナの抹殺を目論むヤツはいねが…?」
そこに颯爽と現れた白銀聖闘士。
「…俺はそのどれにも該当せんし個人的な怨みは無いが、退治させてもらう」
「まーたまた、とか言ってアテナに直接矢を刺して致命傷負わせたのお前だろ?」
振りかぶった。
「鬼である以上、豆を喰らってもらう」
「…あ、左手で投げるの?」
鬼は外!
『受けよ節分限定奥義、ファントム・ソイズ!!!!!!』
これまた豪快な豆まき。
『!!!!!』
説明しよう、
ファントム・ソイズとは無数の大豆を幻を見せ、その中の実在の一粒が敵に命中するという、非常に恐るべき技だ!
だが説明虚しくボードで返り討ち。
かきーん。
ものの見事見切られてしまった。
『…阿呆かお前、つまり豆は一粒しか投げてねえってことだろ』
ファントム・ソイズ敗れたり。
そして、何か出て来た。
『例年トンカチだったけど、最近こっちも良いなーって思えて来たんだな』
『!!!!』
退却!
『こちとらは節分に命張っとんじゃあ!!!!ナメた真似したら殺すぞ!!!!』
『…まったく近頃の聖闘士と来たら、哀しいほどに惰弱よのう』
で、這々の体で戻って来たらば…、
この有様。
『どうだった?あいつマジヤバいでしょ?』
『どうやら五体満足のようだな』
『貴様等暢気に鍋囲んでんじゃねえ!!!!危うく鬼に首チョンパされるところだったわ!』
以上、2016年度節分遊戯でした。
オマケ
『お、何か良いもん喰ってんじゃん?』
『!!!!』
お粗末さまでした。