名古屋水族館巡り特集

前日殆ど寝ていなかったので早々に床に入った筈が、なかなか眠れなかった。
眠れなかった理由を羅列すると、
1.暑い→夜中起きてエアコンを切った。
2.渇く→しょっちゅう起きて水を飲んだ。
3.乾く、痒い→保湿クリーム持ってくりゃ良かった。
4.冷蔵庫がうるさい→電源を切れば即時解決なのだが疲れすぎて電源を切る発想にまで至らなかった。
5.枕が低い→科学された枕の筈ではないのか…。
以上の点で12時間近く睡眠時間をとったに拘らず眠りは浅かった。何事にも相性と運がある。

南知多ビーチランド編

で、ふらふらと起きてふらふらとチェックアウトし、ふらふらと駅へと向かった。
NAVITIME様のお告げによると、金山から名鉄に乗ると良いとある。

しかし、栄から名城線に乗り換える時、乗り場がわかり辛くて少し難儀した。
金山に行きたいから名古屋港水族館方面に行けば良いのだが、まずは反対周りのホームに着く。
ここじゃないのかな?と振り返ると今度は東山線のホームに戻ることになる。
じゃあ一体どこやねん?と出口と書かれた方向を自棄で突っ切ったら名港線方向行きのホームに辿り着いた。
私の後ろに女の子連れがいたが、途中で「あれ?出口?名古屋港行きこっちじゃないんだ?」と言って引き返して行った。
方向音痴の私一人ならいざ知らず、他の人も迷う仕様じゃないのか栄駅…。

何のかんので金山で名鉄に乗り換え。

更にNAVITIME様は「慌てて今来た電車に乗らずとも良い、10:30分発の急行が一番早く、そしてスムーズに行ける」と告げた。
そのかわり嫌っちゅうほど混んでいたが、皆次の駅で一斉に降りた。

そして電車に揺られること一時間、
知多半島の南、知多奥田に到着。

初めまして知多奥田。

案の定、降りて行った人達は親子連れが多かった。


親切にもコンコースから案内が。
出口を早速間違うような管理人には嬉しい仕様。


出たら出たで、迷うなよと言わんばかりに矢印で案内。


地図を見た限り一本道なので、ここを道なりに行けば良い。
田園地帯に観覧車が見えて来るのでそれが目印となる。


で、程なくビーチランドへ到着。
おもちゃ王国も併設されている。

早速入ってみる。

まずはクラゲがいたり、


癒しのイワシ大水槽があったり、


イルカのふれあいプールがあったりする。

このイルカのふれあいプールというのがなかなか凄くて、イルカ二頭がボールで遊んでいる→ボールがプールの外へ飛び出す→お客さんが拾って投げる→イルカキャッチ!の手順でイルカ達は延々お客さんに遊んでもらっていた。

お客さんも代わる代わる遊んでいた。

プールは広いが、イルカには浅いような気がしてちょっと不安になる。

時として水飛沫が飛ぶので注意。特に今日のような寒い日には。

連絡通路を挟んであるのが、

レゴレゴしい海獣達が。

しかしレゴなどと言ってはならない。

ダイヤブロックだ!
おもちゃ王国の名に相応しく、シルバニアファミリー館、リカちゃん人形館があった。
小さなお子様達に大人気のようだ。

そして園内にはアトラクションが。

その名もシードラゴンコースター。

タツノオトシゴかと思いきや、

ちゃんとシードラゴンしてる。

その全貌は、

何だか南郷水産センターのコースターに似た空気のこぢんまり感。

サイトにも告知されていたがシードラゴンコースターは現在絶賛運休中。

『…つまりは働いとらん訳か…』
流石はシードラゴン。

気を取り直してビーチランドへと戻る。

こちらペンギン館。
キングペンギン達だ。皆寝とる。

そしてジェンツー。

…良いお尻。

お尻繋がり。

こちらのキングも寝転んでいる。

そしてフンボルトペンギン。

いるいる、いっぱいいる、うじゃうじゃいる。
この面積でこんなに飼うのって良いのかな?と思っていたがキングペンギンのルッカリーにして然り、群れで生きる生き物なのでちょっとぐらい密でも問題ないのだろう。


まったりしている雛。

飼育員さんの手差し給餌待ちの列。

雛はともかく、成鳥が頭を震わせて飼育員さんに餌鳴きしているのが興味深かった。
人工育雛なのかもしれない。

飼育員さんに抱っこされてなでなでされたり飼育員さんに甘えているペンギンを見て他のお客さんが「ペンギンってペットみたいに可愛がれるの?」とぼやいていた。
確かに、ペンギンをペットとして飼いたがる傾向の一因にはなっている。しかし飼育員さんの手をよく見て欲しい、傷だらけだ。噛み付かれ突っつきまくられながらも毎日懸命に世話をしてペンギンとの信頼関係を築いている。

冬は恋の季節。

あちこっちでぼえぼえ鳴いて求愛行動。
見よ、このリア充っぷり。

独身も負けない。
ぼえーッ。
一番高いとことで吠える。
ちなみここうして鳴くのは恍惚のディスプレイと言われており、主にオスがメスを呼んでいる。


美声を披露した後のこのドヤ顔。

そして、その声に惹かれてかペンギン達が集まって来た!
このモテペンギン!

…かと思いきや集まって来たのは二羽ともオスだった…orz。
「もういい加減気が済んだだろう場所を代われ」とやって来たのかもしれない。

更にこんな微妙なところで寛いでいるペンギンが。気を抜くと転落間違い無しのポジション。

わかる、わかるぞ、流れる水がフリッパーに心地良いんだな。


最後にファミリープールにずらりと並んだ6羽。

イルカにしても然り、ここのペンギン達は皆お客さんを見て何かのアクションを待っているようだった。皆何をくれるのかとこっちを見ていた。
距離も近く、やもすれば触れるぐらいの近さにいるのでペンギン好きには良い環境でした。
葛西臨海水族園はフンボルトがこの倍うじゃうじゃいるけど遠いんだよな…。

以上、ビーチランドでした。

『ほとんどペンギンの特集じゃねえか!』
しかも、上の写真も全体の1/4にしかすぎない。

そろそろ電車の時間もあるので名残惜しいがビーチランドを後にする。
何と、出たら出たで「知多奥田はあっち」と看板が出ている。

で、知多奥田に着いた。


帰りは何と特急車両だった。

そして名鉄名古屋に到着。帰りのバスは名鉄名古屋バスターミナルなので結構近い。
バスまで時間があるので取りあえずご当地ものをと思ってみそカツ丼を食ったが重かった。

まさか帰りの便まで運休ではなかろうなと気を揉んで名鉄バスのサイトで運行状況まで確認した。

恙無くバスはやって来た。
最終便は人気があるのか「満席」だった。そっかそっか人がいっぱい乗るのかと思っていたが、結構空席がある。私の隣も開いていたし基本一人で乗る座席の隣は空席のようだ。
おまけにこのバスは特急だが、途中幾つかの停留所でお客さんを拾う。
途中で乗って来るお客さんのためにある程度空席を確保しとくのかな…。

乗車時に「積雪や帰省ラッシュの影響で到着が大幅に遅れる可能性がある」と告げられた。
別にまあ良いか運休になるよりかはと乗っていたが、逆方向の上り線がえらく混んでいる。エラいのろのろ運転やなと思ったら完全停車の箇所も。
次は我が身と戦々恐々としたが、下り線は渋滞無く定時運行だった。

バスは途中多賀でトイレ休憩。

この積雪。
油断するとつるっとこける。

そしてバスは恙無く京都へ到着。

月が奇麗だし、さっき喰ったみそカツ丼のカロリーも消化したいので駅から自宅へと歩くことにした。

暫く歩いて後悔した。

除雪されている道もあれば、このような状態の道もある。
多分、日当りが大きく関係しているのだろう。

オマケ お土産編

気になる名古屋土産だが…。

『………』

このドヤ顔。

厳密に言うと名古屋港水族館土産だ。


珊瑚のクッション。
…名古屋港限定ではなく全国どこの水族館でも売っているあのシリーズだ。

………。

カノ『どうだ?珊瑚礁をイメージしたクッションだ』
デフ『………』

で、この仕打ち。

カノ『…何をする…』
デフ『いや、何となく…』
それはどて煮やミソカツ、手羽先でなかったことから来る失望からか。
ともあれやることが鬼だ。

こっちが王道だと思う。

やっぱり女の子がやる方が良い。
素で海物語だ。

以上、名古屋小旅行特集でした。

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