2011年マイスどものクリスマス馬鹿遊戯大会
キャンドルサービスも終わり、パーティーも終盤になりました。
もう後はケーキ遊戯しか残っていない訳だが…。
クリームネロネロだが、そんなに露骨な描写もないので本館に掲載。
それにしても見事な焦げっぷり。
キャンドルが終わればケーキに用は無し。
パンドラ『…では、夜も遅いのでこれにてお開きとする。後は各自好きにするが良い。それでは帰りましょうハデス様』
ハデス『うむ』
パンドラ&ハデスが立ち去った後は、
恒例の「好きにして良いタイム」だ。
『…………』
何だか目の遠い双子座類。
終始射手座の膝の上で固まっていたが…、
逃げた!
『好きにされてたまるか!』
自分はラダマを好きにするが、その反対は嫌なようだ。
当然、
アイオロス『待て!逃がすかぁ!』
ケーキ遊戯愛好者なので捕獲する気満々だ。
サガ『待てと言って待つものがいるか!』
捕まえたと思いきやスカーフだったが、教皇服を掴んだら今度は脱皮した。
脱衣は十八番。
これぞ肉を切らせて骨を断つ。
だが、どう見ても自ら墓穴を掘っているようにしか見えない。
墓穴ついでにこれ。
パンドラ『冥界謹製の贈呈品が逃げるな馬鹿者』
なんと、パンドラ様が戻って来た。
Pandora is back.
パンドラ『お前は冥界からの贈呈品として聖域に献上された身なのだ。お前が逃げたら他に贈呈品を用意せねばならんだろうが』
確かに、そう言う約束でした。
アイオロス『おお、どなたか存ぜぬが助太刀感謝する』
お前、パンドラ様の顔を覚えてないのか!
サガ『…それ以前に私は聖域産なのだが、その辺りはどうなのだ…?』
パンドラ『その点については心配するな。ことの顛末は女神に報告しておいてやる』
それが意味するものは…。
ともあれ。
気が付いたら素体姿の射手座。
アイオロス『つまりは冥界公認と言うことだろう』
その射手座の後方注意。
冥界公認とは言え、パンドラがいなくなれば無礼講。
ラダマ『調子こくなやコラ!』
想定された事態ではあるが、ここで痴話喧嘩勃発。
ラダマ『公認でも俺が認めるかい!サガに手を出すな!』
輝火『いや、だからってケーキに突き落とすのは根本的解決になっていないんじゃないかな』
サガ『惚れ直したぞラダ。もっと言ってやれ』
まず自分のことを心配しろ、サガ。
そんなことでこのハイパーポジティブガイが挫ける筈がない。
このクリーム塗れ。
アイオロス『…とは言え、俺は絶賛ロスサガ派だ。こればっかりは止められん』
サガ『…そこは理性で何とかせんか』
お前が言うな。
繰り広げられる痴話喧嘩に周囲のギャラリー閉口。
サガの脱皮した教皇服を被っていたAPラダ。地味に受難だ。
喧嘩好きのアイコに至っては観戦を決め込んでいる。
APラダ『………』
後方注意。
ラダマ『お前がロスサガ好きなのは否定せん。うちに双子座は仰山おるから他の奴にせえや!何でそいつやねん!顎の尖った聖衣の動きのええ奴とか、黒いのとか冥闘士のとかおるやんけ!』
アイオロス『残念ながら俺が好きなのもこいつだ。俺だって、サガだったら誰でも良い訳ではない』
サガ『そうだアイオロス、好き嫌いや選り好みはいかんぞ』
自分の状況を心配した方が…。
痴話喧嘩なんか聞いてて楽しくないもんな。
APラダ『何かめんどくさいから、お前もケーキ遊戯に参加しろや』
ラダマ『!!!!!』
確かに、痴話喧嘩は見ている方も編集いている方もめんどくさい。
APラダ『はっはっは、じゃあなカアチャン、達者でな』
投入と同時にホールドされているラダマ。
ラダマ『こら!ヒマワリ頭!何さらす』
サガ『何だか良くわからんが感謝する』
クリームで頭冷やせと言いたいが、更にカオスになっているようだ。
アイオロス『ちょ、そこどけ!』
ラダマ『させるか!』
輝火『ラダマン、グッジョブ』
いい加減痴話喧嘩の見物に飽きた他の三巨頭。
APラダ『…じゃあ、好きにして良いみたいだし、二次会に行くか』
ミーノス『ですね』
輝火『その前に着替えて来て良いか?』
アイコ『バカ言えお前、その姿に決まってるだろ』
そう言えば、冥闘士サガの姿が見えなくなっているが、
こんな事になっていた。
カノン『……………』
こっちも見事に逃げ遅れておんぶバッタ状態。
二次会行き先を絶賛審議中の三巨頭ども。
APラダ『取りあえず白木屋にでも行くか?』
輝火『お腹いっぱいだし、もう、何時もの高架下のおでんで良いんじゃね?』
アイコ『またあそこかよー』
ミーノス『なかなか美味しいですからね、あそこ』
カノン(…おでんとかどうでも良いから助けろ冥闘士ども…)
多分無理。
一方、
こっちは絶賛混乱中。
サガ『おのれ!私のラダに手を出すな!』
持ち前の独占欲でラダマをガード。
ラダマ『ちょ、違う違う違う』
甘甘どころではない。
アイオロス『じゃ、お前は良いんだなv』
サガ『え?私?』
ラダマ『気付よお前!』
泥仕合ならぬクリーム試合状態。
ラダマ『…あっかーん!』
アイオロス『冥闘士風情が邪魔するでない!』
大いに聖闘士目線発言。
ラダマ『何を!聖闘士風情が…!!!!』
痴話喧嘩の極み泥沼状態だが、現状クリーム沼状態。
サガ『おのれ!聖闘士風情に私のラダは渡さんぞ!』
どうしてもこの人だけテンポがずれる。
ラダマ『お前のことで揉めとるんじゃ!』
アイオロス『…お前も聖闘士だろ…』
情け無用のガチンコ泥(クリーム)試合状態だったが、
『……………』
クリーム、固くね?
あんだけ揉めてるのにちっとも崩れない。
通販なので冷凍状態で送られて来るもんなあ。
中身の構造が余りにも気になるので喧嘩中断、ちょっと調べてみた。
ラダマ『…もしかして、全部クリームかいな』
サガ『フルーツがないのは少し寂しいな』
それだと日保ちしない。
で、スポンジを掘り当てた。
ラダマ『お、スポンジがあるで』
アイオロス『それにしてもクリーム固いよな』
ラダマ『まあ、通販やし…』
更に掘り進めると、
またクリームだ…。
実に70%以上がクリームで構成されているんじゃないかと思うこのケーキ。
輪状のシュー生地の中にクリームなので、プールに見える。
サガ『こうして見るとまるでクリームのプールのようではないかv…少し固くはあるがな』
ラダマ『ま、そう言われてみればそうやな』
その無邪気さが仇になることはある。
ラダマ『…………』
アイオロス『……………』
ガード!
ラダマ『…させるか!』
アイオロス『邪魔するな三巨頭!』
情け無用の野郎どもの泥仕合。
ここで逆転!
サガ『…だから、貴様に私のラダは渡さん!』
何とラダマに抱きついてガード。
ラダマ『…だから、それちっがーう!』
そのまま、まんまと後ろから抱きつかれた。
隙あり。
アイオロス『ところで、後ろががら空きだぞ、サガ?』
サガ『私の貞操一つでラダを守れるのならば、安いものだ…』
ラダマ『いや、全然良くないからそれ!』
-以下、無限ループ-
完全カオスのまま幕を閉じたケーキ遊戯大会。
そう言えば、海龍カノン達はどうなった?