のっけから警告。
恒例のサガラダで下ネタです。嫌いな方は注意。
ラダマイスで下ネタかよと言う方も注意。
ギターで神速の指捌きを披露するサガマイス氏。
つっても弦が無いのでさっぱり分からんけどな。
それを見ていたラダマイス。
ラダマイス『…めっちゃ凄いなぁサガ。流石は聖闘士』
この『めっちゃ』って、関西独特のような気がする。
素直に聖闘士をリスペクトする冥闘士。
ちなみに中間管理職同名は健在、
ラダマイスのギターの腕は全く伸びていない。
ラダマイス『どうしてそんなに速く弾けるのだ?』
元は敵対するもの同士なのに、純粋に尊敬している。
サガマイス『…まあ、修行の賜物だな』
ラダマイス『…ふーん』
ラダマイス『で、今弾いていた曲は一体何と言う曲なのだ?』
待ってましたと言わんばかりにサガマイス、
『瞬間絶頂』
?
『は?』
それは曲名なのかそれとも…。
サガ『…つまりこれで愛撫を受ければ、
相手はたちどころに絶頂すると言う神速の指捌きなのだ』
そんな技を磨くためにギターの特訓を積むって、どうよ?
???
ラダマイス『…瞬間接着…?』
それは違う。
言っている意味が全く把握できていないラダマイス。
サガ『…まあ、口で言っても仕方があるまい。これは実践あるのみだ』
ラダマイス『はあ…』
サガ『こう言うのは身体で覚えた方が早い。直接試してやろう』
ラダマイス『???』
手取り足取り教えてくれるのかと思いきや、
ラダマイス『ちょ!待てサガ!オレはギターちゃうぞ!』
今の今まで気付かないこの鈍感さ。
神速で相手のズボンを脱がす技術、これぞパンツ職人。
ここで事実発表、
サガ『ギターはほんの練習台に過ぎん。今こそ瞬間絶頂の神髄を思い知るのだ』
そんなもののためにギターの…。
ラダマイス『ちょ、あかんあかんあかん…!』
が、
ラダマイス『…いい加減にせい!』
流石にキレた。
ちなみに瞬時にズボンを上げている。
純粋にギターを教えて貰えると思っていたのでこの行為に完全ブチキレ。
ラダマイス『オレはそう言う類いの下心が一番嫌いなんだ!
そんな姑息な真似せんと、やりたいならやりたいとはっきり言え!』
鈍感な分、裏切られるともの凄く怒る。
サガ『そうか済まなかった。ではやらせてくれ』
すんなり謝る上にいやにはっきりと言う。
2年近く付き合っていたとしても、触れてはならない領域があるものです。
ラダマイス『遅いわ!その下心と煩悩、今日こそ叩きのめしてくれる』
それにしても、2年付き合っておればサガの性質など大体分かってきそうなものだが。
案外、これが恒例の制裁なのかもしれない。
で、地味にピンチに陥ったサガの元に、
シスターカノンが助太刀に登場。
ラダマイス『…が!』
…で、
ラダマイス『…〜**…』
………。
あっさりノックアウト。
普段はいけ好かない弟だが、
サガ『…済まないカノン、今回はお前に助けられたな』
どうしようもない痴話喧嘩の失態を弟に見せてどうするサガ。
カノン『フ、礼には及ばん。それより…』
それより?
カノン『その瞬間絶頂の技を是非とも某にも伝授していただきたい』
一人称の面白い奴め。
サガ『…帰れ!これは門外不出の技だ!』
兄弟の遣り取りも去ることながら、床に転がっているラダマイスの処遇も気になるところ。
カノン『…そこを何とか』
サガ『帰れ!お前のような奴はきっとろくなことにこの技を使わん!』
技を編み出したお前もな。
尚もしつこく食い下がるカノン。
カノン『…ではパンツ職人の技だけでも』
サガ『帰れ!誰がパンツ職人だ!!』
それは認めてないらしい。
えっ、これで?みたいなオチ。…お粗末さまでした。