『襲撃編』

注意:今後のアッペンラダ(以下APラダ)の行く末が思いやられるような内容です。
救いもオチもないようなネタが苦手な方は、見ない方が良いでしょう。

アッペンデックスとはマスクを外した状態のラダを、
より忠実に再現する為に作られたんじゃないかと思う。何処のレビューか忘れたが、
素体モードの頭は見られたものじゃなく、
ロクにオルフェとのシーンを再現できないともあったし。

しかしこれで心配無用、

このヘッドを装着するだけで、より忠実なラダマンティスの姿に。
これで安心してオルフェの胸もぶち抜けるし、ジュデッカで大暴れもできる。
確かに、マイス本来の顔はハデス12宮編のシーンは再現できても、
冥界編のイメージには沿わない。

ともあれ、これで安心してオルフェの胸をぶち抜き、挙げ句彼の背中で布団叩きもできる訳だが、
相変わらずWSTにはオルフェ不在。
ラダマイス#2『………』
再販待ちでまだ入手しておらんのだ。
折角大暴れできると思ったのに、
これで台無しだ。

なので、

ラダマイス#2『この際誰でも構わん!そこの青銅の小僧、貴様はオルフェに似ているな』
瞬マイス『ええ!?』


ラダマイス#2『所詮は敵!調度良いオレの拳の餌食となれ!!!!』
マイスネタ史上最も好戦的な言動ではないか。一方の瞬マイスはこの冥闘士の猛攻に及び腰だ。
瞬マイス『何を言ってるんですか?ちょっと待って、暴力は止めて下さい』
戦闘を好まないのは瞬の性質。だが、聞く耳持たないのもラダの性質。
ラダマイス#2『問答無用!死ね!!!!小僧!』

が、

パンドラマイス『ええい貴様!私の可愛い弟に何さらす!!!!』
瞬の危機を察してパンドラマイス見参。三つ又の矛が眩しい。
瞬マイス『ああ!やっぱり来てくれたんだね、姉さん!』
げに恐ろしき瞬の召還能力。
パンドラの登場にさしものラダマイスのたじろがざるを得ない。
ラダマイス#2『…パンドラ様…あ、いや、それは…』

どころか、

一輝マイス『誤解するな!瞬は正真正銘オレの弟だ!!!!パンドラ!お前に瞬は渡さん!』
あまり迫力のないドロップキックと共に一輝マイス登場。
ラダマイス、パンドラに詰め寄られたところを踏んだり蹴ったリだ。

ひっくり返ったところをその上、
ラダマイス#1『ハデス様の化身とも言えるパンドラ様の弟に拳を向けるとは、何たる狼藉!』
ラダマイス#2『が…ッ!!!!』
何と、ラダマイスがもう一体登場だ。


ラダマイス#1『狼藉者め!パンドラ様に成り代わり、このオレが成敗してくれる!』
やられているのもラダマイス、やっているのもラダマイス。
もう、何が何だか訳が解らない。


カオスワールドの隣では更にカオス。
隣の喧噪には目もくれず、名物の瞬争奪戦。
瞬マイス『ああ、僕の為に兄さん達が争うだなんて…』
しかしそう言う瞬の瞳の奥には優越感が光っていたり。

その隣では殊更カオス。

鬼かアンタは。このストンプはゼーロス以来の快挙。
情け容赦無い顔がラダマイス付属版の人相の恐ろしさを物語っている。
ラダマイス#1『パンドラ様の弟君に手を上げると言うことは、即ちパンドラ様に手を上げると言うこと、貴様のその行為は正しく謀反なのだ!』
このラダマイス、去年は蛙を踏まされていたが今年は何とラダマイスを踏んでいる。
因果なマイスである。

そこへふとパンドラ、

パンドラマイス『…お前、その言葉しかと本心から言っているのであろうな?』
ラダマイス#1『…は?…め、滅相もございません』
そんなの、ただの八つ当たりからに決まっているだろう。

登場早々踏んだり蹴ったりのアッペンラダ。
結構由々しい構図である。
そして、オルフェマイスがないのにラダマイスだけは無駄にあることを痛感。