まだまだ続く御所撮影。
今度は北西エリアに進出だ。要は南北に突っ切っただけ。

七月の日差しと私。

端から見るとただの雑木林なのが退屈なんだろうなと思う。


何だかモデルの撮影会みたいだ。
ものはフィギュアだが…。


これぞ京都御所!ってカットも無いなあとしみじみ。
何せ、御所内は参拝は要予約だしなあ。

そこに、

シロツメクサならぬクローバー発見。


クローバーか…。


………。


『ちょっと四葉を探してみるか』
果てしなく無謀だと思う。


四葉四葉♪


四葉を探せ♪

こんなものにも驚かされる。

『花が回転しているぞ!』
多分、ルピナスの一種だったと思う。

で、四葉の方は…、

『見つからなんだ…』
最早それは運命なのか。

妙にストイック。

『ふん。幸福のクローバーなど所詮は迷信に過ぎん』
それを人はリヴァイアサンと言う。判りやすく言えば酸っぱいブドウ。

………。

とか言って、結構惜しそうだ。
(オレって結構幸薄いのかな…)

ご名答!と言うのは置いといて、

雑木林の間の芝生が見事でした。

…ま、いっか。

この単純さで彼は今までやっている。

開け治った辺りで、

御所遊戯には欠かせない皇居に向かってみる。
が、これ、景色が単調なのでピンと来ないと思うが、結構遠いです。
蜃気楼とか見えてるし、歩いても歩いても近づかないし。

あまりのだだっ広さにある程度人がいても最早疎らです。

『建礼門と私』
これでも私と建礼門の距離は結構ある。
ものがオートフォーカスのコンパクトカメラなので被写体深度と言う奴に散々泣かされました。
こう言う時マジで一眼レフ買おうかと思うが、そんなに大きいとカメラを片手で持てないし、恐らく三脚の出番となるだろう。大掛かりだがもの凄く良い絵は撮れると思う。
…しかし被写体がだな…。おまけに目立つし。

ともあれ、歩いても歩いても近づかない建礼門。

丁度四条烏丸から京都タワーに向かって歩いているのに一向に近くならない感覚に似ている…ってまた京都人にしか判らないローカルな譬えを。
『…もしかして、オレが近づいている分遠ざかっておるのではないか?』
あるいは向こうから避けられているかだ。

で、やっと到着。

こう見えても結構大きい。

到達!

バンザイのポーズがチビラダそっくりなのはここだけの秘密。

建礼門まで散々歩いたもんなあ。

『…フ、遂に御所の果てまで来たと言うことか!』

が、角を一つ曲がると、

これまた延々砂利道。

この展開にうろたえるAPラダ。

『何!門の向こうが更にあるだと!』
この裏がすぐ今出川だと思っていたらしい。そんな訳ないだろ。
ここは広大な京都御苑のまだ半分ぐらいにした過ぎないのだ!

…勘弁してくれ…。

だだっ広さに悄気るAPラダ。
皇居、恐るべし。

ふて腐れながら北へと向かう。

『…で、何時になったら今出川にたどり着くのだ?』
眉間のしわが象徴的。


ふとそこに、


井戸が。


縣の井と言うらしい。

接近を試みてみるが蓋が。

その名も『cution』
…それは伏せ字をせねばならないほどの脅威なのか…。

これに冥界三巨頭、おかんむり。

『cautionのaの字が抜けとるやないけい、ゴルァ!』
折角のコーションがキューションに。
でも何か可愛いぞ。キューション。

キューションも程々に…、

道を行く。
『経年劣化だが悪戯だか知らんが、cautionの綴りはだなあ…』
今なお拘っておられるご様子。

で、

やっとの思いで今出川門に到着。
これで御苑内の西側を南から北へと突っ切ったことになる。
ここまでに要した時間、約二時間。ご苦労様でした。

APラダin京都御所 『三日目』

延々続く御所遊戯。何せ毎日遊んでいました。

着るているものが前回と同じだ。

『暑っつー…』
今見ると爽やかだが、撮影当時は蝉の声が半端ではなかった。


相変わらず御苑内うろうろ。
暑さと日差しと構図の単調さにちょっと悄気ている。

光量条件は申し分無いのだがなあ。

その分影もきつい。

この時期はひたすら雑木林で絵になる構図を練習していました。

『その割に成果には現れていないけどなあ』

続いて、

宗像神社と私。
御苑内には様々な神社が入っています。


この辺りは珍しい野鳥が営巣しているそうなので、望遠レンズ付きカメラを持った方々が結構いました。油断大敵。

楓の葉とAPラダ。

カレンダーのカットでも使っていました。

本日はこれにて終了。

ありがとう宗像神社。良い絵が撮れたよ。

APラダin京都御所 『最終日』

APラダ御所遊戯も今日が最終日。
単調ながらも撮影はしていました。ええ、他にやることも無いので…。


相変わらずの雑木林。

で、奴は何をしているかと言うと…、

四葉のクローバーを探していた。
迷信だって前言わなかったか!


『見つからんのが腑に落ちんと言うか何と言うか…』
拘っているようだ。

ただでさえ幸薄いもんなあ。

『これだけあるのだから一枚ぐらい…。』

で、

見つからなんだ…。
この見事な悄気っぷり。

背中が哀愁だ。

で、APラダ一人を悄気させたまま御所ラダ特集はこれにて終わり。
次週担当のサガに引き継がれるのである。

京都御苑とは言え、普通に人形を被写体にしていたら公園も同然。
また、APまで動員してネタになるスポットも少なかったのも事実だ。この単調さとあの暑さなら編集に力尽きてお蔵入りも無理は無い。
で、次週の御所サガ・双子座カノン特集は枚数も無かったのでブログ中心のアップとなった訳です。
APラダはまだネタ体質なので編集に漕ぎ着けられるほどの構成にはなっていました。一週目の御所カノ特集なんか、一体どうコメント付けような内容だったりする。そう、週代わりだったのでまだあるのです…。

気が向いたら盛夏の宇治ラダマイス特集と同時にアップすると思う。

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