冥界四/三巨頭+α in
兵庫ディスティネーション遊戯
『神戸三ノ宮・北野編』
気が付いたら三日目を迎えたマイスホテル遊戯。
今日は三ノ宮観光、その後赤穂に向かう予定だ。
爽やかなお目覚めのサガマイス。
『…む』
別に朝になったら消えてなくなってしまう訳でもない。
『とは言え、朝は苦手だがな…』
低血圧。
一方、
こっちは懇ろにやっていた。
サガ『三ノ宮ハネムーンも悪くはないな』
ラダマイス『もうちょっと良いとこ行こうや…』
とは言え、こいつはどこへ行ってもハネムーン。
また一方、
こっちはしっかりと掴まっていた。
カノン『気が付いたか?可愛い仔猫ちゃん?』
早朝遊戯もほどほどに、
ラダマイス『…チェックアウトなのだ』
起きるのがぎりぎりなので、常に時間ギリギリでした。
故にカットが少ない。
カーテン越しの光が眩しい。
今日も天気が良さそうだ。
で、チェックアウト。
ホテルの場所が場所なので、そのまま山の手の北のエリアへと向かう。
北野とは言え、閑静な住宅街。
何故に北野かと言うと、通勤がてら見る兵庫ディスティネーションキャンペーン、『神戸休暇』のキャッチコピーにまんまと乗せられたからである。
毎日見ているのだ。そのサブリミナル効果は絶大である。
迷わないために地図を撮影。
まずは関帝廟から攻めようと思ったが見当たらない。
その後、関帝廟は新開地の方が近いことに気付く。
お金の神様関帝にあえないのは残念だな。
ただの住宅街がこいつが出て来ると神戸と言う感じがする。
ボーダーシャツは伊達じゃない。
北野界隈も山の手、異人館界隈に近づくと観光客倍増、これ見よがしにオシャレな建物が続く。
スタバもこの風格。
これぞ観光地パワー。
こんな建物も。
GW中なのか、どこもかしこも結婚式でした。
『………』
山の手エリアよりも、ベイエリアの方が気になる様子。
神戸休暇遊戯は続く。
これがかの有名な風見鶏の館。
何故こんなにやる気の無いアングルかと言うと、ここぞと思えるところは人が一杯で撮れたものではないのだ。
昼前になるとメッカの巡礼かと言うほどの凄まじい人が。そうか、私を含めてみんなJRの広告に乗せられて来たんだな…。大体の人なんてまとまった休暇と言えばGWしかないわけだし。
デンマーク館発見。
やる気の無いカット。
何故こんなアングルかと言うと、言わずがな…。
写真には無いが、もの凄い人なのだ。
私も含めてどっから涌いて来た!
デンマークと言えば、あの方の故郷?だが、人がいっぱい過ぎてもうどうでも良くなったので写真だけ撮って後にする。
でも、
香りの館は気になるなあ。
10/30日は『香りの記念日』だし。
こじつけで入園。入場料700円なり。
中では近代オランダの調度品が展示されていました。
アール・ヌーボー調のランプ。
チェスにソファーセット。
それよりも気になるのが…、
ミニチュア。
寝室も公開。
こちらはメイドの部屋。
…が、一般家屋ほどの狭さを公開しているので、人が詰めかけるとすれ違うのもままならないほど。写真を撮ろうとしたら人がいるし、自分が撮ろうとしたら他の人が待っているし。
押されるとマイスが潰されるの可能性があるのでその分でも神経を尖らせるし、何より鞄がつっかえて邪魔だし。
不快度MAX状態。GWで人は多いのだから仕方が無いのですが、かなり辟易としました。
撮影が思うように行かずイライラする自分の心の狭さに…。
どの辺か香りか解らないまま、香りの館を後にする。
何となく山に続く道があったのでぶらぶらしていたらこんな看板が、
散策用の裏道らしい。
誰も人がいないので道なりに歩いていたらこんなところに出くわしました。
見晴し台とか言うやつです。
現地の案内地図にも書かれていない、誘導する看板も無いのでGWに拘らず、ここには殆ど誰もいませんでした。
私だって道なりに歩いて発見したようなものだからなあ。
ともあれ、撮影。
目前に広がる景色はこう。
無理矢理パノラマ。
山の手から都会に直結するのが神戸独特だと思う。
見晴らしの良い高台に出ると必ず現れるのがこれ。
『神だ!このカノンが大地と海の神になるのだーッ!!!!』
『アテナとポセイドンとハデスに変わって、全てを支配してやるぞーッ!!!!!そんでもってラダマンとのハネムーンはトルコに行ってやる!!!!』
何故にトルコ?
トルコだか何だか知らんが、
(ちったあ静かに景色を楽しめバカノン)
それは不可能だと思う。
で、見晴し台を離れて更に東の方へ。
その内、舗装された道路もなくなってきました。
立て看板にはこんな標識が。
二本松?
その看板の指す先には
こんな道が。
気が付けばすっかり林の中。
『神戸休暇遊戯と聞いた筈だが…』
『いつの間に登山になったのだ?』
参拝・観光のつもりがいつの間にか登山になるのはWSTでは最早定番。
オシャレなイメージの神戸休暇からはおおよそかけ離れる。
どっちかと言うとこいつは登山希望。
『ま、そっちの方が良いんでね?』
それにしても新緑似合うな。
人ごみにも疲れたので雑木林で休憩。
誰も来ないだろうと砂防のコンクリの上で座り込んでいたら、犬の散歩のおっさんとすれ違いました…。
30歳近くの女が砂防のコンクリブロックの上で一体何をやっているのか…。俗にいう不思議ちゃんと言う奴か。
かなり不審がられたのは言うまでもない。
なので、早々に引き返すことに。さて、このまま背山ルートを東へ行くか戻るか考えたのですが、新神戸まで言っても仕方がないので引き返すことにしました。
引き返しがてらもう一度、えい。
グリフォンのミーノス様、神戸休暇モード。
そのまま北野エリアへ引き返し、人のいない路地を探して撮影続行。
ウエスタン調で纏めてみました。
あみだくじのように蛇行していたらこんな看板が。
さっき入ったのもオランダ館だがまた別物らしい。
何となく下の文字が気になる。
極めつけは、
あと一・二文字足りない…。
何か足りない感を覚えながらうろうろ。
こんなオシャレなレストランがありました。
『一度入ってみたいですね』
GWなので人で一杯ですよ。
更に、
こんなに可愛らしい小屋が。
何かのお店なのでしょうが、閉店中でした。
…ちょっと入りたいぞ。
そして、
雑貨屋さん発見。
外から見て何となく気になっていたのですが、なんと、ミニチュアを扱う雑貨屋さんでした。
ソファーだのベッドだの家具などが沢山。
でも、マイスサイズには少し小さいのだな…。
悶々としながら店を去る。
しっかし、もの凄い急勾配だよなあ。
ベイエリアはうんざりするほどカノンだが、こっちはひたすらにミ様が続く。
何故なら、他の連中では神戸休暇の雰囲気が出ないからだ。
これぞミーノス効果。
ふとした窓の格子もオシャレ。
裏路地うろうろラダマイス。
『オシャレと言うか、牢獄みたいな窓なのだー』
管理人の語彙の貧しさをそれと成しに指摘。
流石は北野界隈。
交番にも気合いが入っています。
『レンガ張りの交番やでー』
それはそうと、あみだくじ形式で西の方面を目指す。
ミーノスは辛うじて神戸休暇だが、こいつは下町徘徊記だ…。この差は何?
でもいいや、下町徘徊でも。
それはそれで風情があって。
たまに観光で来るならまだしも、住んでる人にはきつそうな坂だな。
これが階段になると長崎を彷彿とさせる。
異人館エリアを離れるといよいよ住宅街です。
元町方面を目指す。
下町徘徊。
細い路地が入り組んでいて結構面白いのだ。
結構長閑。
もうこの辺まで来るとどこの住宅街でも撮れてしまいそうな写真である。
わざわざ神戸に来て撮る必要あるのか?と。
ともあれ、
蝶々と戯れるAPラダ。
『お、蝶々v』
いかん、オレとしたことが、
『蝶々と戯れている場合ではなかったな…』
でも、ちょっと楽しかったりする。
ここまで来た辺りで、
東西に延びる道が切れたので今度はベイエリアに降りようと思う。
山の次は海だ!