やっぱり灯が灯ってしまったクリスマスケーキ。


何とも言えない絵である。


キャンドルサービスに立ち会うなど、今年のラダ誕以来である。
間抜けな絵にならないように極力気を使っているのが伝わって来る。


(ルネマイスは一体何時出るのでしょうかね…)
キャンドルの光の前にすると人間、思索に耽ってしまうものだ。

で、大した絵も取れないままに火が消えた。

やれやれと思っているラダマイス。
恐らくガルーダの羽ばたきで消したに違いない。
ケーキがひっくり返らなくて良かった。


火を消したら後は早い。シュラマイスを早速再召還。
ラダ『…じゃあ、思い残すことも無いのでスパッとやってくれ』
シュラ『全く、お前らオレを便利屋だと…(以下略)』


シュラ『次から有料にするぞ』
言いつつ今回はタダにするシュラは結構お人好し。


で、両断。『おお!』


ミノ『ちょっと、プレートの辺りがまだ切れてませんよ。
一刀両断の筈ではないのですか?』
シュラ『…じゃかあしい。細かいことは放っとけ』
確かに、前回はセロファンまで両断したのだ。


で、また四等分。『おお!』どうやらラダマイス、ケーキと言えばカットにしか興味が無いようだ。


ミノ(で、プレートはまだ切られないままなのですが…)
板チョコを切るのは結構大変なのだ。


ラダ『よしでかしたぞクイーン。褒美に好きなだけ喰え』
シュラ『いやオレ甘いもの好きじゃないし。何度も言うけどクイーンと違うし』


二人で問答しているのを他所にアイコ、
アイコ『…ところでずーっと気になって来たのだが、オレ達何か忘れていまいか?』
ミノ『奇遇ですね。私もこのところずっと気になっていたのですよ』

察しの良い方ならとうに気付いていたと思うが、

パンドラ『お前達、この私を差し置いて勝手にケーキを切ってしまうとは何事ぞ?』
随分ご立腹の様子だ。
キャンドルどころかケーキまで切ってしまい、上司を忘れていたことに呆気に取られる三巨頭。
『あ』
あ、では無い。

その三『復讐編』

クリスマスパーティーの終盤まで呼ばれなかったパンドラ様。
その怒りは留まる所を知らない。


ぱんどらははしゃのつるぎをてにいれた。


『おのれ…この私を差し置いてケーキカットまで済ますとは…許さん!』
持ち手は逆だが殺気は満々である。


ラダ『お待ち下さいパンドラ様、まだケーキは残ってあります!』
そう言う問題では無いだろう。
パンドラ『黙れ!キャンドル点灯に呼ばなんだくせに!』
こう言うことがあるとすぐ槍玉に上げられるラダマンは結構貧乏くじだ。


パンドラ『ええい!食い物の恨みの恐ろしさ、身を以て思い知るが良い!』
ラダ『いや、だからまだ余ってるって…』
パンドラ『黙れ!その減らず口ごと斬り捨ててくれる!』
完全に聞く耳持たず。

で、這々の体でラダマンが持ち出したものは、

らだまんてぃすはおなべのふたをとりだした。
ラダ『落ち着いて下さいパンドラ様』
覇者の剣の前に太刀打ちできるかどうか甚だ疑問の防具だ。

そこにアイコ発生。

アイコ『うおすげー、塚原卜伝!!!!』
ラダ『馬鹿野郎お前、喜んでないで助けんかい!!!!』

更にミーノスまで。

ミノ『加勢いたしますよパンドラ様』
ラダ『うおミーノス貴様!裏切る気が!!!!』
裏切るも何も、同じ三巨頭と言うだけでそもそも味方だったか?
パンドラ『…次に成敗するのは貴様だ。覚悟しておけ…』
そもそも、ネギでは人は殺せない。

これが2006年クリスマスパーティーの全容である。
イブだと言うのに、一体何をやっているのか管理人。
今回のケーキはやや大きかった為か、なかなか三巨頭全員がファインダーに収まらなかった。
やはりテーブルの大きさもあるので小さいに越したことは無いのだ。
その上全員スタンド無しで執念で自立しているので誰かケーキに飛び込んでしまわんか、
かなりヒヤヒヤし、前回以上にスリリングな撮影風景となってしまった。
その割り撮影の結果には全く反映されていないが。
このままだとその内元旦編も組まれてしまいそうな勢いである。
年中行事に疎い筈ではなかったかDAWNよ。

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