冥界三巨頭&双子座類+α in 小豆島-松山
日没を撮った後、車をホテルに向けて走らせる管理人。
…ホテルの駐車場が見通しの悪いカーブにバックで駐車だったので、夕方だったこともあり、車庫入れしながら何か生きた心地がしなかった…。
ホテル遊戯編
命からがら駐車をした後はチェックイン。
『やっとホテルに着いたねん!』
荷物は先に部屋に届けられていました。
テーブル。
部屋はこう。
チェアーとデスク。
ベッドはダブル。
基本は二人部屋です。
わけあり&オフシーズンなので格安でした。
『なんだか、広くて凄い部屋なのだ!』
アメニティーチェック!
『ポットにはお湯が入っているのだ!』
『お茶と急須があるのだ!』
『既にお湯が沸いているのだ』
結構心強い。
『冷蔵庫は空なのだ!』
有料の先客がいることもままある。
『ウェルカムのお菓子があるのだ♪』
大体、アメニティーのお菓子はホテルの売店でお土産物として売られている。
オリーブの枝の輪がある。
ドアに掛けておくものだと思うが、半年間鞄に入れっぱなしにしてしまった…。
続いてお風呂チェック。
アメニティが充実している。
次はベッド。
『枕が二つあるのだ!』
枕ハーレム状態のラダマ。
『どっちにするか迷うのだv』
そしてこの人が現れた。
何とこのボスキャラみたいなロングコート、足首まで隠れるので下は素体なのだ。
着付けが楽な分、一瞬で脱衣も出来る。
なので鮮やかなタッチダウンも決められる。
ラダマ『ギャッ』
今度は弟だ。
『愚兄が。日本全国何処に行ってもサカりおって』
お前も似たようなものだ。
まず気になるのが眺望。
『なかなか良い眺めではないか!』
早速表に出ようと思ったが、
『………』
開かない。
『填め殺しではないか!』
隙間ぐらいは開けられた気がする。隙間だけ。
ちなみにこの部屋、どのあたりが曰く付きかと言うと、構造上柱がベッドのある部屋の窓を塞いでおり、窓も海に対して斜め向きについているので、完全なオーシャンビューではないのだ。
『………』
なので安い。
でもまあ、部屋は広いし、テーブルからは湾が見渡せるのでなかなかの眺望である。
デメリットは日没が見えないことぐらいだろう。
何やら感慨深そうに外を見ていたが、
前方にコゲ発見。
『そう言えば腹が減って来たな………』
オリーブ園の醤丼以来、何も食っていない。
また襲われた。
カノン『丁度良いところに黒糖がおるな!』
デフ『またか貴様!いいかげんにしろ!』
日本全国、どこへ行ってもサカりまくっている点では兄と全く変わらない。
食っているのかやっているのか、編集している方にもさっぱりわからない。
カノン『やかましい!お前のその色が誘い受けなのだ!』
食い物を連想させるらしい。
傍目には戯れているようにしか見えない。
アスプロスもどきのお兄ちゃん登場。
アス『な!』
けっこう衝撃だったようだ。
二番目だの模造品呼ばわりしているが、結構心配性。
アス『ろくでなしの海将軍崩れが、よくも俺の弟を………!』
そう言うこいつは冥闘士崩れ。
-中略-
兄弟喧嘩。
アス『この大馬鹿ものが!付き合う相手を選べと言っただろう!こんな海闘士崩れのろくでなし、俺は認めんぞ!』
デフ『やかましいわ冥闘士崩れが!貴様に指図される筋合いないわ!今更兄貴面すんな』
喧嘩している足下では、
『………』
見事に叩き伸ばされていた。
今度はアイコ登場。
『………』
その視線の先には、
輝火。
何で同じパーカーなんだよ………。
輝火『………同じパーカーとは、奇遇だな』
ぶち切れた。
アイコ『馬鹿野郎ふざけんなこの窓際冥闘士!またキャラが被っちまうじゃねえか!』
キャラが被るどころか、漫才コンビにしか見えない。
ネタ合わせしたとしか思えない。
アイコ『折角被らねえようにパーカー着て来たのに、なんでお前も着てるんだよ!』
輝火『…いや、温かそうだったから、つい』
野郎同士ペアルックだなんて。
ミーノス『…まさか貴方達、そこまで…』
アイコ『まて、ミーノス、誤解だ!』
輝火『そこまでって、どこまで??』
漫才コンビになる域まで。
WSTではアイミと言われてすっかり久しい。
(…まあ、どっから見ても漫才コンビにしか見えませんが)
しかし、笑いに厳しいミーノス。
(しかし、連中程度では笑いのエンターテイナーとしては完全に落第点なので、タダのペアルック野郎が良い線でしょう)
腹の中はもの凄い辛口。
今度は更に聖闘士どもまで到着した。
今回の聖闘士混合率は半端じゃない。
『混ぜもんみたいに言うな』
どっから見てもコント。
一体何体持って来てるんだよ………。
冥闘士としては、聖闘士が殖えると何かとやり辛い。
一方、叩きのめされても懲りずに戯れていた。
デフ『…まったく、お前は懲りんなあ』
流石、スカーレット・ニードルを14発喰らって発狂しなかっただけある。
デフ(この状況からしてなんか狂ってるだろ)
カノン『…そう言えば、バレンタインが近くあるなv』
さりげにチョコの催促。
後方注意。
『おのれ、懲りもせずに…』
双子座類はさて置いて、室内モードでお寛ぎのミーノス様。
そこそこのホテルではこのワイン遊戯が定番になっている。
君の瞳に乾杯状態。
『そこそこの宿だからこそ出来るのです』
民宿だったら影も形も現さない。それがWSTミーノス。
ここでまた双子座。
『…さて腹が減ったので』
『晩飯とする!』
何と焼きそばだ!
レストランで食べようと思ったのだが、ほんの5000円だったので敢えなく撤退、で、ホテルの外に買いに出るのも面倒なので、売店で買って来たのだ。
これでもほんの260円…。
買いに行く手間を考えたら安いか…。
お湯はふんだんにある。
『こう言うのは通常、夜食向けだがな』
人が折角ワインを嗜んでいると言うのに、カップ焼きそばだと!?
ミーノス『貧乏人ども!恥を知れ』
まずは管理人が瓶で殴られなければならない。
………。
実は、この人も空腹だったりする。
ハデスの軍門に下る時のように下手で交渉。
アス『その焼きそばを、分けては貰えんか?』
カノン『笑止!貴様に与えるぐらいなら、犬にでも食わせてやった方がまだマシよ』
ろくでなしと罵られ叩きのめされたのだ、カノンが拒絶するのも無理もない。
アス『勿論、タダとは言わん』
その交換条件とは、
アス『この兄の許可付きで、弟を好きにして良い』
デフ『俺かよ!』
こんな条件に引っ掛かるかと言いたいが、
これがあっさり引っ掛かるのよ。
アス『流石は海闘士に落ちぶれる器。単純よのう』
どっちもどっちです。
所詮弟は取引材料ですか、お兄ちゃん鬼畜だ。
デフ『この愚兄!テメー!この外道!』
アス『既に人ならぬ道を行く身だ。好きに言うが良い』
言っていることは格好良いが、やっていることのスケールは小さい。
すっかり腹を満たした。
後ろの爽健美茶黒冴の瓶が何とも言えない。
『俺は爽健美茶黒冴が好きだがな』
しかし、どう味わってもウーロン茶だあれは。
腹も満たしたことだし、
そろそろ弟を救出しておくか。
『交換条件にはしたが、無期限で許可した訳ではない』
どうやら、食事中のみ自由にして良いの条件付きだったようだ。
海龍カノン、叩き伸ばされるのは本日二度目。
アス『弟よ、貞操は無事か?』
一応、恩は売っておく。
得物をしげしげと眺めるコゲ。
デフ『良くこんな得物見繕って来たな』
ホテル備え置きのペンがぴったりだったのだ。
デフ『貴様には助けられたので、礼をせねばならんな』
何だか顔がおっかないコゲ。
アス『フ、礼には及ばん。それから、俺のことを貴様と呼ぶな』
礼には及ばんと言われたが、
デフ『遠慮せずきっちり受け取れ』
結局このオチ。
誰が見たってそう思う。
アイオロス『業が深いな、お前等…』
この人に言われたら立つ瀬がない。
業が深いのも双子座の性。
(…俺がシジフォスだったら、辞退せず教皇になるわ。こんな奴に任せてはおけんだろ)
この人に言われたら…
その後ろには弟。
アイオリア『全く、晩飯ぐらい仲良く食えんのか』
何とここでも弁当持参だ。
必死の攻防が続く。
ミーノス『この貧乏人ども…!』
アイコ『落ち着け、落ち着けミーノス!』
三人揃ってお笑い芸人だ。
アイオロス『でも、ちっとも面白くないぞ』
結構辛口。
散々遊んだ後は温泉遊戯だ!