冥王ハデスVS三巨頭遊戯。

沖縄で長いバカンスを過ごして来た三巨頭達は、
出勤して間もなくこんなものに気が付いた。


何か夏休み明けみたいだな。
それは言わずと知れたアレだが、

目撃した三巨頭共、言いたい放題。

ラダ『何だこりゃ???新しい教皇の玉座か?』
ミノ『クレイジーなデザインですねえ』
アイコ『ぎゃははダッセー!こんなん座る奴の気が知れないぜ!』

言いたい放題言ったところで。

“無礼者!!!!”
三巨頭『!?』

冥王ハデス様の降臨である。

ハデス『余の椅子じゃ』
パンドラ『…フッ、お前達。随分と長い休暇ではないか』

が、冥王の存在を前にして三巨頭の反応は素気ない。

ラダ『…誰だ?アンタは??』
ハデス『だっ、誰だと…?』

この言葉に、パンドラ逆上。

パンドラ『このたわけ者、貴様、ハデス様のお顔を忘れたと言うのか!』
ラダ『お言葉ですがパンドラ様、我々が冥王と崇めるのは飽くまでも
文庫版15巻の最後に登場したお方のみ。
こんな青銅の小僧に憑依したまやかしになど仕える気など毛頭ございません』
パンドラ『むうぅ…』
一番痛いところを突いて来る。

そこでハデス、

ハデス『どうした訳か余にはお前が二人に見える瞬間があるのだが』
人の話を聞いているのか。
ラダ『それはただの幻覚です。取り敢えず、我らに指図したかったら
本当の肉体で我々の前に現れて下さい』
さらりと流して言いたいことを言う。
流石冥界の労組代表。


パンドラ『黙って聞いておれば!恐れ多くもハデス様がお前達冥闘士に
本来の姿をお見せする訳が無いだろう!』
それはタナトスの受け売り。
しかしラダマンも負けてはいない。
ラダ『それが冥闘士達の士気を下げる原因になっているんですよ!
本来の姿を見せない上層部のために命を懸けて闘う部下などいません!』
ちなみに従来版ラダなのはパンドラやハデスに面と向かって文句を言いそうな顔だから。
その遣り取りを他所にハデス、
ハデス『確かに余の眼には二人いるように見えるのだが…』
遣り取りを遠巻きに見守るアイコも何とも。

話はどこまでも平行線。
ハデス(取り敢えず余は疲れたから早く椅子に座りたいのだが…)

ハデス『良かろう!冥闘士どもよ、余の正体を疑うと言うのなら
その身を以て貴様等に判らせてやろう!』
ラダマンに散々手を焼いたパンドラ、
パンドラ『ハデス様、何か秘策でも!?』

その秘策がこれだ。

ソレント『ハデス殿、また私をお呼びですか?』
何故か海闘士。
気が付けばハデスお抱えの楽士だ。


ハデス『うむ、ここの巨頭共が余をまやかしだと言って認めおらんのだ。
お前の笛の音を持って懲らしめてやってはくれないか』
ソレント『それはそれは。ウチのジュリアン様だってポセイドン様に
憑依されているんですよ。この業界では当たり前なのに贅沢な連中ですね』
流石は海闘士。心得ている。
つうか、この業界って何だ??

ともあれ、ソレントの同情は得たようだ。

ソレント『じゃ、行きますね』
一応合図するのが行儀の良さ。
結局召還かよ、怪訝そうな三巨頭。


ソレント『♪〜』
アイコ『ぐあっ、頭が…』

ミーノスも脱落。
それどころか、

ハデス『ぐああ!頭があッ!』
またかよ!ハデス!


パンドラ『ハデス様!!!!』
パンドラもそうだが、一名応えていなさそうなのが。
ラダ『………』
ソレント(こいつの耳は特殊構造か…)

ムキになったのか延々続くデッドエンドシンフォニー。

全く効かない。
『………』
背後で地味に悶えるミーノス。


ラダ(…何なんだこの笛拭き男)
ネズミでも呼ぶのかな。
パンドラ『………』


パンドラ『…調子に、乗るな!』
ラダ『がっ!』
これぞ鉄槌。

ハデス云々よりも素で強いパンドラ。
取り敢えず三巨頭は沈黙せしめた。

ハデス『…ともあれ…、命が惜しければ以後余に逆らわんことだ…』
それを知らしめるため自らの命も危険に曝すハデスは偉大だ。
これには石頭のラダマンも、
ラダ『判った判った。何か知らんけど判った!』
それは判っていないと言う。
きっとラダの中ではハデス<<<<パンドラだろう。
そのパンドラはソレントと爽やかに挨拶を交わしている。
ソレント『では私はこれで』
パンドラ『うむごくろうであった』

ともあれこれにて一件落着だ。

パンドラ『以後、前にも増してハデス様に忠誠を果たせ。良いな』
ラダ『………』
『有り難き幸せ』は敢えて言わないへそ曲がり。
やっぱり納得していない。
ともあれハデスもやっと着席できて安泰だ。
ハデス『パンドラよ、もう良い良い』
取り敢えず着席できれば。

それどころか、

アイコ『あーあ、お前が妙なこと言うからこっちまでとばっちり喰ったじゃないかー』
ラダマン、孤立無援。
それは神話の時代からのお約束。
ラダ『いや、お前も憑依設定に納得してなかっただろ』

一巻落着序でに全員で記念撮影。

こちらはアッペン頭部モードで。
ハデス(やっぱり二人いるんじゃないのかラダマンティス…)
まあそれは、ここがWSTだから。

オマケ。

最後に2人ラダ。

最近何処にでも潜りたがるチビラダの図。
そこは…。
ラダ×2『あかんあかんあかーん!』


パンドラ『どうしたお前達?私に何か用か?』
ラダ×2『あっ…、いや…』
パンドラ『何だ?言いたいことがあったらはっきりと申せ!』
つうか、気付けよ!

…お粗末様でした。

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