WSTマイスin北大西洋諸国&北欧

と、言う訳でアイスランドを発つ日が来た。
飛行機は朝8時発の便。空港には通常2時間前集合、空港までの所要時間が一時間以上前となると、午前3時起きぐらいになる。
寝過ごすのではないかと気が気でなく殆ど眠れなかったがそこで気が付いたのは夜中の1時2時に関らずずっと空が明るかったことだ。
流石は高緯度。太陽は出ていないけどほぼ白夜だろ。

ケブラヴィーク空港/フライト編

で、一夜明けて朝。

『これで朝の4時前ですねん…』

滞在中オーロラを見られなかったその理由は、

『ほぼ白夜だったからだ…』
市街地から離れたらオーロラは見られたかもしれない。

三日間過ごしたこの部屋ともいよいよお別れです。


『ものごっつええやややったけど、さいならやねん』

で、約束の時間にピックアップがやって来て、また例によって営業所で空港行きのバスに乗り換え。

乗り間違えると他の目的地に…と思うが、この時間は空港行きのバスしかない。

レイキャビク空港は国内線だが、ケブラヴィーク空港は国際線空港でアイスランド西南端にある。

バスはひたすら南西に向けて走る。


朝もやの平原を走る。


何しか石を積み上げたお地蔵さんみたいなものがあった。



アイスランドは市街地を抜けるとひたすらに平原だ。


で、走ること一時間弱、ケブラヴィーク国際空港に到着。
到着時にも触れたが、国際線だとケブラヴィークもレイキャビク空港と表記されることがあるので空港を調べる時ややこしい。
千葉なのに東京ディズニーランドと言われるぐらいややこしい。つまり馴染みが無いとどうでも良いぐらいにややこしい。

レイキャビク空港はもの凄く狭かったが、

流石は国際線空港。この混雑。


ともあれチェック・インだ。


個人予約だがここでもパスポート提示で恙無くチェック・イン。
『お前の席は無い!』だのをファミリーネーム云々を問われること無く進んだ。
ウェブチェックインを済ませておくと非常にスムーズ。
で、手荷物を預ける際にペットボトルの入ったお土産袋が重かったので一緒に預けようとしたら、『手荷物は一つでしょ?』と返された。何処にそんな証拠がと思って予約のプリントアウトを良く見たら、手荷物『1個』と自分で入力していた。
手荷物が増えることぐらい想定しろよ二ヶ月前の私。と、言っても無理だわな。

そして、土産物袋の中の水だが、何処の飛行機も機内に液体は持ち込めない。デンマークは水が高いのでアイスランドで買ったのを持ち込みたかったが…。涙を飲んでゴミ箱に投げる。

手荷物検査は例によってブーツを脱がされるので、言われる前に脱いでレントゲンに流した。
あの鞄は来ているのに靴は流れて来ない心細さは異様。

チェックイン・手荷物検査を済ませたら…、

ショッピングだ!
何かスモーク・サーモンをしこたま買っていた。熊かと言うぐらいサーモンが好きだ。
結局現地で覚えたアイスランド語は鮭=LAXだけだった。

で、お土産にアイスランドの通貨を持って帰りたかったので一種類ずつを残しつつ消化して行った。
アイスランドではDKKが使えるが、お釣りはISKで返って来る。デンマークでISKは使えないので上手く消化しないと小銭が溜まってしまう。
アイスランドは物価が安いしISKが日本円に近い感覚で使えるので感覚は掴みやすい。

アイスランドは水が安いのでペットボトルで買ったが、機内持ち込み鞄に入れてしまったためにセキュリティーチェックで棄てさせられた…。
スーツケースに入れて重量オーバーになるのを恐れてついつい機内持ち込みに入れてしまう。

今回乗るのはアイスランド・エアーFI204便コペンハーゲン行き。

定刻通り来るみたいだ。


左、金持ち向けラウンジ。

因みにアイスランド・エアーにはビジネスクラスの名称で『サガ・クラス』が存在する。
ラディソン・ブルー・ホテルもサガだったし、アイスランドでは何かと特別なものにサガの名称が付く傾向があるのかもしれない。
ネタで乗ろうと思ったが、3時間のフライトで日本円で7万ぐらいしたので、速やかに諦めた。


平民なのでエコノミークラス。エコノミークラス上等。


コペンハーゲンまでお世話になるよ。

で、飛行機に乗った時に機内食が出ないことに気が付いた。別に寝て過ごすので良いけど。
有料で販売はしているようで、機内販売も『サガ・ショップ』だった。

そのサガ・ショップに今日の朝ご飯で食べたツイスト・ドーナツが売っていた。
一個300ISKなのか。スーパーで6個300ISKで買ったよ。
流石は機内、サガ価格。

で、いよいよフライトの時間に。


滑走路の図。


テイクオフ。


さようならケブラヴィーク。


さようならアイスランド。

そして我らがFI204便はフェロー諸島上空へ。

ただいまフェロー、上空だけど。

で、下界は…

一面雲。


上空から見る雲も壮観だけど、フェロー諸島が全く見えない…。


上空だと雲が間近に見える。
曇って、遠目に見ると『乗れるかも』と思うけど、飛行機で接近するとただの蒸気の塊で『乗るのは絶対無理』と思ってしまう。

雲はともかく、三時間のフライトの後飛行機はコペンハーゲンはカストラップ空港へ。
レイキャビク発が7:45分でコペンハーゲン着が12:45分で一見5時間近く飛んでいるように見えるが、時差があるので+2時間となる。

ただいまコッペン。

と、言う訳でコペンハーゲン中央へ向かうぞ。

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