翼竜&双子座兄弟+α in 丹後-北陸旅行記

去る2010年6月中旬、管理人は突然の思いつきで天橋立&北陸行きを企画した。
仕事上がりから京都駅に向かい、京都発の京丹後行きの特急に乗って天橋立に行き、天橋立を観光した後福井県は芦原温泉に移動.帰りはサンダーバードで京都まで戻ると言うプランである。
思い立ったら即宿を検索・予約。ネットって,便利。
これもシーズンオフならではの荒技。トップシーズンにこんな真似で来ません。

次の日には天橋立行きの特急のチケットを買い、いざ京丹後地方へ。
…その二ヶ月後、特急の半額で天橋立に行ける高速バスの存在を知る事となる。

出発・山陰・北近畿丹後鉄道線編

旅の始まりは京都駅から。

18時30分の特急はしだてに乗るため仕事場からバスで京都駅まで向かう。

嵯峨野でお馴染み山陰線の31番ホームから出る。

我らが特急『はしだて』号。

『まいづる』じゃねえか!と突っ込みたい諸氏もおられるだろうがそこはそれ、何とこいつは宮津辺りで『天橋立行き』と『舞鶴行き』にぷちっと分離するのだ。
わざわざ天橋立まで行って折り返したりせず、宮津辺りで車両を切ってしまう辺りに男気を感じる。あ、JRなら茶飯事か…。

昔山陰線を利用していた時代、これらの特急は羨望の的でした。
ダイヤの内の実に1/3はこれらの特急系。
ジャストタイムに二条駅に入ってくるのがこいつら特急系。
特急で京都まで1駅だと言うのに乗ろうとしたら特急券をせしめるこいつら。
いっその事二条に停まらなんだらこんなに気を揉む事はないのになあ。
まあ、あそこには地下鉄東西線があるし、二条城があるし…。

そんな昔の事はどうでも良いので乗車。

さすがシーズンオフ。
このがらんがらん。
特急の予約時に『窓際が良いです』と行ったあれは何なのだ?

だからこんなの涌いて来る。

『…採算取れているのかJR、北近畿丹後鉄道!?』
これは俄に心配になる。

………。

『……まさか特急銀河みたいな悲劇はやめてくれ…』
心配したくなるガラガラっぷり。

心配するゴゲを他所に特急は丹後地方に向けて出発。

ちなみにこの『はしだて』は天橋立まで直通でしたが、福知山止まりの特急もあるので場合によってはそこから北近畿丹後鉄道の在来線への乗り継ぎが必要になります。
『…時間帯によっては死活問題だぞ』

天橋立への所要時間は大体二時間ぐらいだったと思う。

なじみ深い保津峡・亀岡を越え、電車は綾部へ。

綾部以降北は管理人未踏です。

興味津々に車窓を覗くコゲ。

そして、電車は福知山の近くの大江に到着。

大江山と言えば鬼伝説で有名ですね。

大江駅とコゲ。

大江の鬼。

二時間と言えば、のぞみの京都-東京間に匹敵するなあ…。

退屈そうな大江山の鬼。
『…一体何時になったら着くのだ?』

ごろ寝する大江山の鬼。

『ここは大江であっても山ではないぞ』
一回ネタで大江山に行こうとしましたが、車がないと厳しいので断念しました。

横暴な大江の鬼。

『着いたら起こせ』

で、すっかり眠りこけるコゲを乗せて電車はいよいよ終着の天橋立駅に到着。
何よりも車両分割のため宮津で15分近く停車が痛い。
あと一駅なのになあ。

大江山改め天橋立の鬼。

『やっと着いたか』
どうやら無事起きたみたいだ。
この時間だと既に駅はガラガラ。

天橋立ホテル遊戯編

そして、改札を潜った辺りでこんなのが涌いて来た。

WST旅行記のフラッグシップ、こいつがいないと旅行記が始まらないとすら言われている海龍カノン。
今回も沿岸地なので当然の如く登場。
これが内陸地になると全く出番無しのノーコンになるのは最早お約束。

光の加減で何だか不思議な色と顔になった。
天橋立と私。
どんなイケメンマイスでも必ず撮ってはいけない光源と角度は存在する。
海龍カノンがイケメンマイスかとどうかと問われると微妙だが。

海龍カノンのイケメンレベルはさて置いて、

予約していたホテルに到着。
地図を見ないでもすぐ分かる、大型ホテルのすぐ隣でした。

チェックインおっとその前に、

ホテルのすぐ側には穏やかな阿蘇海が広がっていました。

思わずマイスを撮ろうとしたが、あまりに暗いので断念。
暗すぎるとピントが合わないのだ。

おとなしくチェックインする事とする。

部屋は,

トイレ無し、バス無しのシングルだ。
レイトチェックアウトならばこのぐらいの部屋が丁度良い。

ホテルに到着コゲ。

『…あまり部屋には拘らん』
こいつは正直洞穴でも良い。

一方、足下が気になるコゲ。

『浴衣は一つなのに草履は二つ…』
しかも、隣のホテルのだ。


『好きな方を履けと言う事か??』
多分。

クロコゲなんざどうでも良い!

何とここで海龍カノンの登場だ!

気になるのはやはり、眺望!

見事なフロント&駐車場ビュー。
…外観を見て分かる通り、三階建てだし予約時に部屋の景観など全く拘っていなかったのだ。
個人的にエレベーター待ちの時間が嫌いなので、普段泊る分には低い階の方が好みである。

全く意に沿わない結果におかんむり。

『何だこの景観は!人をナメておるのか!』
そう言う前に人にナメられない生活態度も重要だぞ!

双子座類わらわら。

こちらはアメニティーのお茶におかんむり。
『梅昆布茶がないではないか!』
知るか!

怒りをぶちまける双子座類の元に親玉が現れた。
誰が親玉だ。
『…私がこのホテルを選んだのが他でもない!』


『提携している隣のホテルの大浴場に無料で利用できるのだvv』
なので草履は共用なのです。

これがあれば景観も梅昆布茶もどうでも良いのです。

流石は影の実行委員。

と、言う訳で、

『早速入浴だ!』
この気合いの入りよう。

続きは次のページだ!

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