WST in Guam Island

一夜明けないで朝。

帰郷編

ほぼ仮眠と変わりのない形で居眠りをして午前二時頃に起床する。

『国際線は2時間前空港集合は最早常識』

そしてお部屋のチェック。

『忘れ物、なし!』

そして枕銭セット。


『ではさいならや』


一週間ありがとうスイートルーム。
円高とは言えこれが一泊5,600円とは安すぎだ。

申し込んだツアーでは空港までの送迎付きだったので、チェックアウト後送迎の車で空港まで向かった。
で、何時チップを渡していいかまごついていたらドアボーイの人に『渡せ!渡せ!』と言われて慌てて運転士さんに渡した。
日本人にはチップ文化はよう分からんし、出来ればスマートにチップを渡せるようになりたい。

這々の体で空港に。

どの辺が這々の体かと言うと、チップ譲渡以外に牛乳を無理矢理飲んだために腹を壊したからだ。
最早トイレは友達。
何やってんだ…。

出国審査はよく覚えていない。入国は強烈だったが出国はさして厳しくなかった模様。
そして、チェックインカウンターで荷物を預けたところ栄光の50ポンド(約22kg)越え。重量超過した場合は超過料金が必要ですと言われたが、その超過料金はほんの200ドル…。
聞き間違いか。それタダの罰金やん。

なので慌ててスーツケースから水だのジュースだの出して重量を押さえ込んだ。
水だのジュースだのは機内持ち込みにすればいいやと思っていたら、ものの見事保安検査で没収されて棄てられた。うわ、何このコンボ攻撃…。
恐るべき液体持ち込み100ml以下ルール。何もかもこんな規約の元を作ったテロリストが悪い。

そして今度はボディーチェックだが流石アメリカ、チェックが厳しい。ゲートだけでなく金属検知器を当てられて、上に着ているジャケットを脱げと指示される。
そのとき私はパーカーを着ていたがそれも脱げと指示される。
困った。パーカーの下はババシャツだ…。金属検知器を持った女性職員が戸惑う私からパーカーを脱がそうとジッパーに手を掛けたが、肌色のババシャツを目撃して何かを察したかのように脱がなくていいと見逃してくれた。そのかわり金属検知器はこってりと当てられた。
事実上下着のババシャツ姿になるのは可哀想と思ったのか、それとも肌色だったので裸と思われたのか。今となってはわからない。

教訓、アメリカでの保安検査を受ける際はジャケットやパーカーの下は脱いでも恥ずかしくない格好をしていこう。

当然これだけどたごたしたので鞄の中のマイスなど構っている暇などない。

搭乗機は7:20分発の関空行き。

そうこうしている間に飛行機到着。

我らがコンチネンタルだ。


夕日が奇麗だったので今日は晴れかなと思っていたが雨のようだ。

夜中の二時起きだったんだよね…。

『………着替え損ねたわ………』


『さらばダグアムの地よ、何時の日かまた来よう…』
折角かっこいい事言っても全くサマにならない。


『馬鹿め。色惚けしているからよ』
全くだ。


早朝の空港で人がいないからとやりたい放題。

『でもな、監視カメラにはばっちりと写ってるで。お天道様はちゃんと見てるねん』


でも撮り放題。
『ああーこれでグアムともお別れやなあ』


と、言う訳でいよいよボーディングの時間がやって来た。


外は雨。一過性のスコールなのかそれとも一日雨なのか。


そして飛行機は一路西へ。
空に映っている大きな目玉は妖怪…ではなくカメラのレンズです。

早朝置きだったのでフライト中は機内サービスも受けずに爆睡していたと思う。

そして関空到着。

関空も曇り空だ。


着陸後、機体は駐機場へ。

その後、回転寿司で荷物を受け取って入国審査。
入国審査は顔を見て判子押して終了だった。発の海外旅行、ビギナーズラックなのでこんなものだ。
そして税関という海外旅行者、海外へ荷物の発送をした人間が避けて通ることのできないシステムに遭遇する。

税関申請書という書類を機内でもらっていたが爆睡していたため書くことが出来なかった。
なので、税関の備え付けの台でぼつぼつ書いていた。
『規定量を越えるの酒タバコはないか?』書いてあるが、どっちもやらないのでこれはノーで良い。
そして『貴方は現在、大麻、阿片、覚醒剤、合成麻薬を所持していますか?』とも書いてある。
身に覚えがないのでノーでOKだが、そもそも薬物を持っている人間が素直に書くのかね?と思っていた。
だがこれ、後日世界まる見えで見たが、薬物の所持が発覚した時に税関職員に『貴方は嘘の申請をしましたね』と入国を拒否する材料に使われるのだ。バレたらの話。

そして『米国内(グアム・ハワイ含む)で購入した牛肉製品(ビーフジャーキー含む)を保持していますか?』と書かれていたのでそこは大真面目に『はい』と書いた。
実際、Kマートで買って消化しきれないジャーキーが鞄に入っていたし、酒やタバコ、薬物に較べたらビーフジャーキーなんて大したものでもないだろうと甘く見ていたからだ。

それで税関を通ろうとしたら、『ジャーキーを出して下さい』と言われ、鞄の中の明けさしを真面目に出したらまんまと没収された。
罰則はないがまさかの没収で狼狽えた。狂牛病対策に牛肉は輸入禁止措置が取られているし、たとえ個人でも一切の持ち込みは禁じられているのだ。
『それは日本への持ち込み可能と書いてある奴ですよ』と伝えるも、『現地ではそうでも日本ではいかなる牛製品も持ち込みできない』と返された。これがアメリカと日本の認識の差。
ただし、この場で全て食べて消化したら没収は免れるという。
とは言え、税関の端っこでジャーキーを食べる訳にも行かない。所詮は開けさしなのでもう良いかと素直に渡して税関を後にした。

黙っとけば良かったのでは?と後日暫く悶々とした。

税関の外は関空ロビー。

ただいま、関西国際空港。

何か色々と疲れたので早々に家に帰ることとする。


リムジンバスで梅田まで向かい、そっから地下鉄で淀屋橋まで行って京阪で帰るのだ。


淀屋橋の図。

そして帰宅、

『うはははは!何だその格好は!お前、国際線をバスローブで乗ったのか!』
『やかましい!朝早すぎて着替える時間がなかったのだ!』
『嘆かわしいことだ。恥を知れ』
サガ、お前が言うな。

以上、WST初の海外進出グアム編でした。
総評としては、初めての海外でレンタカー以外何のプランも建てずに行ったので結構ダラダラと過ごしすぎてしまい、旅行の内容がつまらなかったこと。正直、旅行記の編集も後半かなり苦痛だった…。
サイパンやロタに行くか、現地のツアーに参加しても良かったと思う。

ともあれ、これが布石となり、海外への抵抗を無くした管理人はその貧弱な英語力のまま翌年突然ギリシャ行きを決意するのである。
2012年のギリシャ旅行はこちら。

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