冥界三巨頭集結馬鹿遊戯大会。

2006年11月某日、管理人はミノマイスを手に入れるため、
朝一番ヨドバシカメラに赴いた。
数ヶ月前から予約完売が相次ぎ、
果たして無事手に入るかどうか危惧されていたグリフォンだが、
その売り場は想像以上であった…。
押し合いへし合いもぎり合い。
やっとの思いで手に入れたミーノスは何と半分だけ。
まあその後、もう半分を見付けてどうにか買えましたが。

オモチャに描けるマニア達の執念(自分を含めて)を
目の当たりにした瞬間でもありました。
怖いなあ。人間の欲望って。

そんな異様な熱狂があった聖闘士聖衣神話も、
今では容易に手に入るようになったけどね。
今は昔、あの熱狂振りは嘘のよう。

ともあれ、折角苦労して手に入れたマイスなので、ネタ遊戯しない手はありません。

その一『巨頭集結編』


地獄を見たミノマイス氏。何のかんので中身は無事である。


で、ミノマイス入手まで箱入りでお預けだったパンドラマイスもこの日降臨した。

ともあれご挨拶。

『パンドラ様。魔星の導きにより、天貴星グリフォンのミーノス、ここに参じました』
『うむ』その序でに地獄も見てきたが。

続いては、

『同じく。天雄星ガルーダのアイアコス、ここに参った』
『うむ』

そして…、

『お初にお目にかかりますパンドラ様。
私は、アルファ星ドォウベのジークフリートにございます。
流石は冥界の巫女…、聞きしに勝る麗しさ』
『ジークフリートか…。良くぞ魔星の元に集ってくれた』
何か少し違うが、まあ良いか。

折角の美男美女の組み合わせなので少し絡ませてみた。
けっこう不埒である。


まあ何と言うか、色男である。

さて、色男との甘い一時から戻ったパンドラ様。

『…いかん。つい私としたことが…。
ハーデス様の元へ3人の巨頭が集結したと言うに』
自分でそう言う辺りが可愛いぞ。

で、

『遅れましたパンドラ様。三巨頭が一人、天猛星ワイバーンのラダマンティスでありま…』
『何だ、お前は?巨頭に4人目はおらぬぞ』
定員オーバー。遅刻は厳禁。


さて、魔星と言うかパンドラ様の元に3人の巨頭達が集まった。
当たり前のように後ろにいるのでラダはどうにかして誤解を払拭したようである。
パンドラ『…さて、魔星の元お前達巨頭達が集ってくれた訳であるが、
一つ気掛かりなものがある』


パンドラ『…あそこにいる薄汚い連中は何だ?』突如ジャージーズ発生。
ラダ『…は…、あれは…』早速説明を求められるラダは結構貧乏くじである。
しかも、どう説明して良いやら判らない。

こいつの説明では埒が開かんと思ったようで、直接抗議しに行った。
パンドラ『…お前達、こんな所で一体何のつもりだ?』
ジャージーラダ『何だ?まだ焼けとらんぞ。もう少し待ってろ』
またしてもイカを炙っている。


抗議するのかと思いきや、何となくその場に座るパンドラ様。
どうやら、仲間に入れて欲しかったようだ。★三巨頭そっちのけでジャージー三巨頭と酒を飲むパンドラマイス。が、彼女が未成年であることを3人ともうっかり忘れていた。

そして、

彼女が酒乱だったことも。
芋焼酎の瓶を掴んで突然絡むパンドラ様。
ちっとも驚いた様子でないジャージーミノ、ただ者ではない。

序でにビビるジャージー三巨頭クローズアップ。
『誰や、パンドラ様に酒を飲ましたんは!』

その二『我ら、冥界ジャージーズ』

ジャージーズにも新メンバーが加わり、ジャージーズ三巨頭へと昇格した。
しかも、最後のメンバーミーノスはヨドバ●カメラのオモチャ売り場で地獄を見た曰く付きである。


ミーノス『私は貴方がたよりも辛い思いをしているんですよ。
だから労って下さいね』ゴロ寝で煎餅を片手に同情を求める態度が以下にもミーノス。
ラダ『…辛い思いをしたと言うことが、必ずしも偉いとは限らんで』
まあ確かに。

そして一方アイコは、

煎餅を直接入れ物から取り出そうとしている。
『こら。勝手に喰うんじゃねえ』


だが聞く耳持たず。

そして、

アイコ『???あれ〜?腕が抜けない〜』
ラダ『阿呆!何やっとんねん!』煎餅を離せば抜けるだろうと思う。

その三『演奏会編』

自慢のハープの前で途方に暮れるパンドラ様。

『私のハープと共に演奏をしたいと言うに、オルフェはどこにおるのだ?』

ともあれオルフェを呼ばせようとするが、

『ラダマンティス!オルフェはどうしておるのだ!?』
『…は、それですがパンドラ様、実はオルフェは発売日を逃した為、再販待ちなのです』
しかし完全に苛立っているパンドラ様。
『何を戯けたことを!早くオルフェを連れて参れ!』
『いやだからさ。管理人のミスで入手し損ねたのでここに無いんだって。
そもそもオレ、オルフェ嫌いだし』
つられて苛々してきたのか、気が付けばタメ口。
『黙れ!そのような世迷い言を!』

取りつく島も無いラダマンティスに思わぬ助けの船が。

ミーノス。『フ…、まあそう言わずにパンドラ様、ここに素晴らしいものがありますよ』
『…して、それは何だ?』


『聖闘士の助けなど借りずとも、
このミーノス、パンドラ様の為三線の演奏を披露して差し上げましょう』
暫くお蔵入りしていた沖縄土産が今。

『お前…。いっぺん死ぬか?』
『…は?』当然却下。

その四『ネタバレ編』

ここで撮影小道具のネタバラシを一つ。
管理人はマイスでネタ画像を撮る手前、手がグーのままでは何かと不都合があるので、
ボー●スカスタマイズフギュアの手パーツを流用している。


630円が安いか高いかはその人次第。
だが、ボー●スネオEBの規格なので、マイスの腕にはそのままでは当然取り付けられない。
そこで、3.0mmのピンパイスで穴を拡げるのだ。
するとどうにか取り付けられるが、所詮規格外なので直ぐに外れてしまう。
しかし、撮影の間だけ耐えてくれれば良いので、私はこれで構わないのだ。


肌の色はベーシックなラダマイスに丁度合うので結構合わせ易いが、
いかんせん30cmフィギュアの規格なので手がやや大きくなる。
そして、気が付けばスリッパを履いている。


元から可動範囲の広い素体なので、ネオEBとのハンドパーツの組み合わせでポーズの幅が増える。
故に、フライパン一丁でパンドラ様とも闘えるのだ。

オマケに本題とは何の関係もない、そのころのジャージーズ同僚ども。

相変わらず煎餅を取り出そうと格闘するアイコ。
ミーノスも相変わらずゴロゴロ。

パンドラはともかく、戻ってきたラダマイス。

『…お前ら、ちったあ手伝え』
ごもっとも。


そして最後に撮影終了でくたばるジャージーズ三巨頭。

お疲れさまでした。