三巨頭&双子座類+α in 宮古島旅行記

散々な天気から幕を開けた多良間島編。
一日少し持ち直したが、その翌日は…散々だ。

室内遊戯編

一夜明けて朝、

またしてもこんな事になっていた…。
デフ『……………』
カノン『zzzzzzzz…』

シルエット同じのクロコゲカノンの何が良いのか?

デフ『…離せ!この大馬鹿もの!』
そんなんでバカノンは退きません。

破廉恥の極み。抱き枕兼齧り枕地獄。

カノン『…うーん。チョトス…』
デフ『オレは菓子か!齧るな!!!!』
どうやら色がいけないみたいだ。

ー中略ー

お出かけの支度をする多良間島の鬼。

『…さて』

足下はお約束。
『…………』
APラダ『何やっとるんだ貴様…』
全くだ。

さておき。

起き抜けからあんなお間抜け遊戯に勤しんでいただけあって、外はこの天気。
写真では分からんが風がごうごう鳴って雨がぱらついている。

さながら台風だ。

とても出かけられる天気ではないので…。


編集だ!

一方、

携帯で天気をチェックする多良間島の鬼。
携帯が使える鬼。…ハイテクな奴だな。

隣にパソコンがあるのにネットに繋げないので携帯でチェックする悲哀。

風速、7m。波、4m。

ほどほどにやる気をなくす天気だ。

『なんだつまらん』

で、

退屈なので黒糖を戴く。


共食いだ。

共食いだと?

『全く色が違うではないか』
黒糖扱いに抗議する多良間島の鬼。

すると、食い物の匂いに惹かれて何か出て来た。

カノン『腹が減った!何か喰わせろ!』
服は着ているようだ。
デフ『…寝坊で朝飯くいっぱぐれた奴が何抜かす』
そう言うクロコゲも危なかった。

袋の中に沢山あるのに奪い合い。

カノン『じゃかあしい!黙ってその黒糖寄越せ!クロコゲ!』
デフ『誰がくれてやるか!冗談は顔だけにしろ!』
顔パーツ共通でそれはない。

お約束と言えばお約束。
横暴の極み。
デフ『いだだだだだ!』
それ黒糖と違う!

兄貴が涌いて来た。

デフ『いだだだだ!離せ!』
カノン『うむ。なかなか堅いが良いダシが出ておるな!』
黒糖にダシもクソもあるか。

同じ顔で何やってんだ?こいつら?

サガ『…むう…、おぞましいわ…』
勿論助ける気ナッシング。

で、

APラダ登場。

その手に黒糖。

『…そうかカノン。そんなに腹が減っているのなら』

これもお約束。
投下。
APラダ『好きなだけ喰え』
クロコゲカノン、厳つい顔してマジ怯えだ。

八重山遠見展望台編

などと遊んでいたがゴロゴロしていても埒が開かないし、折角の多良間島なので雨が小康状態なのを見計らって外に出てみた。

ちょっとした嵐状態だ。

取りあえず、八重見の展望台が近場にあるので自転車でえっちらおっちら行ってみた。

雨は小雨ぐらい。

だが風は、

7m。

今年の始めに行った久米島程ではないが、突風とともに雨が叩き付ける。

プチ台風レポート状態。

結構気分は散々。

まるで虻の大群に襲われたみたいだ。

民族博物館を少し上に登ると展望台への入り口が見えて来た。
駐車場側より。


入り口はただの雑木林。

その雑木林に入ってみる。

トップバッターは我らがランドスケープナビゲーターAPラダ。

大層な横文字を使っているが、要はただのネタ探し。

『…ネタって、ただの雑木林だぞ』
早々面白いオブジェなど転がってはいない。

で、雑木林を抜けると、

まるでジャミールにあるような塔出現です。

『フォルムが全然違うぞ』


多良間島が誇る遠見台。
『八重山遠見展望台』です。


ちなみに古来より展望台として使われていたのがこちら。

石垣には目もくれずコンクリに登る。


ジャミールの塔と違って階段がある。

 

螺旋階段を登る。

…塔も似合うなAPラダ。

で、易々と塔の天辺に着くも、

写真に出ていないが、階段から出た途端凄まじい突風が吹き付ける。


『のおっ!』
凄まじい突風。本当に、15m〜20mぐらいあったんじゃないか??

風で水たまりが波打つ。
石垣島まで約60km。
ちなみに、多良間島は石垣島と宮古島のほぼ中央に位置するのだ。


…て、それどころじゃねえ!
その日の気温は20℃前後だが、風が強いので結構体感温度は低い。

さてここで、

高い所好きに切り替わった。
『軟弱者め!雨や風が何だと言うのだ!!!!』

そして、

『おのれー!!!!クソ忌々しい雨風め!貴様等のせいで全く泳げんではないか!!!!!!』
のっけから八つ当たり。

雨風が何だと言って、もろに被害を被っている人。
しかし、波4mは勘弁して欲しい。

『おのれ!!!!天候ごときがこのカノンを愚弄する気かーッ!!!!!!!』
天候がいちいちカノンに気を掛けるとも思わないし、人間が天候に翻弄されてしまうのも致し方ない話だ。

風上に向くとカメラに雨粒が当たる。

『ここまで来たのが全くの無駄足と言うことかーッ!!!!!!!!』
フラストレーション炸裂。

写真には全く現れていないが、海の方は凄まじい波がうねっていた。

あんな所で潜ったら、命が幾つあっても足りん。

不可抗力の叫びを上げるカノンを他所に、次のページへと続く。

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